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懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

KRユーザーズガイド更新のお知らせ

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まず、KR90DRに関するお知らせです。
KR90DR ver 1.40 日本語版ユーザーズガイドが公開されました。

KR90ユーザーズガイド

ご購入時に本体に付属されていたものは英語版につき、お手数ですがこちらをダウンロードしてご利用ください。大変お待たせしてすみませんでした。
何はともあれ、白chと青chの操作系がマッチングしてくれてて良かった♪

次は、KR93SPに関するお知らせです。
KR93SP ver 2.02 日本語版ユーザーズガイドが公開されました。

KR93ユーザーズガイド

これは6月以降のロットが対象です。ファームウェアが微妙に変わりました(汗)
dEF設定が無くなり、その代わりユーザー設定が簡単に初期化できるようになりました!
(設定がメチャクチャになってもワンタッチで初期化が可能)
まあ、大して必要な機能ではないですが。。。汗
それに、dEFとユーザー設定と切り替えて使う事ができなくなったし。。。
尚、セカンドロット 2.00をお持ちの方は、2.02へファームウェアをアップデートすることも可能なので、ご希望の方はブルーハーバーへ持ち込み(送付)してください。

不明な点はおたずねくだされ。

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KR90DR入荷

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6/30にギリギリ入荷したKR90DRの検品と出荷業務に追われるBHにお願いして、僕は僕で必要な検査をおこなうため、取り急ぎ売約の無いブラックモデルをレンタルで送付してもらいました。

KR90DR

え?
なんか写ってます?
多分、ご満悦のおじさんです♪

色々と見るべき箇所がある中、さっそく嬉しい誤算?が見つかったのでご報告します。
それは、白チャンネルと青チャンネルに関して。
元々のノーマルKR90は、1モジュール21素子のうち、 2/3の14素子が白チャンネル、残り1/3の7素子が青チャンネルで構成されています。で、そのKR90をベースに今回LPS専用ライトを設計した訳ですが、青系のLED素子のウェイトを増やすため、白チャンネルと青チャンネルを入れ替えて、元々の白チャンネルの位置に青系を14素子入れて青チャンネルとし、元々の青チャンネルの位置に白系を7素子入れて白チャンネルとするよう、eco-lampsに依頼してありました。そのため、操作にあたっては、白系を調光する時は元々の青chを、青系を調光する場合元々の白chを、操作しなければならず、それは事前に皆様にお願いした上で、ご予約を承っておりました。もちろん、不便だとは重々承知しつつ、とは言えKR90DRは今のところ日本専用ロットであり、ただでさえややこしいLED素子配列を押しつけているのに、そのためだけにプログラムや回路まで専用にいじってもらうのは、労力の上でもコストの上でもなかなか困難なお願いとなるため、今回はしぶしぶ見合わせきた次第です。

しかーし!?
なななんとっ!?

現物はKR90DRの仕様に合わせて白chと青chの整合を取ってありますやん♪
白chいじれば白系が、青chいじれば青系が、ちゃんと調光できちゃってます!
いやっほ~いっ♪

Charles, good job !

先月のご予約済みの分は、明日か明後日には皆様のお手元に届けられるでしょう。
わくわくしてお待ちください。
何と言っても、KR90DRにはフルスペの青chが一台分投入されてますからね!
見た事の無い魅惑のブルーバンドをご堪能ください♪

取り急ぎ、ご報告まで。

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KRスペクトル点検

この記事を含むタグの全記事リスト: eco-lamps KR90DR KR90FW KR93SP LEDライト スペクトル

注) このページの情報は古いため、2013年現在の各機種の仕様とは異なります。
特にKR90FWの正式版の仕様は白16000KのWチャンネルと白4000KのBチャンネルの調光となります。そのため青だけを点灯させる事はできません。

スペクトル測定?
勿論フルスペも測ってるぜぃ♪
試作のKR90DR/FWも抜かりねぇぜぃ?
あぁ~、案の定設計通りだぜぃ♪
もぉ~、こんな凄ぇの一体誰が作ったんだぜぃ?
聞き飽きただろ~ぅ?
でも本家だって毎回コーラだぜぃ?

KR93SPフルスペクトルエディション2ndロットのスペクトル

KR93SPの各チャンネルのスペクトル

400nmや420nmは特に力を入れて監修してるので、初期ロットよりもさらに光量が強化されてきました。それに伴って早く青系も強化したいのですが、なかなか良いチップが見つかりません。。。まだ時間が掛かりそうです。

KR90DR試作機のスペクトル

KR90DRの各チャンネルのスペクトル

LPS向けDeepReefは水深30M以深をターゲットにしているので、白チャンネルはかなり弱く絞ってあります。一見、スペクトルだけ見ると白が入ってないようにも見えますが、一応1ユニット(12インチ)21素子中3ヶは入ってます。2ユニット(24インチ)で5ヶ。実際の海中スペクトルと比較するとかなり足りませんが、とは言え人間の目には白はどうしても強く見えてしまうので、演色との兼ね合いもあり、これくらいが妥当かなと考えています。

KR90FW試作機のスペクトル

KR90FWの各チャンネルのスペクトル

FreshWaterは淡水・水草向けですが、さすがに畑違いな部分もあってか、もう少し再考の余地がありそうです。現在、その道のベテランさんも交えて鋭意テスト中です。結果を見ながら磨いていきます。

ところで、もうひとつ有益な情報をお見せしましょう。
これもかなり気になる部分だと思います。
それは・・・メタハラとフルスペの、放射照度も踏まえたスペクトル比較データです。

KR93SP 18インチ70Wと、コーラルグロー250W、シープロ250W、SCマリンブルーを比較しました。

放射照度比較、フルスペとメタハラたち

SCとフルスペの比較は今更言うまでもありませんが、250Wクラスのメタハラの場合でも、灯具によってはかなり良い勝負になります。今回は集光の強いMT250を使用したので、直下の測定(上図)ではかなりの差が開いて見えますが、MT250は中心から10cmずれただけでも照度はすぐに半減してしまいますので、広範囲を均一な照度で照らす条件ならフルスペが有利となるでしょう。
それにしても、メタハラが半分以下の消費電力のLEDに負ける時代が来たんですねぇ♪
それも照度だけじゃなく、スペクトルまでもが!

最後に、フルスペに採用されているLED素子の放射照度も測定しておきました。
こんなデータまで見せちゃうなんて、フルスペ透明度高すぎ!笑
フルスペはスコーンと抜けた黒潮を目指します♪

フルスペの各LED素子の放射照度比較

UV系のLED素子は当分これに変わるものは出てこないと思うので、400nmと420nmはしばらく安泰です。巷の素子の軽く倍は出てますからね♪
あと、シアンは現在SemiLEDsチップを採用してますが、そろそろ順次Epiledsチップに切り替わっていくと思います。今までは波長をとるか光量をとるかの葛藤に悩まされてきましたが、今回は波長・光量とも申し分の無いチップが揃う予定です。
あとは青系ですが。。。RebelをKOできるくらいのチップ、どこか作ってないかなぁ。。。

さて。
ようやく次回あたりから、延び延びになっていた秘蔵ネタが書けそうだぜぃ?
ユーザー必見! お待たせMazarra大特集!?

  • A-B-C-D各チャンネル駆動電流設定方法
  • B-Cチャンネル反転症状(設計ミス)の矯正方法
  • 汎用スター基板流用方法
  • 純正よりも明るい社外LED素子の紹介
  • Mazarraフルスペクトル実験

等々、知りたかったあの情報や、もっとMazarraをいじり倒す丸秘奥義が遂に降臨!
もちろん、すべてはワイルドに自己責任でお願いしちゃうぜぃ?

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