被リンク、ページランク、SEO、これらの単語で「ピクッ」としたアクアリストは、恐らく日々ご自身のウェブサイト管理に積極的に勤しんでおられる方でしょう。
その中でも特に「SEO」と聞いて「ピクピクッ」とした方なら、まず間違いなくこのツールをご愛用の事と思います。
それは、Googleが提供するウェブマスターツール。
Googleウェブマスターツールは、ブラウザからアクセスして利用します。
通常のネットサーフィンと特に変わりない操作体系です。
このツールを使えば、普段のサイト管理だけでは見えない、実に色んなウェブの情報が手に入ります。
僕も以前からかなり重宝させていただいております。
そんな有り難いツールについて、まだ使っておられないアクアリストのために、今後少しずつ紹介してみようと思います。
興味のある方は是非Googleアカウントを取得して登録してみてください。
今回は、同ツールの統計情報メニューにある「Googlebotのクロール情報」から得られる情報について触れてみます。
実際の画面はこんな感じ。
このメニューでは、被リンクされているリンクテキストの一覧が提供されています。
被リンクとは、あなたのサイトに向けて外部のサイトから貼られたリンクです。
リンクテキストとは、リンクタグで囲んだ文字列を指します。(リンクURLではありません)
例えば当サイトの場合、「1.023world」と言うリンクテキストで当サイトへのリンクを貼ると、1.023world となります。
そのリンクテキストが、どのサイトからどんな文字列で貼られているのかが、このメニューで一目瞭然になります。これは有り難い!
では、何故これを意識する必要があるのか?
まずは自身のサイト名が正しく貼られているのかどうかの確認に役立ちます。
例えば僕の場合、これで見ると「123world」とか「0123world」なんてザラです(汗)
勿論そんなのは問題外。。。
また、リンクテキストは必ずしもサイト名であるとは限りません。
例えば僕の場合、「エイジさん」とか「サンタマルターえいちゃん」なんかも出てきます。
いい年してエイちゃんも無いだろうけど。。。汗
でもこれ、実はとても大事な要素なんです。
いや、「エイちゃん」の事じゃなくて、リンクテキストの方ね。
試しにGoogleで「サンタマルタ」を検索してみてください。
僕のサイトが1ページ目くらいに出てくるでしょう?
でも、僕のトップページには「サンタマルタ」なんて一言も書いていません。
何故でしょうか?
実は検索エンジンは、何もそのページに書かれた文字だけを見ている訳ではありません。
「そのキーワードが指すもっとも相応しいサイトであるかどうか」も見ているのです。
その判断材料のひとつがリンクテキストなのです。
ま、僕の場合「サンタマルタ」でヒットしてくれても嬉しくはない(爆)のですが、これが例えば「マリンアクアリウム」とか「海水魚」でヒットしてくれたなら、こんな嬉しいことはありません。
そんなことも考えつつ、サイト名を最適化していくことで、より自分が目的とするターゲット層に訪問して貰える可能性が高まっていくと言う訳です。
勿論、そのサイト名で被リンクを受けることが重要です。
とは言え、一度付けたサイト名をあとからチョイチョイ変えるのはあまり良くありませんので、出来るだけサイトの公開時点で入念にチョイスしておくことが大事です。
僕の場合、10年前に初めてホームページを作ったときに付けたサイト名が、「サンタマルターエイジの1.023world」でした。ハンドル名の由来は割愛(笑)
その後しばらくして、より比重の「1.023」を強調すべく、「1.023world~比重1.023海水の世界~」に変更しました。これは結構長く続きました。
そして現在の「1.023world-ヤドカリパークとマリンアクアリウム-」に至ります。
一時期は「比重」のキーワードで検索の上位にいたこともありましたが、よく考えたら「比重」を検索する方の多くは、恐らく僕のサイトが目的ではないだろうと言うことにあとから気付き(汗)、しかも「1.023」を探す人にしても同様だろうと言うことで、より強調したいヤドカリパークとマリンアクアリウムをサブタイトルとして変更した次第です。
一応、これが最後の変更のつもりです。
あと肝心の「1.023」の部分は、今となっては初めから僕のサイト名を知っている方が検索から訪問するための需要がほとんどかな。とは言え、今ではこのキーワードでサイトリンク(Google検索時)が表示されるまでとなりました。(勿論「1.023world」でも)
Googleのサイトリンク表示については、サイトリンクのお話や、サイトリンクの裏方のお話もご覧ください。
あなたのサイト名は、あなたの目的を果たしていますか?
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