車から降りてドアに触れた瞬間バチッと静電気が起きないための新機能を考えてみた
- 2024.12.12
- 車
今年も豪快に静電気の季節がやって参りました…
車から降りてドアに触れる度にバチッとくるんです…
乾燥肌なのでなおさらなんです…🥺
いい加減この静電気問題を解決したい‼
ググってみると、メーカー純正で対策グッズが出てました✨
これはトヨタの静電気防止プレートです↓
これは、プレートから延びた配線をドアのアースに接続した上でプレートをどこかに貼っておき、降車の際にプレートに触れてから降りれば、導電性プレートに触れた手から静電気をやんわりとアースに逃がすという仕組みのようで、原理を調べてみると恐らく値の大きな抵抗が入っているような感じだと思われます。多分🤔
でも、毎度毎度プレートに触れてから車を降りる、というのが面倒です🥺
というか、触り忘れて結局バチッときそうです🥺笑
んー、何かうまい方法はないのか🤔
ふと、ドアのハンドルがメッキだと言うことに気付きました。
これ、電気通すんじゃないの🤔?
うむ、導通あるね🤔
だったら、ハンドルを静電気防止プレートにしちゃえば、触り忘れることなく降車できるじゃん✨
でも、ドアハンドルに抵抗を繋ぐ方法なんてあるかな🤔?
※以前スピーカーのデッドニングでビニールを全部綺麗に剥がしたので、ドアハンドルにもアクセスしやすい
ドアハンドルの構造を見ると、ハンドルを引くとワイヤーが引っ張られ、ハンドルを離すとゴムのストッパーに当たって止まる、という動きをしていました。
ふむふむ、なんか小細工できそうな予感✨
と、その前に、静電気の実験をしておきたい☝
ネットで調べると、ライデンコップというモノを作れば、静電気を溜めて遊べるようです☝
試してみたら、確かに面白いように静電気が溜まります😳
そこで、静電気をやんわり逃がすにはどれくらいの値の抵抗が適しているのか調べてみました。用意したのは200KΩ、2MΩ、20MΩです。
素手は、もちろん激痛が走ります🥺笑
200KΩでもそこそこバチッときます🥺💦
2MΩだとピリッとくる程度で、かなり弱くなりました✨
20MΩだと微かに分かるくらいで、意識していないと分からないレベルでした✨
※湿度や手汗などの条件が変わればまた違ってくるとは思います
ちなみにGoogle先生によれば、静電気の電圧は3,000V~30,000Vあり、また人間が痛みを感じる電流値は1mA以上とのことなので、仮に静電気が30,000Vの時の電流を1mA以下に抑えるために必要な抵抗値は、R = E/I = 30000/0.001 = 30MΩ以上となりますので、20MΩはまあ妥当なところだと思われます。ただ、現時点では近所のパーツ屋に30MΩがなかったので、とりあえず20MΩで話を進めていきます☝笑
では、とりあえず20MΩをドアハンドルに繋いでアースに落としてみよう✨
とは言え、先ほどのドアハンドルの下見では、ハンドルに抵抗を直接繋ぐのは無理っぽいので、ちょっと色々と工夫してみます☝
原価は100円くらいですかね🤔笑
まず、安全ピンの頭をカットして、20MΩの抵抗をハンダ付けして、抵抗の逆側にアース線をハンダ付けします。
最後に、アース線の末端にアース端子を圧着して終わりです☝
果たしてこれで、イメージ通りに小細工できるのか🤔
ゴムのストッパーの上にドリルで1mmの穴を開けます。
ここへ安全ピンを挿入して、さらに安全ピンをネジで固定します。
この時、プラスチックが割れたら嫌なので、ドリルで下穴を開けてからネジ止めしました。
ドアハンドル一式を裏返して、安全ピンがドアハンドルのワイヤー台座に接触するように、安全ピンをラジオペンチで曲げます。
この時、ピンの中間で下方向へ曲げ、先端は起こして下の台座と平行にしておきます。これによってハンドル開閉時のピンの接触がスムーズになり、恐らくピンの接触面積も大きくなり、またドアハンドルのリリース時にピンの先端が台座から離れるように曲げ位置を工夫しておき、平常時は抵抗とハンドルがオープンになるようにしておきました。
※現時点では常時接触による影響が分からないため、念のため平常時は分離させておく仕組みにしてみました
完成した静電気リムーバー試作品の動作動画をどうぞ☝
これで数日あちこち走り回って車の乗り降りを繰り返していますが、今のところ静電気のバチバチはまったくありません✨
今後、このまま採用となるか、改良に迫られるか、また続報をお持ちください☝
とりあえず、今宵のラストラン後の静電気チェックでも合格でした✨
それでは、続報にご期待ください☝
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