[微生物A]
海洋には非常に多種多様な生き物が存在しています。
それらを大きくカテゴリーに分類すると、魚のように水中を自由に泳ぎ回る「ネクトン」を始め、
水中を漂う浮遊者の意を持つ「プランクトン」、そして砂等の気質に依存して生活する「ベントス」に分けられます。
これらはその生体の大きさには関係なく、あくまでも性質によって扱われるため、クラゲであってもプランクトン、底棲性のナマコやハゼはベントスとなります。
ワラワランドではこのうち特に水質浄化に好影響を及ぼす一部のプランクトンやベントスなどの有益な生き物を対象に、マリンアクアリウムでの効果を考えていきます。
また直接的な水質処理を担当する各種バクテリアについてもその特性や効果を理解する意味で併せて紹介しています。
[微生物B]
ナチュラルシステムに於いて特に必要となるのは、底砂表層を生活圏として砂の攪拌に従事するナマコやヤドカリその他微生物類や、
底砂の中を生活圏として各層間の物質の運搬に従事するゴカイや線虫類、さらにその砂自体に定着し各層毎に異なる水質処理をおこなう各種バクテリアの存在です。
本当の意味でクオリティの高いナチュラルシステムを実現させる上で、彼らを無視する訳にはいかないのです。
彼らの存在と働きを知ることで、間違っても単に岩と砂が入った強制濾過のない水槽がナチュラルシステムではないと言うこと、
またそのような水槽をナチュラルシステムと認識することの危険性を、十分に理解することが出来ることでしょう。