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インパネの折れたツメを補修してみる

  • 2025.01.07
インパネの折れたツメを補修してみる

デリカD:2 (MB36S)の運転席の足下のインパネフィニッシュパネルを普段から良く脱着するんですが、冬期はプラスチックの弾性が低いためか、いつも通りエイヤッと引き抜いたら何かがポロッと落ちてきました🤔
なんだろ…🤔

インパネフィニッシュパネルの折れたツメ
インパネフィニッシュパネルの折れたツメ

あー🥺笑

で、ヤフオクを見てみたらこのフィニッシュパネル一式500円で出てました✨笑
逆に言うと、そんな価値しかないのかと思い、まずは適当に補修してみることに🤔笑

まず、仮止め。

ツメの仮止め
ツメの仮止め

固まる間、ダイソーへ。

クリップ
クリップ

5本欲しいだけなのに🥺笑
これを補強材にします☝

まず、先端を小さくくの字に曲げて、トーチで炙ります。

先端をくの字に曲げたクリップを炙る
先端をくの字に曲げたクリップを炙る

赤くなったら加熱を止めて、補強材として溶着させます。この時、クリップのめり込み量に気を付け、押しつけすぎてクリップが土台を貫通しないように注意します。

ツメ側と土台側をクリップで溶着します
ツメ側と土台側をクリップで溶着します

温度が下がったらクリップの根元をニッパーでカットします。この時、溶着した側のクリップをラジオペンチの先端で押さえながらカットすると、剥離しにくいです。
一通り溶着した後は、はみ出たプラスチックをハンダゴテで慣らしていき、溶着したクリップを包むパテとして活用し補強していきます。

溶着したクリップの周囲にはみ出たプラスチックもパテとして有効活用
溶着したクリップの周囲にはみ出たプラスチックもパテとして有効活用

なお、加熱しすぎるとクリップ表面が茶色い酸化膜に覆われ、溶着後に剥離しやすくなるので注意してください。僕も何度か剥離したので、やり直しました。

クリップを加熱しすぎると表面に茶色い酸化膜に覆われ剥離しやすくなるので注意
クリップを加熱しすぎると表面に茶色い酸化膜に覆われ剥離しやすくなるので注意

ツメの形状がややこしいので、施工しやすい面にはそれぞれ2本、施工しづらい面にはそれぞれ1本を溶着しました。

合計6本のクリップを溶着しました
合計6本のクリップを溶着しました

なお、土台とツメは斜めに成形されていて、ツメの裏側には十分なスペースがないため、裏側のクリップ融着は断念しました。ま、これで十分だろう🤔

最後に、念のため接合部分をグルリと強力ボンドで覆っておきました。

仕上げに強力ボンドを塗布
仕上げに強力ボンドを塗布

24時間後、強度を確認☝

補修強度の確認

お、かなり強く融合したようです✨

で、いざ車へ装着☝
バッチリハマりました✨
しかし、念のため一度外してみると、あああ、心配していたツメの裏側の強力ボンドがパカパカ剥がれてしまいました💦笑

クリップが施工できなかったツメの裏側(赤枠)の強力ボンドだけが一回の着脱で剥離
クリップが施工できなかったツメの裏側(赤枠)の強力ボンドだけが一回の着脱で剥離

ただ、クリップの補強面は頑丈に融着したままなので、要するに横方向は頑丈なまま、縦方向だけしなる状態になりました☝
ま、脱着に支障が無いのでこのままでいきます。
また機会があればツメの裏側も補強してみます。

以上、参考になれば幸いです。

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