見え過ぎちゃって~困るの~♪な分光光度計は、ブルーハーバーが製造元に校正に出して戻ってきたばかりなので、精度は超折り紙付きなのだぁ~♪
と言う訳で前回の続きです。
だにやんがコメントくれたとおり、あれはメタハラのスペクトルでしたぁ~♪
誰? LEDって言った人?
そんな修行の足らない人には、結果Oh! Life > LEDを処方しておきましょう♪
さて、このメタハラのスペクトル。
普段我々が見慣れたスペクトルグラフは、可視光線とか光合成の都合により、およそ380-780nm程度をピックアップしたものが多いですね。
スカイビームのスペクトルは僕は今回初めて見たけど、疑似太陽光としては絶品だそうで♪
その他、まあ、よく見慣れたスペクトルがズラリと並んで、、、
と思いきやっ!?
実は今回使った分光光度計は下は300nmから上は1100nmまで測定できるので、上の図のような見慣れたグラフにとどまらず、より広域に渡って光源のスペクトルが測定できるのだ!
その結果がこれだ!
背景白抜き範囲がいつも見ていた380-780nmの帯域で、グレーの範囲が今まで公開されていなかった部分、隠れていた部分です。
ここになんと!? 球によっては強大なギャランドゥがっ!?
特に6000-10000Kなどの色温度の低い球ほど顕著かっ!?
そう、球によっては700nm以降の近赤外線の帯域に、宿主以上に丸々と太った寄生虫の如く、貴重な電力を無駄に消費する悪魔が潜んでいたのです!!!
メタハラが水温を上げていた原因が今ここに白日の下に晒された!
球によってはどんだけぇ~っ!!!
- 熱よさらば -
これはスーパークールのキャッチコピーです。
今更ながら大きく納得!
他の球がばれないと思ってシレ~っと赤外線バンバン出してる中、そんな誰にも気づかれない領域にまで配慮して熱をクリアしたスーパークールは、今ここにもっと大々的に評価されるべきである!!!
グッジョブ! スーパークール! 今までありがとう!
また、この極端に大きな赤外線の山は、あるいは生体にも何かしらの影響を与えないとも限らない。でもそれを裏付けるデータはないので、今はとりあえず以下のようにまとめたい。
- メタハラは球によっては近赤外線領域に隠れた大きな電力ロス要因あり
- メタハラは球によっては近赤外線領域に隠れた大きな熱源あり
この赤外線を可視光線(光合成有効範囲)へシフトできれば、同じ電力で光量アップ、そして熱源の排除によって水温への被熱を防止してクーラー稼働率を低減できます。
しかしどうやって。。。
それができるのは、奴しかいない。
えるっ!いーっ!でーっ!!!
一旦CMです。