はて、、、このスペクトルは一体、、、
・・・ブルーLEDか???
いや、、、この妖艶な光は、、、
むむむっ!?
ホタルイカ~♪
そうなんです! なんと!?
ついにホタルイカの発光スペクトルの測定に成功しちゃいました~♪
もしかして世界初ぅ~???
それはないか(爆)
でも、ざっと検索した限り、それらしいデータは見当たらず。。。
もしかして月光スペクトルに次いでの快挙かしらん♪笑
いやぁ~、、、苦労しましたよ!!!
本当は去年計画してた丸秘作戦だったんですが、結局行けず終いだったので「今年こそは!」と意気込んだモノの、ホタルイカって浜に打ち上がった時の刺激で数秒程度光るだけなので、測定チャンスはあくまで採取直後の数秒のみ! とは言え、人間はイカとは違い、採取と測定で2本の手がすぐに塞がってしまいます(笑) じれったいことこの上ない!
一体、何十回測っただろう、、、発光時間も短いし、そもそも光が弱いし、何よりホタルイカも大人しくしてない(爆)ので上手く発光器(2本の脚の先端)に測定器のセンサーが合わないから、全然感光しなーい!!!汗
そんな中、ホントに偶然だと思うけど、何十回のうちの2回だけ感光したんです♪
そのスペクトルがこちらの2枚。
スペクトル(a)は、まさに光った瞬間、煌々と瞬いた瞬間に拾えた強い光のスペクトルで、2枚目は何回か瞬いてそろそろ弱くなってきた頃のスペクトルです。いや~マジで良いデータが取れました♪
この2つを重ねてみると、面白いことが判りました。
どうやらホタルイカの発光は、大まかに450-450nm、460-465nm、475-480nm、485-490nmの4つの鋭いピーク波長の集合体のようですね。これが果たしてホタルイカ独特のモノなのか、はたまたオワンクラゲのイクオリンのような生物発光にも見られる特徴なのか、ちょっと今後の調査欲がモリモリ湧いてきました! オラ、ワクワクするぞ!笑
あー加茂水族館行きた~い!!!
ちなみに、僕が今回ホタルイカ採取に行った日は爆沸きではありませんでしたが、爆沸きだと海岸線一面がこんな感じになります♪
* 写真はPinterestより引用
僕も何度か遭遇したことがありますが、この瞬間はホントに凄く綺麗です。。。
で、この日の海岸線はせいぜいこんな感じでした(笑)
ま、採りに来てた人間も相当な数だったので、打ち上がる間もなく、水面を漂ってる段階で網で一網打尽でした(笑)
で、僕はほとんど撮影と測定に追われてましたが、それでもバケツ半分はゲット♪
帰りに地元(富山)の友人宅で、獲れたてきときとを調理して貰いました。
ホタルイカの刺身とボイル♪
いやぁ~、獲れたては旨いですよ~!
ホント、海鮮に関しては富山に生まれて良かったなぁ~と思える瞬間です(笑)
もし、他にも何か測定してみて欲しいスペクトルがあったらリクエストください。
info@1023world.netまで。
1. あぼ 2016/06/07 14:43
ホタルイカ美味しいそう。。。
ではなく、アイリスオオヤマから発売されたフルスペクトルLED?
ご存知かと思いますが、いかがなものでしょうか?
http://www.irisohyama.co.jp/led/houjin/SORAA/
2. エイジ 2016/06/09 23:30
情報ありがとうございます。
読んでみた限り、CCSの自然光LEDと同じ仕組みのようですね。
例のUVチップ+RGB蛍光体によるものです。
せめて安ければ良いのですが、10Wで5600円なので、かなり悩ましいかと…汗
せめて集光レンズなら水槽用スポットとしても使えそうですが、多分拡散光だと思うので、水槽では使いにくいかな。。。
ま、もし入手できたらネタにさせていただきますね。
3. あぼ 2016/06/21 11:49
確かに製品からのパーツ取りはコスト的に難しそうですね。
Xicatoのモジュールを購入しようとしてるのですが、海外から直での購入は難しそうですね。
国内の代理店ってブライトラィトでしょうか?
聞いてみたら送料が製品代より高くて。。
小さい光源径:Ø 9mm で2000lmクラスはXicatoぐらいしかなさそうですよね
4. エイジ 2016/06/21 17:20
懐かしい。。。
古いメールをひっくり返したら、代理店は確かにブライトライトでした。
今はまた当時とは違う新しいモジュールが出てるのかしら?
使えそうな製品をご存じなら教えてください。
5. あぼ 2016/06/21 19:18
アーチストシリーズも3000lmまで上がってます。4000kまでしかないですけど。
UVチップ+RGBでよければ5000kもあって
東芝のTRI-RがMAX 4500lmで良さげですが入手性は不明です。
http://trir-pj.com/ja/lineup/
UV系だと耐久性どうなんでしょうか?
6. エイジ 2016/06/22 09:58
UVタイプの高演色白色LEDの蛍光体寿命は未だに短いままなんじゃないかなぁ?
400nm→405nm→410nmとなるべく長波長へシフトしたり、COBを組んでチップあたりのドライブを控えめにしたり、それで当時はCCSの自然光LEDは寿命を20000時間→30000時間で販売してましたが、他の50000時間と比べると限界はありますね。
それなら、いくつかの素子を混ぜた方が簡単に長寿命のままフルスペクトルが得られます。それが5年前に僕が出した答えでした。だって、どのみち自然光LEDを極めても、スペクトルバランスの調節もできないし、リーフ水槽では持て余しますし。水草なら良いかな?
TRI-R良いですね!
これは一見の価値ありそう。
普通に売ってるのかな。調べてみます。