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小型水槽とポンプの被熱実験

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先日の初チャーム体験に引き続き、早くもリピーターしちゃいました。
ちょうど今使ってるコトブキのミニボックス120から取り出したポンプがボロボロになってきて、水流強化のためもう少し強いポンプに交換したかったので、一回り大きなエーハイムのコンパクトポンプ300(1,000)をポチッしちゃいました。ついでに試薬とかカルシウムメディアとか(それについては後日)

で、早速ポンプを交換して喜んでいたのもつかの間。
ふと、水温計を見て驚愕!?

いつもより1度ほど高いぃぃぃ!!!

あぁ、そっか。ポンプでかくしたら、当然、発生する熱量も増えるのか。うっかりしてた。。。
とは言え、例のペルチェクーラーはまだ直してませんし、すぐに設置はできません。
仕方が無いので、反エコではありますが、エアコンの設定を下げて当分凌ぎます(汗)

ところで、思いつきで簡単な実験をしてみました。
僕のように小型水槽を運転されている方は、是非参考にしてください。

小型水槽におけるポンプの被熱実験♪

各社の水中ポンプ

手元にある3つの小型ポンプを使って、それぞれ水温にどれくらいの被熱を与えるのか見てみました。
今の水槽が5Lなので、それに見立てて5Lの真水を入れたバケツを4ヶ用意し、ひとつは放置、残りに各ポンプを入れて通電させ、6時間後の各バケツの水温を観測しました。
尚、僕の居住地域の電源は60Hzなので、その条件で各値を記しています。

室温(床)26.2℃ 水温 (室温差) 消費電力 流量
ポンプ無しバケツ 24.4℃ (-1.8℃) - -
Rio 50 26.7℃ (+0.5℃) 3.6W 3.4L/min
コトブキ
ミニボックス120
24.9℃ (-1.3℃) 2W 2L/min
エーハイム
コンパクトポンプ300
25.6℃ (-0.6℃) 5W 5L/min
水槽 照明ON(日中)
周辺温度26.8℃
エーハイムポンプ設置時
27.6℃ (+0.8℃) - -
水槽 照明オフ(夜間)
周辺温度26.0℃
エーハイムポンプ設置時
26.8℃ (+0.8℃) - -

確かにコトブキからエーハイムに変更すると、正味約1℃(0.7℃)上昇してしまうようです。
ま、2倍以上の電力差がありますから、当然といえば当然か。

ちなみに水槽は床上約1Mの高さに配置してあるため周囲温度も若干高く、その他LED照明計70W強の影響も僅かながらあるようで、実質、周囲温度よりも+0.8℃高くなってます。そこからエーハイムの-0.6℃を引くと、計1.4℃がLEDによる被熱ってことかな? これがもしメタハラ70Wだったら、これの何倍もガンガン熱くなりますから、さすがLEDですね♪
と思って、今度はLED消灯時の夜間でも水温を計ってみたら・・・。何故か室温差は日中と同じ。え? LEDの被熱ゼロなの? うーん。。。そもそも室温差が微小なので、日中の水温が保持されているのかしら?
ま、誤差だらけの実験でしょうから、ひとつの参考程度に。
少なくとも、ポンプの違いによる温度差は明らかですし、LEDの被熱も誤差に紛れてしまう程度しか無いと言えそうです。

また、この実験で面白いことが判りました。熱が単に電力に比例するかと思いきや、Rio 50はエーハイムより電力も流量も低いくせに、エーハイムよりも約1℃も熱くなります(汗)
なんと言うことだ!?
確かにRio 50は随分古くなったので、シャフトの摩擦熱が新品時より大きいとか?(笑)
でもコトブキも古いけど熱無いもんね。2Wだから目立たないだけかも知れないけど。

以上、小型水槽でクーラー無しで頑張ってる方には、この差は非常に大きいはずです。
ファンを当てるかペルチェクーラーを設置するか思案するような小型水槽では、いかに熱源を減らすかが、暑い夏を乗り切るポイントになりますからね。

さて。。。
エーハイムのポンプ、張り切って2台も買っちゃったんだけど(曝)
さすがに2台は不味いのでやめておこう。。。涙
ま、早くペルチェクーラー直せば良いんだけど♪

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BioPellets実験2:7日目~12日目までの推移

この記事を含むタグの全記事リスト: BioPellets実験

バイオペレット実験2も、開始からそろそろ2週間が経とうとしてますが、実は何やらおかしな現象に悩まされています(汗)
以下、ここ6日間の各実験槽の硝酸塩濃度の推移です。

バイオペレット実験2:7日目~12日目の水質

いつものように、いずれの試験管も左からA、B、C槽の硝酸塩濃度です。
6/23に硝酸塩試薬が切れたので、6/24以降は事前に購入しておいた新品の試薬で測定していました。が、試薬を変えた途端、A、B、Cいずれも真っ赤っか。。。汗
しかも一向に変化する気配が無い。。。

なんですかこれは!?

で、しばらく様子を見てましたが、さすがに可笑しいと思い、試しに今日この試薬で水槽の硝酸塩を計ってみたところ、いつもどおり完璧なゼロを示しました。と言うことは試薬は大丈夫・・・なのかな?

試薬を信用するなら、たまたま試薬を変えた6/24を境に、各実験槽の硝酸塩濃度が何らかの原因で上昇したのでしょうか?
特に何もしてないんだけど。。。

そう言えば、ちょうど室温が上がりだしたのがこのタイミングだったような気も。。。
でも水温が上がったら硝酸塩が上がる?と言うのを上手く理屈付けられない。
でもそれ以外、何も思い当たらない。。。
とは言え、水温を計ってもせいぜい26度。それ以前も23~24度はあっただろうから、バクテリアの活動に特に支障が出る水温変化とも思えない。

あるいは、極めて閉鎖環境且つ小水量(1L)では、バクテリアの回収(摂取・スキマー)が無いため、一定のレベルを境に折り返し地点(崩壊)が生じるのか?(笑)
仮にその強引な挙動がアリだとしても、それが偶然にも試薬の変更と重なるかなぁ。。。

相変わらず、いろんなものに翻弄されております♪

決めた!
キリが良い(?)ので、もっと低レベルからの実験に切り替えます♪
初回は50ppmから始め、第二弾は20ppmから開始しましたが、第三弾はもっと判り易くて大きな変化量を得られる硝酸塩レベルからやり直します。そうね、5ppmくらいなら色の比較がしやすいし、実験日数も減らせるでしょう♪

ん。。。待てよ。

初回では0.25ppmのリン酸塩がゼロになるまで僅か数日で完了したので、てっきり硝酸塩も数週間もあれば完了するかと思いきや、よく考えてみればリン酸塩と硝酸塩では濃度が違いすぎました。仮に脱リンに掛かった日数が5日とすると、その処理速度は0.05ppm/日になりますから、硝酸塩も同等の速度と仮定して単純計算すると、50ppmの硝酸塩が消滅するにはざっと3年ちょい掛かる計算です(曝)。20ppmなら1年ちょい。。。考えてみりゃ判りそうなものだけど。。。

いや、もし細菌の栄養塩の消費にもCNP比が当てはまるとすれば、仮に一般的なC:N:Pが106:16:1として、リンの16倍の処理能が期待できるなら、50ppmで2ヶ月、20ppmで1ヶ月、5ppmで一週間と言うところか。。。でも今回の第二段は20ppmで始めて2週間経つけど、一週間目でC槽が半減したのを最後に、突然振り出しに戻ったもんなぁ。。。何があるか判らない怖さ。。。

バイオペレットって、そもそもどれくらいの栄養塩環境向けなんでしょうね。
50ppmとか20ppmとかありそうな魚水槽では負荷が多きすぎるのかしら。
あくまでもナチュラルで1ppmとか、多くても5ppmとかの水槽が対象なのかも?
あるいは栄養塩濃度に応じて、規定以上のメディア量を設置しても良いのかしら?

うーん。。。そもそもホビー向け硝酸塩試薬じゃ、精度的に1ppmを把握するのは無理があるしなぁ。。。昔のラモッテの試薬、どこかに売ってないのかしら。。。あれなら確か0.05ppmの分解能があったと思うんだけど。ま、1万円くらいしましたが(汗)

5ppmで始めるべきか、もっとギリギリ2.5ppmあたりから攻めてみるか。。。
どなたかヒントをお願いします♪

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カルシウムに翻弄される人

この記事を含むタグの全記事リスト: 水質コントロール

一時はショップから調達したRO水を用いてたものの、それを切らしてからは相変わらず水道水にて人工海水を溶いてました。だって北陸は水が綺麗なんですもの♪
ちなみに人工海水の銘柄はテトラのマリンソルトプロ。理由は、10Lパックなので比重合わせが簡単なこと、そして近所のホームセンターで容易に調達できますゆえ。

少し前から気合を入れて、年末から中断していたカルクワッサーを再開しました。今回はかれこれ1ヶ月以上続いてます。ほぼ毎日です。これは珍しい♪
しかし、どうも思うようにカルシウムが上がらない。贔屓めに見ても370ppm。反面、KHは常に12以上あります。酷い時は15や16の時も。。。とは言えバッファも使ってないし、全量換水直後でも同じ値だし、イオンバランス云々以前の問題のようです。

これはどう考えても可笑しいでしょ?

と言うことで、作りたての海水を直接測定してみました。結果は、カルシウムが370ppm、KHは15。。。犯人はお前か♪
ちょっと待て。箱には「カルシウム強化」って書いて。。。
頭にきたので、作りたての海水に直接カルクワッサーをお見舞いしたら、全部沈殿してKHだけ9に下がり、カルシウムはびくともせず370ppmのまま。。。更にカチンときて、今度は水槽にもいつもの3倍のカルクワッサーを投下したら、同じくKHのみ9に降下。。。しかも数日後にはまた12まで上昇してるし。意味不明。。。

これでミドリイシの実験とかチャンチャラ可笑しいわいな。

Tetsuo氏からは「マグネシウムにょろ」と諭されるも、どうも隠居生活が長かったせいか引き出しがも錆び付いて開きません。仕方が無いのでネット検索。しかし、カルクワッサーにてカルシウムが上がらない原因がマグネシウムの低下であることを示す文献が思うように見つけられない。とは言え、マグネシウムが低いとカルシウムも上がらない的な記述はチラホラあるので、「うんうん。きっとそうだったよね♪」と自分に言い聞かせ、とりあえず硫酸マグネシウムを探す旅に出ました。が、見つからず。。。ホームセンターの肥料コーナーで、「コレ入れたらマグネシウムも入るけどリンも入るなぁ・・・」とブツブツ囁きながら、後ろ髪を引かれつつ退散。その後も薬局を回るつもりが、途中で面倒くさくなってきたので計画を変更。まずはRO浄水器と別銘柄の塩を用意することに。マグネシウムはそれからでも良いだわ。

以前から、チャームはアクア通販サイトで日本一のトラフィックを誇るだろうと勝手に豪語していた割に、実は今まで利用したことが無かったので、初チャーム体験を敢行しました。ポチったら次の日の午前中に届くとか、さすがです。浄水器はアクアウーノPRO-EX3と言うRO+DIを、海水はリーフクリスタルを、あと試薬が切れたので硝酸塩とマグネシウムを。その他、ちっちゃな比重計など。

アクアウーノ PRO-EX3 (RO+DI)

ROは10年ぶりに手にしました。当時はエキスパートマリンとDI(メーカー失念)を繋いで愛用してましたが、最近のは安くてもちゃんと作ってありますね! チューブ接続部には親切にラベルが貼ってあるし、チューブの脱落防止ワッシャも付いてるし、給水ジョイントも凄く使いやすい作りになってます。凄いな。これで2万なんて嬉しすぎますね♪

製品構成は、ROメンブレンにフィルムテックの75ガロンと、OMNIPURE社のセディメント&カーボン一体フィルター(K5651)とDI(K5655)、そしてリストレクター&フラッシングバルブを組み合わせたものでした。アクアウーノってカキショウテンのブランドなのかな?
ちなみに今探したら同じ構成のものがグリーンズで17,800円でした(汗)
ま、初チャーム体験できたから良しとしよう♪
差額でもうひとつ試薬買えたけど。。。汗

ちなみにリーフクリスタルは僕が10年前に愛用していた人工海水です。それ以前はインスタントオーシャンでした。強制濾過時代はシーライフだったかしら。

さあ、カルシウムよ。そこへひれ伏すがいい♪

華麗なエンディングを飾るべく、水道水とRO、そして塩の銘柄の違いを再確認すべく、各組み合わせで水質を測ってみました。

6/23 水源 水温 比重 KH Ca Mg
水槽 5L 水道水 26 1.022 13 350 920
テトラマリンソルトプロ 水道水 5L 24 1.023 14 440 1200
テトラマリンソルトプロ RO+DI 5L 25 1.023 14 450 1200
リーフクリスタル RO+DI 5L 24 1.023 13 400 1160

えぇっ!?(マスオ風)
えっと。何故か今日に限って、テトラの値が優等生なんですけど(曝)
悔しいので海水を作り直して再測定するも同じ結果に。。。
となると、水槽だけが赤点居残りに。。。
そう。テトラはあくまでもシラを切るつもりのようです♪
そんな馬鹿な。。。じゃ僕は一体今まで何と戦っていたのだ?

もう一度、これまでの経緯をまとめてみる。

  • 今までは、海水作りたてでもカルシウムは低かった
  • カルクワッサーを頑張ってもカルシウムがまったく上がらなかった
  • カルクワッサーを増やしたらKHが9まで下がったが、数日後にはまた12まで上昇していた(いつもは大体13~14)
  • 何故か今日のテトラはカルシウムが高い

考えられる原因

  • 季節の変わり目で水道の水質に何か変化が?
  • いつもは風呂場の水道、今日はキッチンの水道を使ったから?
  • いつもは塩重量で海水を作り、比重は適当だったので、実は少し薄かったとか?
    いや、少なくとも1.022~1.024に収めた自信はある。
  • テトラの海水は10Lパック毎に成分にバラツキがある?
  • 寝ぼけてテトラの海水と間違ってリーフクリスタル溶いちゃったとか?
    いや、作り直したし、2回とも寝ぼけるとかありえん。。。
  • テトラの海水には逆探知を妨害する精霊が宿っている?

さっぱり判りません。。。笑
あくまでも思いつくこと書いただけなので、テトラさんご容赦ください。

まあいい。今後はRO+DIとリーフクリスタルをベースとして、カルクワッサーとマグネシウムを食らわせてやるのだ♪
うーん。。。綺麗な脱出劇になるはずだったのに、なんかモヤモヤするなぁ。。。

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