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カシワジマヒメホンヤドカリ / Pagurixus fasciatus Komai & Myorin, 2005
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Anomura MacLeay, 1838 / 異尾下目
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Paguroidea Latreille, 1802 / ヤドカリ上科 (5科 68属 454種)
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Paguridae Latreille, 1802 / ホンヤドカリ科 (38属 214種)
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Pagurixus Melin, 1939 / ヒメホンヤドカリ属 (27種)
- Pagurixus fasciatus Komai & Myorin, 2005
カシワジマヒメホンヤドカリ
- Pagurixus fasciatus Komai & Myorin, 2005
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Pagurixus Melin, 1939 / ヒメホンヤドカリ属 (27種)
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Paguridae Latreille, 1802 / ホンヤドカリ科 (38属 214種)
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Paguroidea Latreille, 1802 / ヤドカリ上科 (5科 68属 454種)
学名:Pagurixus fasciatus Komai & Myorin, 2005
和名:カシワジマヒメホンヤドカリ
環境:岩礁やサンゴ周辺, 砂/泥/礫の海底
報告:国内報告あり, 南紀, 四国
掲載:2004年7月1日
カシワジマヒメホンヤドカリは2004年に私が四国で発見した新種で、千葉県立中央博物館の駒井先生に論文を作成していただき、2005年に正式に新種記載されました。和名は発見地の「柏島」にちなんで「カシワジマヒメホンヤドカリ」です。本種の雄は鉗脚が鮮やかなピンク(繁殖期)で、雌は白いのが特徴。また、その後の調査の結果、本種は南紀にも生息していることが判明しました。
コンペイトウヒメホンヤドカリとの区別方法。
歩脚の前節の茶色と白色の長さの比率を見ればコンペイトウヒメホンヤドカリと区別できます。あと本種は顔回りが赤いです。
ちなみに、⑦⑧⑨⑩は歩脚腕節の帯が縞模様に近く、指節の色彩も濃淡があり、中途半端にイロワケヒメホンヤドカリを気取ってますが、今のところ確証がないので本種に含めておきます笑
①②③④⑤⑥⑧⑨⑩⑪⑫⑭⑮⑯⑰:高知、⑦⑬:和歌山。
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追跡遭遇
RECORD Pagurixus fasciatus Komai & Myorin, 2005
カシワジマヒメホンヤドカリ
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Komai, T.; Myorin, E. (2005). A new species of Pagurixus (Crustacea: Decapoda: Anomura: Paguridae) from southern Japan. Zootaxa. 876: 1-12.
WoRMS : Pagurixus fasciatus Komai & Myorin, 2005
PLAZI : Pagurixus fasciatus , Komai, Tomoyuki & Myorin, Eiji, 2005 (画像あり)
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