BBSちゃんぷる - 海水魚とサンゴ飼育の話題




19.[>][x] メッジーナクロダイーヤ Re: 簡単なリン酸塩の除去方法 2013/6/20 13:54

大変参考にさせていただいています。鉄釘法はリン酸除去だけでなく,硫化水素H2S除去にも関係するようです。ネットで調べたことを記載させていただきます。またブログも始めました。こちらにも書いていこうと思います(http://blogs.yahoo.co.jp/megginakurodaiya)。
鉄の硫化水素除去効果

硫化水素除去剤 硫化水素バスター(PAT.P)
http://koki-corp.com/CCP043.html
・反応性が高い水酸化第二鉄懸濁した液状資材。
(wikipediaみると水酸化第二鉄というのは実際には存在しないらしい)

以下の論文もあるようです。
鉄添加により遊離硫化水素を汽水域底泥から除去する実験的手法の検討
http://www.cneas.tohoku.ac.jp/img/pu01/asia013/02.pdf
東北大学東北アジア研究センター
金谷  弦(Gen KANAYA )先生
菊地 永祐(Eisuke KIKUCHI)先生
以下一部抽出。
海水中には硫酸イオン(SO4[2–])が豊富に存在するため、底泥中における嫌気的有機物分解過程は主に硫酸還元過程によって進行し[Capone & Kiene 1988]、一般に次式で表すことが出来る[Howarth & Stewart 1992]。
SO4[2–] + 2 (CH2O) + 2H+ → H2S + 2CO2 + 2H2O
硫酸還元で生成する硫化水素(H2S;海水のpH では90%以上がHS– に解離、Vismann 1996)は、好気呼吸の電子伝達系に関与するチトクロームc 酸化酵素を阻害するため[Smith et al. 1977]、多くの海産無脊椎動物にとって強い毒性を持つことが知られている[Gamenick et al. 1996; Vismann1996]。
一般に、底土中で生成したH2S は底土中の鉄と速やかに反応し、難溶性の硫化物(例えば硫化鉄FeS)や原子状硫黄(S0)となり沈殿・無毒化される[Canfield 1989; Howarth & Stewart 1992;Giordani et al. 1996]。
HS– + Fe2+ → FeS + H+
HS– + 2Fe3+ → S0 + 2Fe2+ + H+
そのため、底泥中に反応可能鉄が豊富に存在する“健全な”海域においては、H2S が底泥中に遊離して蓄積することは無い[Heijs et al. 1999; Kanaya & Kikuchi 2004]。しかし、H2S 生成量が鉄による緩衝作用を上回ると、H2S が底泥中に遊離して蓄積するようになり[Heijs et al. 1999]、底生動物に対して強い負の影響を及ぼす[Gamenick et al. 1996]。


鈴木 & 志賀[1953b]は水田土壌の研究において、硫酸還元によりH2S の発生がみられる老朽水田土壌に種々の含鉄資材を添加することで、H2S を沈殿・除去し、その蓄積を長期間抑制しうることを報告した。

また、硫化鉄沈殿は不溶性であり[Canfield 1989; Giordani et al. 1996]、大型底生動物への毒性はほとんど無いと考えられる。実際に、鉄添加処理を行った砂を野外に一定期間設置したところ、10g L-1 の鉄添加処理は大型底生動物の加入個体数に有意な影響を及ぼさないことが確認された(Fig. 4)。

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