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不明種 / Pagurixus sp. [2]

1動画

学名:Pagurixus sp. [2]
和名:不明種
環境:岩礁やサンゴ周辺
報告国内報告あり
掲載:2020年5月13日

以前Akkiiraさんから不明種の写真をお借りして以来10年ずっとモヤモヤしてましたが(⑤)、ここに来て伊藤さんからズバリ同種と思われる写真を3枚お借りしました! 万歳ー!! この種は存在するんだー!笑
名付けて「煮こごりヒメホンヤドカリ」です笑

本種の特徴としては、まず第2触角は紅白縞々で、眼柄の背面に毛束が前後に連なっていて、そして眼柄の中腹の内側にもオガサワラヒメホンヤドカリのように1本の毛?棘?が生えてます。全体の体色はアシナガヒメホンヤドカリcf.のように赤茶色一色で透明感があり、長節には赤い点々と白い斑紋があります。また、②の画像で特に分かりやすいのですが、鉗脚や歩脚の各節の背縁に白い棘列?毛?が連なって見えます。
そして最近5匹目の写真も見つけました(⑥)。あーこの種をちゃんと新種として記載したいなぁ~♪

ちなみに本種はアシナガヒメホンヤドカリcf.と見まごうほどソックリですが、明確な違いは本種の第2触覚は紅白縞々、あちらは単色です。その他細かな差異はありますが説明が難しいです笑

①⑦:沖縄産、②③④は伊藤孝幸さん提供で宮古島の撮影、⑤はAkkiiraさん提供で2009年に石垣島5mで撮影、⑥も石垣島の撮影で石垣島 DIVE SERVICE WATANABEさん提供。
貴重な写真や個体を提供された皆様へ心から感謝申し上げます!
We are very grateful to be able to use your valuable photos. thanks!

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    Pagurixus sp. [2]
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