Reef工房室



RO自動給水回路




プロローグ

水槽の水分は絶えず蒸発していきますが、特に冬季の乾燥時には毎日数リットルもの補充が必要になる場合も出てきます。 そのため、常に補給するために誰かが在宅してればいいのですが、独身貴族の長期不在はなかなか難しいところです。
そんな悩みを解決しちゃうのがRO水の自動給水回路です。


構造と原理

[構造図]
  1. まず、水槽の水分が蒸発し、サンプ内の水位が下がります
  2. サンプにセットされたフロートセンサーが働き、「ON」の状態になります
  3. 電磁弁の回路が通電し、水道水がROへ流れます
  4. RO水がサンプに供給され、水位が上昇していきます
  5. 一定の水位に達した時点で、フロートスイッチが「OFF」になります

但し、このままだとサンプ水面の揺らぎを常に拾ってしまうため、電磁弁が入ったり切れたり1日中働いてしまい、 電磁弁の耐久性・寿命にも影響が出ますし、第一留守中に事故があっても面白くないので、 実際にはタイマーを使い夜間しか通電させないようにしてあります。 ちなみに私の場合はカルクワッサー添加のため S.K.Doser も接続してありますので、夜間のみの供給は一石二鳥となります。


用意するもの

今回使用した部品一覧を載せておきます。

電磁弁(J240-140WV*1)
\1,740
フロートスイッチ(OLV-2A*2)
\2,000
分岐水栓
\5,000程度
ジョイント金具
\2,000程度
タイマー
\3,000程度
配線
適宜

*1 電磁弁はCKD株式会社のJ240-140、
*2 フロートスイッチは株式会社ノーケンのOLV-2A、
いずれも価格は2002年3月末日のものです。
電気資材を扱うパーツ屋さんで入手出来ると思います。
ジョイント金具は分岐水洗の形状により不要の場合がありますが、必要な場合はホームセンターまたは水道周りを扱うお店で分岐水洗の購入時に電磁弁と現物合わせしながら探してみてください。

[電磁弁] [フロートスイッチ]
上記のようなフロートスイッチ単体の単純回路構成の場合、サンプ水面の揺らぎによる頻繁なフロートスイッチの動作を防ぐために、 リレー回路やタイマー回路等の保護要素が必要となります。(今回はタイマーを使用するケース)

[センサー&アンプ]
また、より正確で安定した動作を求める場合、予算が許すなら距離検知センサーとコントロールユニットによる制御をオススメします。
写真は株式会社キーエンスのセンサーとアンプ。頂きもののため価格は不明ですけど。


制作手順

特に手順を記すほどの内容ではないので詳細は割愛しますが、 分岐水洗とROとの接続ができて、電磁弁とフロートスイッチの直列回路が理解できれば問題ないと思います。 内容的には理科の実験でやった乾電池と豆電球の直列回路を思い出して頂ければ判ると思いますが、 相手は家庭用AC100Vですので、配線ミスや感電にはくれぐれもご注意ください。そして自己責任の上でお願いしますね。 上手く回路が理解できない場合や作業に自信がない方は専門の方にご依頼ください。無理はなされないように。

[電磁弁の取付例]
写真は電磁弁周りの接続例です。左から順に、
蛇口→分岐水栓→ジョイント金具→電磁弁→変換プラグ(→RO)です。
ちなみに変換プラグはエキスパートマリンに付属のモノをそのまま流用できます。


エピローグ

すごく便利でとても重宝、良いこと尽くめです(^-^
今までカルクワッサーを手動で点滴することでサンプの水位を補ってきましたが、当然入れ忘れることもあり常に一定というわけにはいきませんでした。 しかも作った飽和石灰水で補充が足りなければ、RO水を別に入れていたわけですから尚更面倒でした。 しかし今は何もしなくても勝手に水位は保たれていますし、比重も常に細かく一定と言うことにもなりますね。


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