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ツマジロサンゴヤドカリ(オマーン) / Calcinus sp. [2]
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Anomura MacLeay, 1838 / 異尾下目
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Paguroidea Latreille, 1802 / ヤドカリ上科 (5科 68属 454種)
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Diogenidae Ortmann, 1892 / ヤドカリ科 (15属 201種)
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Calcinus Dana, 1851 / サンゴヤドカリ属 (51種)
- Calcinus sp. [2]
ツマジロサンゴヤドカリ(オマーン)
- Calcinus sp. [2]
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Calcinus Dana, 1851 / サンゴヤドカリ属 (51種)
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Diogenidae Ortmann, 1892 / ヤドカリ科 (15属 201種)
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Paguroidea Latreille, 1802 / ヤドカリ上科 (5科 68属 454種)
学名:Calcinus sp. [2]
和名:ツマジロサンゴヤドカリ(オマーン)
環境:
報告:国内報告なし
掲載:2020年5月13日
これはエジプト(紅海)で撮影されたツマジロサンゴヤドカリのオマーン型で、インド洋北部のアラビア海や紅海あたりに分布している近縁種です。
本家との違いは、鉗脚の棘列の差異もありますが、大きくは歩脚の前節の模様の違いだと思います。本家は小豆とメロンのグラデーションですが、本種は生ハムメロンです笑
実はサンゴヤドカリの遺伝的クレードを調査した文献(リファレンス参照)がありまして、本種はツマジロサンゴヤドカリのオマーン産型で「Calcinus aff. latens (Randall, 1840) Oman」と紹介されています。もう一方のCalcinus sp. [1]はハワイ産型で「Calcinus aff. latens (Randall, 1840) Hawaii」です。いずれも遺伝的には同じクレードIIですが、系統樹から分岐した枝が各々それなりに長く隔たりを持つので、別種扱いで掲載しました。
国内からの報告はまだありません。
1枚目の画像はHans Hillewaertさん提供、2枚目の画像はdiverosa.comのRokusさん提供、オマーン産型はHans Hillewaertさん提供。
貴重な写真や個体を提供された皆様へ心から感謝申し上げます!
We are very grateful to be able to use your valuable photos. thanks!
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追跡遭遇
RECORD Calcinus sp. [2]
ツマジロサンゴヤドカリ(オマーン)
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Wiley Online Library : MCMD Malay, G Paulay (2010). Peripatric speciation drives diversification and distributional pattern of reef hermit crabs (Decapoda: Diogenidae: Calcinus). Evolution 64 (3), 634-662. (サンゴヤドカリの系統樹) ※PDFの印刷お勧め
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