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海洋の仕組みと細菌・微生物から学ぶマリンアクアリウムサイト

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懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

関連サイトのトラフィックを見てみた

珍しくウェブっぽいことでも書いてみよう。

最近、海水関連ショップを応援すべく準備を進めているサービスがある。「ショップ新着案内サービス(仮称)」だ。企画当初はすべての関連ショップを対象に考えていたが、連絡網のことなんかを考慮して、まずは現リーフリングメンバーからの参加希望ショップに限定することにした。ま、僕の負担への配慮だ(汗)

で、このサービスが何なのかと言うと、簡単に言えば広告的なショップリンクの掲載サービスだ。ただし、それだけでは普通のリンクに過ぎないので(汗)、各サイト上から新着案内や入荷情報などを定期的に取得したものを抜粋して併記し、さらに日付順にリスト化したものを掲載する。これで各ショップの新着と日時が一目で判るようになる。ただ、各ショップの固定客は今さらこれがなくても日々チェックしているであろうから、ターゲットはあくまでも臨時的な特売セールやイベントを効率的に拾ってもらおうという、浮動客に対するアプローチになるかと思う。

当面は当サイト内だけでのサービスとなるが、ゆくゆくはウェブサービスとして公開し、例えばリーフリングメンバーから手始めに掲載協力者を募っていく。しかし、これはあくまでもいつも通り僕のボランティアであるので、ある程度大々的にやるならば、少々予算を当ててサーバーを強化する必要も出てくるかも知れない。今でさえ月間転送量がそこそこあるので、精神的にも気持ちよく公開するにはどー考えても今より上のランクのサーバーが必要だろう。とはいえ、先日サーバーを移転したばかりで、その際に現在見積もっていた予算を全て当ててしまったので、当分これは無理だろうな。。。(汗)

ちなみに、本来ならばこのようなサービスは各サイトからRSSフィードを元に集計するのが理想的だと思うが、あいにくこの業界ではまだまだそのようなハイカラなツールは浸透していない(汗)ため、僕が各サイト向けに個別に調整したアルゴリズムを用意する必要がある。なぜなら、それが必要なサイトこそ、もっともっと宣伝して集客して欲しいサイトだからである。

ま、長くなるのでこのサービスについては後日、公開前にまた書こうと思う。

かなり脱線したが、今回はこのサービスに直接関係する記事を書く予定ではなく、その前段階の話として、そもそもこの業界のトラフィックは今どーなってんの?と言う疑問から、ざっと調べてみた結果を簡単に紹介してみようと思うです。

元々「アクアリウム」と言う業界自体がそんなにメジャーなものではないし、しかもその中でも「マリンアクアリウム」となると、これがまたかなり範囲は狭まってしまう。そんな中で各メーカーさん、ショップさん、日々心血を注いでいることと思うが、そうこう考えていくと、現在そこそこ成功しているところはどれくらいあるんだろうか?とホントに心配になっちゃうのだ。

それを今回はAlexaのトラフィックデータから検証してみようと思う。

トラフィックランクが1,000,000位以内のアクアリウム関連サイト

サイト Traffic Ranking
(Alexa)
PageRank
(Google)
Back Link
(Google)
Back Link
(Yahoo!)
ショップ (海水専門ショップのみ)
ルクール 235,931位 3 18 6,170
マリンルートワン 319,556位 1 1 292
ナチュラル 528,995位 2 10 2,810
スプラッシュ 675,650位 - 8 152
シーピーファーム 736,838位 2 32 1,590
AI-AQUA.NET 760,832位 1 3 520
ポセイドンシュライン 765,494位 3 38 984
生麦海水魚センター 884,502位 2 6 1,070
ベッセル 893,017位 2 7 1,590
AQUA REI 928,783位 2 18 1,160
メーカー (淡水&海水)
テトラジャパン株式会社 399,053位 4 97 4,800
株式会社キョーリン 498,351位 3 74 1,720
ジェックス株式会社 536,452位 4 97 2,490
エーハイムジャパン株式会社 793,821位 4 39 1,910
上畑養魚株式会社 816,173位 3 60 1,890
コトブキ工芸株式会社 908,848位 2 42 2,230
検索 (淡水&海水)
おーしゃんぶるー 612,389位 3 239 12,800
アクアリスト (海水専門サイトのみ)
1.023world 771,414位 3 303 13,900
PrivateOcean.com 846,378位 2 33 1,800

* 上記結果の各値は2008/6/23時点での調査数値です

* トラフィック計測の性質上、独自ドメインサイトのみを対象としています

始めにお詫びしておきます。この集計のため、みなさんのサイトを無断でこそこそと調べさせていただきました。これも業界の発展のためです。すみませんm(_*_)m

まず、関連ショップとアクアリストは「マリンアクアリウムサイト」に限定した。淡水を入れると一気に該当サイトが増え範囲が広がるし、当然「海水専門店」は不利になる。何より僕は海水サイトでさえろくに知らない(おい)のに、淡水は調べようがない(汗)。第一、今回は「海水業界」を知ることが目的である。ちなみに「アクアリスト」を入れたのは比較参考のため、と言うか僕の宣伝のため(爆)。但し、メーカーと検索サイトは淡水と切り離すことが困難であるため判る範囲ですべて対象とした。また、参考のためトラフィックランク以外にも、ページランクやバックリンクなども用意した。

尚、万一ここに漏れた該当サイトがあった場合、教えていただけると助かります。ざっくりと調べただけで、完璧な調査結果ではありませんから(汗)

結果だが、思ったよりひどい・・・。かなり探し回ったが、AlexaのTRで10万以内のサイトは皆無だった。当然なのか?これがこの業界の姿なのか?うーん。。。で、100万以内を対象にした(汗)

メーカーさんなら相当強いかな?なんて当初は考えていたが、よく考えるとショップの入荷案内の頻度に比べると、新製品でも出ない限り更新は無いわけで、それで逆に弱いのか、などと後付で納得した。

で、肝心のショップだが、馴染みの名前がかなり見あたらない。。。それでもいくつかのサイトは苦しいながらも辛うじてランクインが見られた訳だが、決して予想通りと楽観できるものではなかった。いや、逆に考えれば、ここにランクインしているだけでも相当凄いのかも知れない。なぜなら相当数のショップやメーカーを調査したが、ここに挙がってきたのは本当に本当に一握りのサイトだけなのだから。

今回ココに出てこれなかったショップさんにとって、この結果が何かのヒントになれば、と思う。もちろん目に見える数値だけが全てではないが、狭い業界で生き残るにはどうしたらいいのか、なぜこのサイトたちは上位なのか。それを考えることは決して無駄ではないと思う。これらのサイトを訪れ、じっくりと研究するのも良いと思う。そのためにもページランクやバックリンクも併記しておいた。(僕なんかが偉そうにすみませんです)

ちなみに、数は少ないがアクアリウム系のSNSも全て調べてみた。ホントは上記リストに含めようかとも思ったが、あまりに悲惨で申し訳ないので今回は非公開とした(汗)。SNSでトラフィックが無いって致命的だなぁ。。。もっと頑張って欲しいなぁ(苦笑)。広告費をかけずに広める方法はいくらでもあるはずですしね。

あと、個人のサイトも調べましたが、そもそも個人で独自ドメインを展開されている方が少ないので、対象者自体が少ないです。でも、その中でも、最近たびたび目にしていたので薄々感じてはいましたが、がなぞうさんのサイトが素晴らしいです。正直、僕のところはリーフリングのトラフィックもあると思うので、純粋に見ればがなぞうさんのPrivateOcean.comの方がためになる情報も多く、利用者が多いことも頷けます。ぜひ見習いたいけど、ネタが・・・(汗)

ところで、この結果の基となったAlexaの「トラフィックランキング」とは、果たして正確なのだろうか?という疑問にも触れておく。いや、多分正確じゃないです(汗)。偏った集計だと思います。なぜならこれら集計の元となる情報は、普段我々が使うブラウザから収集されているからです。しかも専用のプラグイン(スパイウェア?)によってAlexaに届けられます(今は他の要素も取り入れた新システムらしいですが)。と言うことは、こういったITツールに疎い我々の業界ほど、そこへ反映するデータを送るための環境も整っていない、と言えます。我々がみんなでAlexaツールバーをインストールすれば、少しは業界全体のランクアップに繋がるかも知れませんね。

と言うわけで、今回の集計結果も「ひとつの目安」程度にお考えいただければ幸いです。

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