Radion G6のスペクトル予想と検証→答え合わせ
- 2022.05.18
- LED
ちょっと大阪に行ってたので遅れました。
EcotechMarineが公式にRadionの紹介ページを更新したので、前回の記事の答え合わせをしましょう。
まず、LED素子構成ですが、ほぼ予想通りでした。
厳密には、395nm×2/405nm×4 と予想していた部分は、395nm×4/405nm×2 が正解でした。
なので、改めてRAYCALでスペクトルの再計算を行いました。
UV素子の強度をやや盛りしてみましたが、前回の予想とほとんど変わりませんでした💦
やはり450nmがそれぞれ32ヶも入ってるので、430nm×12ヶくらいじゃスペクトルを見ても物足りませんね。もうひと越え頑張って欲しかったかなぁ🤔
いやいや、これでもG5から見ればUV域が飛躍的進化ですからね✨
世界最大手のEcotechMarineがUV域を重要視して素子数を増し増しにしてくるなんて、UVってホント大切なんだなぁ✨しみじみ
そして、唯一公開されたG6 Blueの公称スペクトルと、このRAYCALによる計算値を比較してみるとこうなります。※注:公称スペクトルはママに戻しました(395nmの位置が合ってる気がしたので🤔)
公称スペクトルのママだと、395nmの位置が合ってるんだよなぁ…
とは言え、これだとVioletは420nmに、450nmも440nmになっちゃう💦
まーマジでそんな変更をやっちゃった可能性もゼロではないので、ママで比較してみましたが、果たして🤔?
ちなみに、僕だったらこんな感じで設計したいなぁ✨
395nm使うなら405nm要らんよね💦
これでOrphek iConくらいになりますね✨
どうかG7あたりで実現されますよーに(-人-)ナムナム
ちなみに、G5の実測値とG6の予想値による色度比較もしてみました。
こうして見るとProもBlueも大差なく「ブルー」でしょ笑
僕はブルーを廃止してProに集約すれば良いと思うんだけど、皆さんはどうですか?
最後に総評としては、今回の発表を見た印象では、スペクトルに関しては今後G7、G8と進んでいく毎に、どんどん良くなっていくと強く感じました。なぜなら、過去のRadionの紹介ページでは、UVや蛍光に対する言及は皆無でしたが、なんと今回のG6の紹介ではUVや蛍光(Fluorescence)の単語が繰り返し何度も出てきたからです。これを見て僕はRadionの明るい未来を感じずにはいられませんでしたね✨
EcotechMarineがついに波長や蛍光に関して開眼したのなら、これは改革ですぜ✨
…瓦版32号のエールが効きすぎたかな🤔?笑
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