引き続き溜まってたネタを順番に。
前回Premium AquaticsからMazarraのデュアルチップLED素子を通販したときに、商品ミスがあって正しい商品を送り直してもらった訳ですが、結局間違ったLEDはそのまま貰う事になったし、担当者のミスとは言えMaxspectのコロコロ変わる仕様変更の犠牲者でもある訳だし、せめて送料を払おうかと言っても要らないって言うし(そりゃそうか)、なんやかんやで商品代金や送料や手間のことを考えたら気の毒になったので、なんかついでに買おうかなぁ~と物色してたら、試してみたい商品があったので、実はそれも一緒に送ってもらうことにしたんです。長い。
それが、Kessil A150W Special Blend 15000K Ocean Blue です。
国内でも3万円ほどで買えるようで、34Wでこの価格なら安い方かな? どう?
以前だに兄が設置に苦労してたので、僕は取り付けアームも買ってみましたよ。
公式サイトで言うところのこれ↓(上から2番目)です。
構成はこんなかんじ。
早速、実測っ!
やっぱ、マルチチップは光の混ざりが違います♪
色ムラなんて一切皆無!
光色ブレンドに関しては間違いなく業界一でしょう♪
ただ、広範囲を照らすべく超広角ビームになってるため、照度やPPFD自体はかなり弱いです。主に補助向けな感じ。でも1台足したくらいじゃ見た目は変わらないかな(汗)
ま、もしメインにするなら最低7-8台もあれば水面で600μmol/m2/sのPPFDと3万ルクスの照度は確保できると思います。また、10000Kや6700Kを混ぜるなら5-6台程度には減らせるだろうし、LPS限定なら2-3台でもイケそうな気がします。
そんなことより、僕の興味はチップだぜ♪
ふむふむ。なるほど。
公式サイトのスペクトルから逆算して、各チップの波長はおよそこんな構成かな?
19素子で34Wなので、電源ロスを差っ引いておよそ1.5W駆動ってとこか。
省エネ駆動ってことは、寿命もかなり期待できそう♪
それよりも驚いたのは、すべてCree社のチップを使ってるってこと!
そっか! Creeは社外向けには400nmや420nmも作ってたのか!
頼むからそれを自社ブランドでも発売してくれぇぇぇ!!!笑
しかし、ひとつ気になることが。。。
今一度、実測スペクトルを見てみると。。。
なぜか400nmに385nmを使ってる???
公式スペクトルによれば、本来一番下の波長には400nmを使ってるはずだけど。。。
400nmのチップが無かったのかな?
はたまた±15nmの誤差があるのかな?(それはない)
普通に400nm使った方がもうちょい出力も確保できたはずだけど。。。
謎は深まります。。。
ちなみに、アクアLEDクリエイター的には、
現在:385nm×1 + 420nm×2 + 450nm×6 + 460nm×6 + CW×4
↓
提案:400nm×3 + 420nm×3 + 450nm×3 + 460nm×6 + CW×4
これくらいが良いなぁ♪
あ、あと、ファンが内蔵されてるので、点灯中はある程度ファンの音が聞こえます。
1台でも結構目立つので、もし数台並べたら・・・
でも先日だに兄に聞いたら静かだって言ってたので、個体差があるのかも?
あなたのKessilはどうですか?
1. Tank 2012/11/17 11:50
で、そのkessilを何に使うの?
2. エイジ 2012/11/19 03:56
え?
もう使い終わったけど。