GWだったそうなり。。。巷では。
そうか、世間は早くも5月だったなりかぁ?
ワイルドなりぃ?
一応、前回までの各種ランプのスペクトル測定の結果報告をもって不都合な真実シリーズは完結となりましたが、まだまだ色んなデータがあるので、今回はその中からメタハラのUVカットの有無によるスペクトルの違いをご紹介しましょう。
まず、MT250を灯具として測定した各ランプのスペクトルです。実線がUVカット無し、破線がUVカットあり。当然、UVカットありの方がUVカット無しよりも波形は小さくなります。
尚、UVカットはMT250に付属のUVカットガラスを使用しました。
コーラルグローとGrassy glowは球自体にUVカットが処理されてる?せいか、ほとんど変化無し。それ以外はUVカットされていない球?のようで、UV~青にかけて大きな減衰が見られた。特に生体への悪影響が懸念される350nm以下の波長は完璧にカットされているようだ。一方、赤外線はまったく変わらず。。。ま、下手にこれをカットすると逆に灯具の中や球にそのまんま熱がこもっちゃう事になるので、耐久的にスーパークールのダイクロイックミラーみたいな構造にしないとあかんでしょうね。
続いて、スーパークール各種とシエロのコバルトブルー。同じく実線はUVカット無し、破線はUVカットあり。UVカットはSCの付属のガラスを使用。
と思ったけど、この辺のランプはすべて球自体にUVカットが施されてるんちゃう?
あるいはSC付属のガラスはただのガラスか?汗
ま、350nm以下が出てないので、前者だろうと思うけど。。。
でも未確認なので、あくまでも参考までに。
と言う訳で、メタハラのUVカットは350nm以下を対象にズバッとカットするのが主な役目で、ややつられて400nm~500nm前後までの減衰は見られるものの、それ以降は赤外線も含めほとんど変化を与えない特性を持っていることが判りました。
よく、僕もそうだったけど、UVの実験をするために敢えてUVカットガラスを外して使ったりもしてましたが、今は球自体にUVカットが施されているモノも多いようで、厳密にはUV計で測り比べないと意味が無いですね。
あるいは、昔の球はUVカット無しが多かったように記憶してましたが、もしかしたら僕が主に使っていたのがabやHITばかりだったので、そう感じただけかしら?
コーラルグローって昔から球自体にUVカットついてました?