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不明種 / Clibanarius sp. [4]
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Anomura MacLeay, 1838 / 異尾下目
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Paguroidea Latreille, 1802 / ヤドカリ上科 (5科 68属 454種)
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Diogenidae Ortmann, 1892 / ヤドカリ科 (15属 201種)
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Clibanarius Dana, 1852 / ヨコバサミ属 (31種)
- Clibanarius sp. [4]
不明種
- Clibanarius sp. [4]
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Clibanarius Dana, 1852 / ヨコバサミ属 (31種)
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Diogenidae Ortmann, 1892 / ヤドカリ科 (15属 201種)
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Paguroidea Latreille, 1802 / ヤドカリ上科 (5科 68属 454種)
学名:Clibanarius sp. [4]
和名:不明種
環境:本州以南の海岸
報告:国内報告あり, 沖縄本島
掲載:2018年11月30日
これまでClibanarius boschmai(ボシュマイ)として掲載してきた沖縄での採集個体を不明種[4]へ移動しました。
当初は、採集個体がいずれも小さな幼体ばかりだったため、成熟すればボシュマイと同じ色彩になるだろうと予想し、採集個体のうち5匹を飼育観察してきましたが、いずれも甲長3mm程度⑥⑦になっても色彩は変わりませんでした汗
とは言え、ボシュマイも沖縄で採集記録があるので、引き続き捜索を続けていきます。
本種とボシュマイの色彩は概ね一致して見えますが、細かく見ていくと全てが微妙に異なり、本当に困惑します笑
その中でも特に大きく異なる点としては、やはり歩脚指節の色彩構成と言えます。本種の場合、指節と前節の間接部は強く赤味を帯びていて、また指節の遠位は黒く、近位は白くなります。またこの白黒の境界は不明瞭で、中間色が青味を帯びたグラデーションになっており、よく言えばボシュマイの色彩を崩したような印象です。一方ボシュマイの場合は、指節と前節の間接部は本種同様に強く赤味を帯びていますが、指節の色彩構成は遠位が白く、近位は青地に4本の黒の縦縞(背側/腹側/内側/外側)を明確に持っている点で異なります。
そして、この本種の歩脚指節の色彩構成だけで見れば、ツマキヨコバサミの若齢個体ともっとも似ているように見えます。
但しツマキの場合は、幼体の時期は指節の先端は黒くなく、逆に成熟すると歩脚全体がかなり黒くなり、本種の色彩からは大きくかけ離れていきます。ただ、DNA的には結構近いような印象を受けます。
2022年4月22日、脱皮殻の画像を追加⑨。
いずれの動画・画像も沖縄産。
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RECORD Clibanarius sp. [4]
不明種
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