あの娘、最近綺麗になったよね~
彼氏でもできたんじゃない?
というのは全然?関係ありませんが。。。
今回は久しぶりの水槽日記です。
本日の水槽の様子。白い点々はいつものように曝気の泡です(笑)
あ。数日前、ついに6Lから7Lへ水量を増やしました。光障害対策です。
また、ついに照明スタンドも10cm高くして、水面照度を40000lxオーバーから35000lx程度まで落としました。ひとつの実験を終え、その犠牲となったオレンジ・エダコモンの治療に入るためです(汗)。さすがに共肉のチアローゼがもう限界です。これ以上やると間違いなく逝きます(汗)
さて・・・ひとつの実験とは?
・・・あ? 気づきましたぁ?
みにくいあひるの子は、いつしか綺麗な白鳥になりましたぁ~♪
まあ、まだ序の口です。もう少し濃ゆいバイオレットを目指します♪
長かった軌跡をどうぞ。
元々はフィジー産のパープル個体と言うことでしたが、頂いた時には既に見事な焦げ茶色でした(汗)。それを巷ではフィジーマジック?と言うとか言わないとか。。。曝
その後、ありとあらゆるLEDを試しましたが、焦げ茶色が揺らぐことはありませんでした。UVもダメ。シアンもダメ。電球色もダメ。明るいのも暗いのもダメ。。。どないせぇっちゅうねん。。。
しかし。。。夜明けの兆しが見えたのは1ヶ月前。なんとなく・・・本当になんとなくのレベルでしたが、ポリプにパープルが乗ってきたような気が。。。しかも、あんなに頑なに心を閉ざしてきた焦げ茶の共肉が、少し透けてきたような気が。。。
そして昨日、水槽を眺めていて、ふと、
あり。これってバイオレットやん♪
長い道のりでした。。。エイジはこんなに大きくなりました。。。
さて。どうしてこの娘は急に心を開いたのでしょう?
水質? いいえ。むしろ最近は添加系はすべてサボってます(汗)
ではなぜか?
実は6月の末に、例の太陽光LEDライトにBlueViolet 420nmを追加してます。
そう、それしか変更項目が見当たりません。
しかし変です。それだと、これまで僕が唱えてきた理論に反します。
青いサンゴに青い光を当てても、演色効果により青く見えるだけです。
染物のように、青い光が染色される訳ではありません。
なので、今回もバイオレットを当ててバイオレットになったとは考えられません。
また、このバイオレット・エダコモンは、確かに演色により紫色に見えている部分も多少はありますが、だったら6月末に420nmを追加した時点でこう見えていたはずです。しかしその時はいつもどおりの焦げ茶のままでした。それが、少しずつ変化して、今日に至ります。
そこで、仮説をたてました。
これは、極めてシフトの小さなバイオレット蛍光なのだ、と。
420nmに励起され、430nm当たりを発光する、あくまでも蛍光タンパクなのだと!
それプラス演色効果により、バイオレット発色が増幅されているのだと!
だったら話は簡単です。ブルーを当てて蛍光グリーンが育ったようなものです。
蛍光の得意なエダコモンのことですから、何も不思議はありません。。。
・・・と言うのは、いかがでしょうか?(笑)
これが真実なら、この娘の場合、普通のLEDをどんなに当ててもダメだったということになります。普通の白色LEDにしろ青色LEDにしろ420nmのバイオレット波長は入ってませんから、ずっと焦げ茶のままだったでしょう。。。
そうです。やはりLEDでも太陽は再現するしかないのです。
そして、先日から予約販売が始まったeco-lamps KR93フルスペクトルエディションには、このBlueVilolet 420nmが贅沢にたっぷりと入ってます♪
LEDでも太陽の恵みを、皆さんの愛するサンゴたちへ・・・