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自動干満システム:初のトラブル

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先日のくらげちゃん
なんかあのあと、最大で20匹(目測)くらいに増えてた(笑)
君たち一体どこから湧いてくるんだ?

なんて見てたら、あることに気づく。

あり? 干満してないじゃん(汗)

調べてみると、自動干満システムの唯一の生命線である干満共用パイプ(要はエアチューブ)が、コケで詰まってた。。。
やはり透明なパイプだと、知らず知らず内面にコケが生えてきますね。
しかもエアチューブは細いから。

うーん。
かと言って不透明パイプにするのは勇気がいるなぁ。
だって、中が透けて見えてないと色々不安ですから。

ま、いずれ考えるとして、とりあえずは一旦システムを外してお掃除開始。
設置以来、確認のしようがなかった干満タンクの中には、多少のデトリタスが溜まってた。
半年でこの量なら、定期点検は年一回で良さそうです。
また、タンク内部で使用していた各逆止弁も、期待通り機能しているようだ。
エアストーンも問題なし。
もちろん常に内部が曝気される仕様なので、硫黄臭のような発生も全くない。
我ながら、これは近年希に見る画期的なシステムだ、と改めて納得する(曝)

一通りチェック後、再設置。
で、テスト。

あり? 海水が上がっていかない!?

で、また調べてみると、通電もしてないのにエア電磁弁が開いてる!?
ガーン!!もう壊れたのか?

で、本格的に調査するため色々といじっていたら、今度は知らぬ間に閉じてる(汗)
え? もしかして勘違い?
すると今度は正常に海水が上がっていった。。。

なんだったんだ。。。
ま、いいか(爆)

ところで少水量での干満システムは、環境維持がかなり困難だと実感しました。
何故かはまだ判らないが、以前やってた6Lナチュラルと比較しても、圧倒的にプランクトンの維持ができていないみたい。
しかも、強制濾過時代いつも悩まされていたヒゲゴケまで出る始末(汗)
うーん。僕もまだまだ大した事無いなぁ。。。

とりあえず過去のシステムとの違いとしては、ライブロックが無い(少ない)ことくらい。
環境維持をほぼライブサンドオンリーに頼っているため、ライブロックや海藻に宿ると思われる豊富な生物層群は期待できないと言うことか。
そしてこれらが活性してないと、ヒゲゴケのような単一種の蔓延を容易く引き起こす。
ワラワラが如何に重要か改めて実感した。プリーズ天敵。

但し、立ち上げ当初に入れた C.P.Farm からのプランクトンパックに入ってたベントス性のプランクトン(矛盾な表現)群は、今でも少ないながらも砂やガラス面で観察できている。
が、僕が以前独自に導入した近海のワラワラ集団はことごとく壊滅していた(汗)
やはりそれぞれのプランクトンにとっての生活気質が無いと、生命維持は困難らしい。

水質自体は砂による硝化と還元で十分賄えているようで、硝酸塩は全く検出しない。
もしかして無さすぎることが、海藻の生育にも関係しているのかも。
そう、海藻を入れても育たないことは、以前のウミヒルモの記事で報告したとおり(汗)
でも次回はもっと簡単な海藻に挑戦してみようと思う。

干満ビーチ水槽の環境維持、もう少し何か良い方法を考えていかなければ。。。

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