本日は、ただいま話題沸騰中のeco-lamps KR93SPフルスペクトルエディションの成功事例から見る、サンゴ飼育に不可欠なスペクトル方程式と言うことで、迷走してきたアクアLED照明を救済するサンタマルターエイジのフルスペの定理をお送りします。
この定理は、過去の実験や事例を基にフルスペの基本概念として定義されたいくつかの条件や仮説が、実際の多くの成功事例により、サンゴLED問題を解消するひとつの解であると証明された体で、僕が提唱するサンゴ向けアクアLED照明の成功理論です♪
はて。。。ネタなのか、真理なのか。。。笑
余興、ハインリッヒの法則
ブルーハーバーが昨年eco-lampsのKRシリーズの販売を開始してからまだ一年も経ちませんが、これまでのKRシリーズの販売総数は現時点で??0台を突破! そのうち、まだ3ヶ月にも満たないフルスペだけでなんと?0台を突破したそうです!!!
ちなみに、氷山の一角の法則で言えば、ネットでレビューを見つけたら、リアルではその30倍はユーザーさんが潜在するとかしないとかっ!?
と言う訳で、ネットを徘徊してみたら、現時点でザッとこれだけのフルスペユーザーさんがいらっしゃいました!
ざっと18万人(曝)の、違いのわかる男のゴールドブレンドたちです♪
腰が抜けるので、間違っても30倍しちゃダメっ!
(ホントはまだミリオンの手前なのは内緒です♪)
まあ、とりあえず良い意味でのハインリッヒの法則と言うことで(笑)
うん。ハインリッヒ言いたかっただけ(曝)
ひとつ言えることは、結果を出せば引く手あまた、これは当然の社会現象だと言うこと。
フルスペも含め、派手な宣伝だけで高価なLEDライトが売れると思ったら大間違い!
フルスペがブレイクした理由は、もっともらしい僕の理論(笑)もさることながら、すべては次々と叶えられた実績の数々と、そこから生まれた感動による口コミが引き金です。
アクアLED照明の中でもシステムライトはとても高い買い物です。事前によーくググッて、
- 検討している製品のレビューは散見されるか?
- 成長や色揚がりなどの効果は出ているか?
- 次々と色下がり・白化が起きてないか?
- 安さの魅力は判るけど、それで本当に飼えるのか?
- 途中で諦めてフルスペに買い換えてないか?(笑)
など、慎重に下調べしてください。
サンタマルターエイジのフルスペの定理
造礁サンゴの飼育に於いて、その照明をLEDで構成する場合、以下のスペクトル条件を満たさなければ、サンゴのストレス・光合成異常により、色下がり(褐色化)や白化、斃死に至る確率が非常に高くなるんちゃうか? と言う法則であ~る。
●フルスペの定理によるスペクトル条件 (重要度順)
- 400nm~420nm >>> Red
赤の波長の光強度は、最低でも紫の半分以下(理想は10~25%以下)とすべし - 400nm~420nm ≒ Blue
紫の波長の光強度は、青と同等またはやや低めを確保すべし - 500nm > Green >> Red
シアンの波長の光強度は緑よりも大きく、且つ緑は赤よりも相当大きくすべし
これらは意味もなく湧いて出た条件ではありません。
すでに与えられた状況を分析すれば、自ずと答えは導かれます。
まず、海洋の水深スペクトル。
続いて、光合成色素・蛍光タンパクの要求波長・スペクトル。
究極の理想郷である海洋の水深スペクトルを基礎として、その中でも特にウェイトを置くべき波長域を光合成色素や蛍光タンパクの要求から量り、そこから過去の失敗事例が指す敗因要素を減算していけば、きっと同じ答えに辿り着く方もおられるでしょう。
これまでのような不足波長の補完だけでなく、もっとも重要なのはスペクトル全体の光強度バランスなのではないか?と仮説を立てたのは比較的最近の話です。そしてその答えは、効果と実績、感嘆の声、フルスペのブレイクが見事に証明してくれました。
また、これらの定理をサンゴ飼育に不可欠なLED理論として採点基準に迎えるなら、根拠不明な人気投票ではない、LED製品の真の実力が見えてきます。
* あくまでもフルスペの定理についてのみ評価された採点内容です
- 「グリーンのミドリイシは飼えるけど、ブルーのスギノキが色落ちする・・・」
- 「一見成長はしてるのに、ミドリイシの色素がどんどん抜けていく・・・」
- 「ミドリイシが急に溶け始めたり、RTNのような発症率が高い・・・」
LEDユーザーなら、いずれも身に覚えがあるはずです。色揚がりと脱色・白化は違います。油断してたら斃死も免れません。こうして飼えなかったサンゴを思い起こせば、飼えるサンゴだけを見て手放しで”飼える飼える”とは謳えないでしょう。
フルスペの定理を満たせない製品でも、サンゴを選べばある程度の飼育は可能です。
しかし、波長の不足・欠落や余剰があると、飼えないサンゴも必ず生じます。必ずです。
それに、サンゴが溶けても、白化しても、販売元は賠償してくれません。
何より、確かな環境を準備するのは、生き物の飼育者として当然の義務ですから、結局、本質を見極める力を養い、大切なサンゴを自分で護るしかないのです。
尚、フルスペの定理は、予後観察により予告なく、都合良く、良くも悪くも、条件を加筆・修正する場合がございますので、予めご了承くださいませ(曝)
あ、そうそう。
近日、お待ちかねのフルスペのセカンドロットと、期待の波長補完スポットバイタルウェーブが入荷するようです。今週中には応援市場にて予約受付を開始しますので、お楽しみに♪