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懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

BlueViolet 420nm LEDの効果

この記事を含むタグの全記事リスト: 420nm LED水槽記録 Zhuhai Tianhui

あの娘、最近綺麗になったよね~
彼氏でもできたんじゃない?

というのは全然?関係ありませんが。。。
今回は久しぶりの水槽日記です。

本日の水槽の様子。白い点々はいつものように曝気の泡です(笑)

2011/08/23の水槽

あ。数日前、ついに6Lから7Lへ水量を増やしました。光障害対策です。
また、ついに照明スタンドも10cm高くして、水面照度を40000lxオーバーから35000lx程度まで落としました。ひとつの実験を終え、その犠牲となったオレンジ・エダコモンの治療に入るためです(汗)。さすがに共肉のチアローゼがもう限界です。これ以上やると間違いなく逝きます(汗)

さて・・・ひとつの実験とは?

・・・あ? 気づきましたぁ?
みにくいあひるの子は、いつしか綺麗な白鳥になりましたぁ~♪

エダコモン・バイオレットポリプ

まあ、まだ序の口です。もう少し濃ゆいバイオレットを目指します♪

長かった軌跡をどうぞ。

バイオレット・エダコモンの軌跡

元々はフィジー産のパープル個体と言うことでしたが、頂いた時には既に見事な焦げ茶色でした(汗)。それを巷ではフィジーマジック?と言うとか言わないとか。。。曝
その後、ありとあらゆるLEDを試しましたが、焦げ茶色が揺らぐことはありませんでした。UVもダメ。シアンもダメ。電球色もダメ。明るいのも暗いのもダメ。。。どないせぇっちゅうねん。。。

しかし。。。夜明けの兆しが見えたのは1ヶ月前。なんとなく・・・本当になんとなくのレベルでしたが、ポリプにパープルが乗ってきたような気が。。。しかも、あんなに頑なに心を閉ざしてきた焦げ茶の共肉が、少し透けてきたような気が。。。

そして昨日、水槽を眺めていて、ふと、
あり。これってバイオレットやん♪

長い道のりでした。。。エイジはこんなに大きくなりました。。。

さて。どうしてこの娘は急に心を開いたのでしょう?
水質? いいえ。むしろ最近は添加系はすべてサボってます(汗)
ではなぜか?

実は6月の末に、例の太陽光LEDライトにBlueViolet 420nmを追加してます。
そう、それしか変更項目が見当たりません。

しかし変です。それだと、これまで僕が唱えてきた理論に反します。
青いサンゴに青い光を当てても、演色効果により青く見えるだけです。
染物のように、青い光が染色される訳ではありません。
なので、今回もバイオレットを当ててバイオレットになったとは考えられません。

また、このバイオレット・エダコモンは、確かに演色により紫色に見えている部分も多少はありますが、だったら6月末に420nmを追加した時点でこう見えていたはずです。しかしその時はいつもどおりの焦げ茶のままでした。それが、少しずつ変化して、今日に至ります。

そこで、仮説をたてました。
これは、極めてシフトの小さなバイオレット蛍光なのだ、と。
420nmに励起され、430nm当たりを発光する、あくまでも蛍光タンパクなのだと!
それプラス演色効果により、バイオレット発色が増幅されているのだと!

だったら話は簡単です。ブルーを当てて蛍光グリーンが育ったようなものです。
蛍光の得意なエダコモンのことですから、何も不思議はありません。。。

・・・と言うのは、いかがでしょうか?(笑)

これが真実なら、この娘の場合、普通のLEDをどんなに当ててもダメだったということになります。普通の白色LEDにしろ青色LEDにしろ420nmのバイオレット波長は入ってませんから、ずっと焦げ茶のままだったでしょう。。。
そうです。やはりLEDでも太陽は再現するしかないのです。

そして、先日から予約販売が始まったeco-lamps KR93フルスペクトルエディションには、このBlueVilolet 420nmが贅沢にたっぷりと入ってます♪

LEDでも太陽の恵みを、皆さんの愛するサンゴたちへ・・・

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クーラースペース欲しい

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先月からずっとファンで誤魔化してきたけど、そろそろ限界かなぁ。。。
まだなんとか28℃超えは回避してるけど、時間の問題っぽいね。。。

水槽周り 2011/07/27

でも、クーラー置く場所が無い!?
困ったなぁ。。。

さて、最近、コロッと忘れてたサンゴの状況です。

サンゴの状況 2011/07/27

自称元パープル?のエダコモンが、光攻めの甲斐あってか?共肉の色が少し薄くなって、微妙にポリプにパープルが乗ってきたような気が・・・?
過去1年、何やっても無反応だったのに、ここに来て初の変化ですよ♪
過去との違いは、光強度もそうだけど、なんと言っても420nmを入れたことやね♪
もし420nmが決め手だとしたら、そらぁ、今まで何やってもダメなはずだわ。。。だって、LEDで420nmを実現するには、現状では420nmの素子を入れるしか方法が無いんだもん。
もしかしてLEDでサンゴがうまくいかない原因が420nm不足ってのが結構あるかもね?
そうなると、420nmとシアンにピークを持つスーパークールが最強なのも頷けます!

さて、その代わり、隣のナントカサンゴ(名前知らない)が知らぬ間に息絶えてました(汗)
光強度をパープルエダコモンの光障害ギリギリ(ポリプちょい萎縮気味)に合わせていたので、元々既にナントカサンゴは光障害がバリバリ出てたんだけど、そこへ来て連日のやや高水温がダメ押しだったかな?と考えています。自然下での温度耐性はなかなか期待できませんからね、水槽環境じゃ。野生と養殖がケンカしても勝敗は見えてるってこってす。

て言うか、やっぱサンゴを同じ高さで陳列すると、光の調整が不可能ですね。どれかを優先したら、どれかが犠牲に。とは言え水深は10cm。うーん。。。無いものねだり。
現在は、グリーンエダコモンには余裕の光強度、ハギコモン(ピンク)には結構光障害あり、オレンジエダコモンもやや光障害気味、な光強度状況です。

まあ、あの頑固なパープルエダコモンが初めて変化を見せたので、もう少し現状で回してみようと思います。それまでハギコモン持つかなぁ。。。汗

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CaリアクターCO2ボンベ交換

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と言っても、74gボンベですが。

炭酸ガスボンベ74g

4/11に公開したミニミニカルシウムリアクターのガスが早くも無くなりました。
えっと~、ちょうど2ヶ月ですね。。。

えぇっ!?
2ヶ月しか持たんのけ!?

なんとなく予想はしてましたが、、、まさか2ヶ月とは。。。
少しでも交換サイクルを遅延させるべく3秒1滴に調整してたのに。。。うぅ。
てことは、年間6本か。。。
とは言え、でかいの置く場所は絶対に無いので、他に方法がありません。。。
しょうがないなぁ。。。

  1. 人の息回収装置を作る
  2. リアクターに繋ぐ

ノーベル賞やん♪

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