ミゾテホンヤドカリ / Pagurus undosus (Benedict, 1892)

• Anomura MacLeay, 1838 / 異尾下目
  • Paguroidea Latreille, 1802 / ヤドカリ上科 (5科 68属 454種)
    • Paguridae Latreille, 1802 / ホンヤドカリ科 (38属 214種)
      • Pagurus Fabricius, 1775 / ホンヤドカリ属 (53種)
        • Pagurus undosus (Benedict, 1892)
          ミゾテホンヤドカリ2020.05.05 更新

1

学名：Pagurus undosus (Benedict, 1892)
和名：ミゾテホンヤドカリ
環境：深場(漁獲水深)
報告：国内報告あり, 北海道(北)
掲載：2020年5月13日

ミゾテホンヤドカリは、歩脚の色彩はミツカドホンヤドカリに似てますが、鉗脚が両手とも鮮やかなオレンジで印象的です。よく見ると眼柄もオレンジ色です。そして和名にある通り、鉗脚に縦割りの大きなミゾが入る点が最大の本種の特徴ですが、雌雄差または年齢による個体差があるようで、画像の個体は少し凹む程度で、割れてはいませんでした。

なお、Komai (1994)で新称ウキボリホンヤドカリとありますが、確認したらミゾテホンヤドカリ(Takeda & Miyauchi 1992)の方が先だそうです。

画像は関 勝則さん提供。
貴重な写真や個体を提供された皆様へ心から感謝申し上げます！
We are very grateful to be able to use your valuable photos. thanks!

追跡遭遇
RECORD Pagurus undosus (Benedict, 1892)
ミゾテホンヤドカリ


• 北海道(北)1
• 北海道(西)
• 北海道(南)
• 東北(西)
• 東北(東)
• 北陸
• 房総
• 伊豆
• 八丈島
• 小笠原
• 東海
• 若狭湾
• 南紀
• 山陰
• 瀬戸内海
• 四国
• 対馬
• 九州
• 屋久島
• 奄美
• 沖縄本島
• 宮古島
• 石垣島
• 西表島
• 海外
• 陸上
• 水深0-2m
• 水深2-10m
• 水深10-30m
• 水深30-100m
• 水深100m以深
• 1-2月
• 3-4月
• 5-6月
• 7-8月
• 9-10月
• 11-12月
• 日中
• 夜間
• 河口(汽水)
• 海岸(岸辺)
• 海草(藻場)
• 磯(サンゴ)
• ガレ場(礫)
• 海底(泥砂)
• 洞窟(岩穴)

エリアと条件等をクリックして追跡遭遇レコードを共有しよう！ ※レコード参加にはマイログへのログインが必要です

(of Eupagurus (Trigonochirus) undosus Benedict, 1892) Benedict, J.E. (1892). Preliminary descriptions of thirty-seven new species of hermit crabs of the genus Eupagurus in the U.S. National Museum. Proceedings of the United States National Museum. 15: 1–26.

WoRMS : Pagurus undosus (Benedict, 1892)

CiNii : 北海道から採集された日本初記録のウキボリホンヤドカリ(新称)(甲殻上綱,十脚目,異尾下目) Record of a Pagurid Hermit Crab, Pagurus undosus (BENEDICT, 1892) (Crustacea : Decapoda : Anomura) from Hokkaido, Japan

WoRMSで本種のデータベースを確認する