実は、以前近所の海岸からワラワラ用に採取してきた海藻らは、以来ずっとバケツでエアレーションして維持していました。
いつでもワラワラを水槽に足せるようにと、培養していたのです。
しばらくはホントにワラワラと湧いていました。
何度か水槽に移植してましたし。
が、先ほど久しぶりにこのバケツを真剣に調べてみたら、ワラワラが全く見あたりません。
ホントに良く良ーく調べてみても、全くの皆無。。。はて?
確かに海藻も半分くらいは溶けているし、海水も少し黄ばんでる。
まさかと思って硝酸を調べてみると、あー、真っ赤っかじゃんっ!(汗)
軽く50ppmはありました。
そうでした。
僕がいつも、「高濃度の栄養塩は細菌・微生物の増殖を阻害する」と言っていた、まさにその現象のようです。
プランクトンのような微小生物でも、やはり例外ではないようですね。
仕方がないので、残った海藻と海水はポイッしました。また採ってこよう。
皆さん、ワラワラが湧かない、維持できない時は、栄養塩濃度も注意してみてください。
さて、先日の記事でも書いたとおり、ウミヒルモの規模縮小が気がかりです。
ついでに水槽の方も硝酸を調べてみました。
うーん。やっぱり問題なし。
やはりゴカイのせいなのか?
あるいは、栄養が足り無さすぎるのか?
ちなみにガラス面にはうっすらと茶ゴケも生え、コペポーダの類が順調にワラワラと湧いていますし、密度も以前よりグンと増してきているようです。
うーん。。。
ウミヒルモを上手く飼育されている方、どうか良きアドバイスを。