先週はとても充実した一週間を過ごしました。
まず、約10年ぶりに黒潮研究所を訪れ、サンゴ礁学会の準備に勤しんだ2日間。。。
そして、サンゴ礁学会への出席と、フルスペ特設ブースに勤しんだ2日間。。。
今回高知で開催された第17回サンゴ礁学会では、40の口頭発表と70のポスター発表、それらが僅か2日間で消化されたのですが、あまりにタイトなスケジュールだったため、全部は勿論、聞きたかった発表すら半分も拝聴できませんでした。。。
しかし、それでも多くの研究者の方々の研究成果を吸収してくることが出来ました!
ハッキリ言って、採れたて新鮮なネタばかりです♪笑
特に近年ミドリイシのゲノム解析に尽力された新里宙也氏から直接お話を伺えたことは、すごく貴重な体験でした。ついついポスターそっちのけであれやこれや。。。ムフフ♪
*新里氏のゲノム関係の論文です。ミドリイシとアミノ酸の関係も判ります。
世界で初めてサンゴと藻類の遺伝子を同時に解析(PDF)
サンゴの遺伝子研究のこれまでの歩みとゲノム解読による新展(PDF)
以上、あっという間の2日間でしたが、今回の大会を通して僕が感じたのは、現状のアクアリウムと、研究者による研究成果とのズレや隔たりです。
「もっと研究者とアクアリストの交流が必要だ」
そう強く実感した、今回のイベントでした。
何か僕にできることはないか、今後じっくりと考えたいと思います。
まずは、アクアリストの方々にサンゴ礁学会への入会を広めていきますか?笑