昨日の東芝LEDの記事は、思いのほか好評のようでしたね。
喜んで貰えてえがったです。
さて、その中で、ついつい「同じ日亜の青いLEDに換装してアクアブルーを作ろう♪」なんて言っちゃったけど、よく考えたらそんな簡単に素子が外れるのかしら?
で、試しにハンダゴテを当ててみました。
・・・外れませんっ(大汗)
何故かというと、基盤自体が放熱のためのアルミ板で出来ているため、コテの温度がなかなか伝わらないのです。伝わったと思っても離したら即冷えちゃうし。。。
が、根性で外しました。
ハンダゴテは前職で15年握ってきましたが、こんなに外れ難いのは初めてです(^^;
慣れていてもそうですから、慣れてない方は多分基盤丸焦げにしちゃうでしょう(汗)
本当に壊す覚悟でやらないとダメです。で、かなりの確率で壊しそうです(^^;
裏からバーナーであぶった方が早かったりして・・・(妄想です)
なので、もし挑戦される方は、慌てず焦らず慎重に取りかかってください。
それでも、取り外したLED素子は死んだと思って諦めるくらいじゃないとダメ。
勿論、自己責任ですよ。ぶっ壊しても知らないんだからっ♪
で、偉そうな事書きましたが、僕も今回は3素子中、3素子ともパターン切りました(大汗)
なんと、素子の裏にも1本隠れてるんです。カソードの補助が。
しかも素子の裏なのでコテで加熱できず(^^;
仕方がないので剥離覚悟で進めたら、本当にパターンごと剥がれました。。。
で、写真の右側が補修と補強済みの状態です。
さ、そうこうしてると宅配便が来ました。
昨日注文して今日届くって、ネットは便利だなぁ~。
今回はオーディオQからお取り寄せしました。て言うかココ以外で日亜の青LED (NS6B083T)は見つけられなかったので。
ところで、白LEDに比べて光束量が極端に低いことが気になります。白の6分の1かぁ。。。大丈夫かしら(汗)
ま、悩んでも仕方ないので、早速実装に取りかかります。
でもその前に、
この行為は同じ規格の色違いのLEDへの換装です。規格の異なるLEDは絶対に使用しないでください。素子や回路を損傷します!
また、当然ですが、極性(アノード・カソード)を間違えないように!
と言うことでお願いします。
では続きです。
ハンダは入念に載せます。先ほど補修した素子裏の補助パターンにも確実にハンダを載せます(放熱のため)。パターン補修時にハンダ面を少し広げておいたのは、ここでコテを当て易くするためです。
うむ。なんとか作業自体はこれで完了した。
さあ、果たして点くのだろうか?(汗)
点きました~っ♪
思ったより暗くないし、綺麗な青色です。
さ、ノーマルとの違いはどうでしょう?
うおおおっ!!!
爽やかブルー光臨♪
LeDio7のアクアブルーよりも白に近い良い感じになりました!
しかもリフレクタのビーム角が広いため、程良く水槽全面に満遍なく光を注いでます♪
では、LeDio7のパールホワイトと比較してみましょう。
しつこいようですが、パールホワイトが黄色いんじゃなくて、海水が黄色いんだからね(汗)
ま、さすがにレンズによる集光効果には敵わないので中心の照度では完敗ですが、色味は大満足です。あとは注文してある既製のリフレクタが来たら、もう少しビーム角を攻めてみようと思います。
気になる照度はと言うと、
30cmの照度 |
カバーあり |
カバー無し |
リフレクタA |
リフレクタB |
純正 |
1,100 lx |
1,700 lx |
3,200 lx |
4,200 lx |
青×3換装 |
900 lx |
1,400 lx |
2,700 lx |
3,200 lx |
ま、こんなところでしょうか。
LEDの自作でありがちな5mmφLED×大量陳列だと、手間が掛かる割に大した光量は得られないのであまりそそられませんが、今回の日亜の高出力LED(1W/083B)を使ったLED照明なら、たった数個で何千ルクスレベルのランプが簡単に実現できるので、作業性でもコスト面でも実用性でも非常に効果が高いですね♪
あとは、もう少しリフレクタを煮詰めて、せめて5,000lx越えを目指したいなぁ。それか小さなレンズが見つかれば良いんだけど。。。今の状態だとまだまだ広角だし、壁にも無駄に光が漏れてますからね。これを全部水面に集めれば、まだまだ明るくなりそうですよ。
最後に、もう一つのメリットについて。
LeDio7も十分にコンパクトですが、東芝のLED電球のカバーを外した状態は、究極のコンパクト性を誇りますね♪ これならスペース的にたくさん並べられるので、それこそ着せ替えのように自分好みのカラーをいろいろ作って並べられますよ。
問題はLEDの換装作業だな。。。苦笑
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