順序が逆になりましたが、とりあえずGoogleのページランクについて簡単に触れておきたいと思います。
Google の人気の秘密の「PageRank™について」より引用。
ページAからページBへのリンクをページAによるページBへの支持投票とみなし、Googleはこの投票数によりそのページの重要性を判断します。しかし Googleは単に票数、つまりリンク数を見るだけではなく、票を投じたページについても分析します。「重要度」の高いページによって投じられた票はより高く評価されて、それを受け取ったページを「重要なもの」にしていくのです。
このことからも判るように、ページランクとは人気投票によって得られたひとつの評価だと考えられますね。ホームページを日々運営していく上で、このような評価が得られることはとても励みになりますし、素直にうれしいものです。
しかし、この評価は結果的にホームページの価値や有用性に対して得られた評価だと見なせますから、あくまでもホームページが充実していてこそ得られるはずの評価です。目的を履き違え、ページランクを得るためのサイト運営となっては本末転倒だと言えるでしょう。
相互リンクばかりに目がいって、本来のホームページの意味を置き去りにしていないか、僕も含めみなさんも今一度考えてみる必要があるかも知れませんね。
ちなみにGoogleのアルゴリズムは日々進化しており、被リンクの数だけ多くても中身の伴っていないサイトは、より適切に評価されるようになってきました。また、スパム行為やリンク売買などに対しては非常に厳しい措置がとられます。ま、正直に運営していれば何も問題はありませんが、少しでも後ろめたい要素があるなら、改めることをオススメします(苦笑)
ついでなので、少し脱線します。とは言え、これも「評価」に繋がる部分には違いありません。意外と重要な事かも知れませんよ?
それは、ホームページで見えている部分だけではなく、そのサイト管理者のレスポンスが与える印象も重要だということです。逆の立場に立てば判ると思いますが、リンクを貼る側も所詮ひとりの人間ですから(笑)、せっかくの「リンクを貼ろうかな」と言う貴重な動機は、つまらない要因で簡単にくじけてしまう可能性があります。
例えば、相互リンクをお願いしたり、質問のお返事を貰ったのに、お礼のメールを忘れていたり、心当たりはありませんか?
これは何もサイト管理者に限ったことではありませんが、せめて最低限のマナーは心得たいものですね。