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アオメサンゴヤドカリ / Calcinus pictus (Owen, 1839)

学名:Calcinus pictus (Owen, 1839)
和名:アオメサンゴヤドカリ
環境:
報告:国内報告なし
掲載:2020年5月13日

Calcinus pictusは主にハワイに生息するサンゴヤドカリで、この個体もハワイ産です。形質的にはユビワサンゴヤドカリの青を赤に置き換えたような色彩のサンゴヤドカリです。

本種はこれまで、国内では学名なしの不明種として扱われ「ユビワの赤バージョン」「ユビワ(ハワイ)」等と形容されてきましたが、実はユビワの記載年は1836年、本種は1839年なので、元々学名はありました笑。しかし、国内では見られない種であり、またあまりにもユビワにそっくりだったため、誰もが「ユビワの色彩変異」と言う印象に支配され、まさか学名があるとは思いもしなかったのでしょう。
2020年、ジャパンの皆様、Calcinus pictusの学名をここに刻みますので、以後お見知りおきを!笑

国内からの報告はまだありません。

2015年、和名に新称「アオメサンゴヤドカリ」が与えられました。

1枚目の画像はハワイ産、2枚目はEli Dukeさん提供、3枚目はpaulaalcosebaさん提供、4枚目はScott Johnsonさん提供、5枚目はDon Loarieさん提供、6枚目はチョウこばちさん提供。
貴重な写真や個体を提供された皆様へ心から感謝申し上げます!
We are very grateful to be able to use your valuable photos. thanks!

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    Calcinus pictus (Owen, 1839)
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(Pagurus pictus Owen, 1839) Owen, R. (1839). In: Beechey, F.W., The Zoology of Captain Beechey's Voyage; Compiled from the Collections and Notes Made by Captain Beechey, the Officers and Naturalists of the Expedition, during a Voyage to the Pacific and Behring Straits Performed in His Majesty's Ship Blossom, under the Command of Captain F.W. Beechey, R.N., F.R.S, &c, in the years 1825, 26, 27 and 28: 77-97, Plates 24-28. London.

WoRMS : Calcinus pictus (Owen, 1839)

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