ヒメボタルを訪ねて三千里
- 2024.07.03
- 発光スペクトル
三千里を40で割ったくらいは走りました☝笑
前回のゲンジvsヘイケ以降、益々ヒメボタルに恋い焦がれてしまい、これは意地でも見つけねばならん‼ ということで、それこそ毎晩のように県内の山地を徘徊しておりました☝笑
ネットでの情報によれば、ヒメボタルが見られる季節は早い地域で5月から、北陸や東北では6-7月、時間は日没後だったり深夜22-23時頃だったり、どうやら地域によってパターンが異なるようです。何故か🤔
なんと、ヒメボタルは大型と小型の2タイプに分かれているらしい。ナニソレ🤔
でも石川県のヒメボタルがどっちなのか分からないので、とにかく手当たり次第に探すしかありません🥺
真っ先に訪れたのが、ギフチョウ散策で馴染みのある平栗(金沢市)でした。
事前のリサーチでヒメボタルが出そうな環境はインプットしてたので、とにかく良さげなスギ林を見て回りましたが、結果は惨敗…
そもそも石川県のヒメボタルの生息地は加賀や小松など県南部に限定されており、近年能登でも見つかってはいるようですが、金沢市内ではまだ情報がありませんでした。そのため、まずは金沢市内で見つけたいという願望があったので、当初は金沢にこだわっていたのです🥺
ただ、この日は途中で背筋が凍るケモノ臭が漂ってきたので即退散しました💦
危機管理大事☝
だって、去年の春にここで小熊見てたしね😱
その後も日を改め、金沢市内の山地をいくつか回りましたが、たまに小川の近くでゲンジボタルが見られるものの、基本的に金沢市内のスギ林は斜面が多く、安全に見て回れるような平坦なスギ林自体が少ないようでした🥺
うーん、一旦金沢は忘れようか🤔笑
まずは現物を見つけないと始まらないので、とりあえず県内の産地としてもっとも近くて手頃な小松をターゲットにして、事前にGoogleストリートビューで良さげなスギ林に目星を付けて、いざ出陣✋
平栗と大差ないスギ林ですが、近くに田んぼや小川があるせいか、平栗よりはしっとり?した雰囲気でした。
ライトを点けてると光らないらしいので、怖いけどライトを消して全集中…
時々草むらがガサガサ鳴る度に心臓が止まりそうになりました😳💦
ところで、人間の目にもISOノイズって出るんですね☝笑
暗闇をずっと見つめていると、時々ノイズのようなチカチカが視野の中に現れるので、それで一瞬反応してしまいます🥺💦笑
そうして日没後、20時、21時、22時、頑張りますが惨敗…
22:30、諦めて帰ろうとした時、笹藪の中で何かが光って見えました‼
ISOノイズ笑とは別の、本当に存在している光の粒が、同じ場所から定期的にフワッと光を放っています🤔
えいやっ!とライトを当ててみたら、この人でした☝
何となく予備知識として、ヒメボタルはゲンジやヘイケと違い陸生ホタルなので、幼虫は陸上を徘徊するしオケツも光る、というのを思い出し歓喜しました✨
とりあえずヒメボタルの幼虫見つけたぞー✨
しかし、後に調べたら、どうやらクロマドボタルの幼虫でした☝
そんなホタルもいたんですね⁉
ヒメボタルとは頭部の長さが違うようです🤔
この日は、ヒメボタルこそ撃沈でしたが、クロマドボタルの幼虫が見られたので、これはこれで満足でした✨
それに、この子もいずれ成虫になることを考えたら、やはり今は時期的に少し早かっただけで、後日来ればその時は成虫が飛んでるかも知れない✨
ヒメボタルもそうかも知れない✨
と言う未来予想図に期待して、後日またここに来ることにしました。
つづく…
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