愛車の純正モニタの表面劣化を補修してみた
- 2023.09.15
- 車
僕の愛車は発売から18年も経つ三菱ディオンですが(僕の使用期間は6年)、1年ほど前に純正モニタを掃除する際、うっかりアルコールで拭き拭きしちゃったせいで、その後みるみるボロボロになってしまいました🥺
また、関係あるのかどうか、液晶の焼け?も気になってきました。正面から見ても左右が茶色く焼けて見えるし、左右から斜めに見ると色反転も目立ってきました。
それで少し前からヤフオクで中古の純正モニタを探し始めたんですが、時既に遅し!? もう全く出品がない💦 数年前まではたまに出てたのに🥲
仕方がないので、これをシコシコと直す方法がないのかとググってみると、ほほう、これはビネガーシンドロームと言うそうです🤔
そしてモニタ表面の古くなった偏光板を剥がして新しい偏光板を貼れば蘇るとな🤔
それで直るならありがたい✨
元電気屋さんとは言え、これは過去に経験のない修理なので、もし迂闊に試して再起不能になろうものなら、もう部品もないし愛車が終了しかねないので少し躊躇しましたが、何とか直してあげてもう少し乗りたいので、一か八か試してみることにしました。
まず、液晶の偏光板選びに際して、単純にモニタと同じサイズを用意すれば良いわけではなく、実際にモニタに偏光板をかざして、回転させながら最も明るく見える向きで切り出す必要があるとのことで、最悪45°の向きで切り出す場合のサイズが許容できる偏光板サイズを探しました。僕の場合はモニタのサイズが16×9cm程(6インチ)だったので、30×20cmの偏光板を買いました。これなら仮に45°でも2枚切り出せます。
とりあえず45°で切り出す必要があることが分かったので、愛車から純正モニタを取り外し、以降は室内で作業を行います。
劣化していた偏光板の表面が、アルコールによってピシピシ亀裂が入って、そこから患部が広がっていった… みたいな感じでしょうか🤔
最初すぐパリパリ割れるので剥がせなかったけど、割れないくらいのスピードでゆっくりゆっくり剥がしていったら、何とか一枚の状態で剥がせました。
確かに酸っぱい臭い! 今まで嗅いだことのない強烈な酢酸の臭いです!💦
これは換気必須です💦
続いて、シール剥がしを使ってモニタの表面に残ってる偏光板の糊を剥がしていくのですが、何やら様子が変…🤔
なんと、さっき剥がした偏光板の下にもう一枚の透明なシートがありました💦
と言うか、偏光板自体が2枚合わせの構造だったのかな🤔
無事、すべてのシートが剥がれました。あとはひたすら糊の掃除です。
糊の層がそこそこ分厚く、普通にヘラで撫でてもキリがないので、新品のカッターの刃をスクレーバーにして慎重にそぎ落としていきました。液晶自体は表面がガラスなのですが、とは言えカッターがガラスに勝つ場合もあるので、慎重に慎重にゆっくり刃を当てていきました。昔、車の窓ガラスをカッターで傷つけた苦い経験があるので💦
見事、糊が綺麗に剥がせました✨
しかし、この時点で偏光板の有無で液晶がどう映るのか知りたくなってしまったので、一旦このまま車に取り付けて映してみることにしました✨笑
おおおーやっぱ偏光板がないと真っ白で何も写らないのだ☝
で、満足したので、また室内での作業に取り掛かります笑
次は偏光板の切り出しです。
1枚目は要領を得ずに気泡だらけになりましたが笑、2枚目で満足のいく仕上がりになりました✨
おおおーちゃんと写りましたー✨
そしてツルツルです✨
とは言え、正面から見た際の左右の茶色い焼けは直ったけど、左右から斜めに覗いた時の色反転は直ってませんでした🥺
ググったら、どうやら液晶の裏にも偏光板があるらしく、そっちも換えないとアカンみたい💦
ま、それはいずれまた頑張ろう🥺
まずはボロボロが直って大満足なのだ✨
ちなみに液晶の上と下に黒い丸いシミが見えてますが、これは上に置いてるナビがたまに吸盤が剥がれて落下して液晶にぶつかった時にできるシミです。放っておくと1-2ヶ月で消えていくんですよね… どういう原理だ🤔
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