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不明種 / Nematopagurus sp. [3]

学名:Nematopagurus sp. [3]
和名:不明種
環境:深場(漁獲水深)
報告国内報告あり
掲載:2022年5月6日

本種は2021年に駿河湾の水深60mで見つかったイトヒキヤドカリの不明種ですが、実はCRUSTAのサイトで以前からサメハダイトヒキヤドカリとして掲載されていたフランス領ポリネシアの水深190-200mから捕獲された標本の特徴とよく一致しており、恐らく同一種の可能性が高いと考えられます。
本種は眼柄が鮮やかなピンク色をしており、角膜も黄色味を帯びていて、サメハダイトヒキヤドカリの特徴とは異なって見えます。また歩脚の指節もサメハダイトヒキヤドカリほど長くない点で異なるようです。

2022年5月6日掲載。

2024年10月4日、④⑤追加。伊豆大島の水深80mから捕獲された若齢個体で、改めて眼柄の色彩を分析すると芸術作品のようで大変美しい模様となっていますね!

画像は全て伊藤孝幸さん提供。
貴重な写真や個体を提供された皆様へ心から感謝申し上げます!
We are very grateful to be able to use your valuable photos. thanks!

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    RECORD
    Nematopagurus sp. [3]
    不明種

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CRUSTA : Nematopagurus spinulosensoris McLaughlin & Brock, 1974 (3枚の画像のうちの3枚と一致)

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