ヨモギホンヤドカリ / Pagurus nigrofascia Komai, 1996

• Anomura MacLeay, 1838 / 異尾下目
  • Paguroidea Latreille, 1802 / ヤドカリ上科 (5科 68属 454種)
    • Paguridae Latreille, 1802 / ホンヤドカリ科 (38属 214種)
      • Pagurus Fabricius, 1775 / ホンヤドカリ属 (53種)
        • Pagurus nigrofascia Komai, 1996
          ヨモギホンヤドカリ2021.04.05 更新

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学名：Pagurus nigrofascia Komai, 1996
和名：ヨモギホンヤドカリ
環境：本州以北の海岸, 本州以南の海岸
報告：国内報告あり, 北海道(西), 北陸, 東海, 若狭湾, 南紀, 瀬戸内海, 四国
掲載：2003年5月1日

ヨモギホンヤドカリはケアシシリーズの中ではかなり変わった生活史を持つホンヤドカリで、海岸で見られるのは比較的低水温期だけで、夏場はどこかに消えてしまいます。
以前は全国の局所的な分布が示唆されていましたが、これまでに寄せられた情報提供から、時期さえ合えばほぼ全国的に広く分布していると考えられます。僕も過去に小樽、富山、石川、福井、静岡、和歌山で確認しています。
特徴は、歩脚の指節にある「黒いリストバンド」と、脚の先端がオレンジになることです。

■ケアシシリーズ：ケアシホンヤドカリ、ホシゾラホンヤドカリ、ヨモギホンヤドカリ、ヒメケアシホンヤドカリ

違いが解りますか？

①②③④⑤⑥：能登産。

追跡遭遇
RECORD Pagurus nigrofascia Komai, 1996
ヨモギホンヤドカリ


• 北海道(北)
• 北海道(西)1
• 北海道(南)
• 東北(西)
• 東北(東)
• 北陸1
• 房総
• 伊豆
• 八丈島
• 小笠原
• 東海1
• 若狭湾1
• 南紀1
• 山陰
• 瀬戸内海2
• 四国1
• 対馬
• 九州
• 屋久島
• 奄美
• 沖縄本島
• 宮古島
• 石垣島
• 西表島
• 海外
• 陸上
• 水深0-2m1
• 水深2-10m
• 水深10-30m
• 水深30-100m
• 水深100m以深
• 1-2月
• 3-4月1
• 5-6月1
• 7-8月
• 9-10月
• 11-12月
• 日中1
• 夜間
• 河口(汽水)1
• 海岸(岸辺)1
• 海草(藻場)
• 磯(サンゴ)
• ガレ場(礫)
• 海底(泥砂)
• 洞窟(岩穴)

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ResearchGate : Komai, T. (1996). Pagurus nigrofascia, a new species of hermit crab (Decapoda: Anomura: Paguridae) from Japan. Crustacean Research. 25: 59-72.

ResearchGate : McLaughlin, P. A.; Komai, T.; Lemaitre, R.; Rahayu, D.L. (2010). Annotated checklist of anomuran decapod crustaceans of the world (exclusive of the Kiwaoidea and families Chirostylidae and Galatheidae of the Galatheoidea. Part I – Lithodoidea, Lomisoidea and Paguroidea. The Raffles Bulletin of Zoology. Suppl. 23: 5-107. (画像あり)

WoRMS : Pagurus nigrofascia Komai, 1996

駒井智幸, 武田正倫 (2006). 相模灘のホンヤドカリ類相の再検討 A Review of the Pagurid Hermit Crab (Decapoda: Anomura: Paguroidea) Fauna of the Sagami Sea, Central Japan. 国立科学博物館専報 (41), 71-144, 2006-03

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