水草LEDライト徹底検証のスケジュール(予定)
- 水草LED徹底検証:選手入場 - 2013/7/5
- 水草LED徹底検証:天下のADA AQUASKY! - 2013/7/6
- 水草LED徹底検証:GEX PLANTS GROW現る! ← 今ココ
- 水草LED徹底検証:太陽と日照の水草KR!
- 水草LED徹底検証:情け容赦無用のガチバトル!
水草LEDライト徹底検証:GEX PLANTS GROW現る!
GEXと侮ることなかれ。
もう、オモチャは卒業だぜぇ~?
以下、公式サイトより引用。
水草を美しく育てる波長設計
植物は光合成で栄養を作り、光形態形成で成長を続けます。
CLEAR LED PGはその波長域に合わせた波長設計で、水草育成を可能にしました。
なんと、公式で「独自の波長光」とか「波長設計」とか「水草育成を可能に」とか具体的にアナウンスしちゃうんだから、これはかなり期待大でしょ~?
波長設計なんて烏滸がましい表現、使うのは僕くらいかと思ってたのに♪曝
アクアスカイにライバル出現かぁ~?
と言う訳で、今回販売まもなく飛びつきましたよ♪
LED素子は、LED豆電球などで見慣れた感の強い一般的なパッケージでした。
白は5050、青は3528かしら?
でも白はチップが4ヶ入ってますね。3ヶはよく見るけど。。。明るそう!?
似てそうな素子は、こことかここを参考にどうぞ。
そして、このPGの面白い点は、白chと青chがあるってこと。
普通の白と、ちょい爽快な白が楽しめます♪
色温度は白のみで6600K程度、+青で7600K程度という測定結果となりました。
そして気になるスペクトルも測りました。
知ってか知らずか、青LEDの波長を白LEDの青チップより高い波長にしたのは吉です♪
とは言え、このPGの青LEDは出力が弱い上に球数が少ない(白66に対して青12)ので、シアンの補完率を大きく向上させるほどの強度はありませんでした。それは上記スペクトルをご覧の通り。ま、オマケ程度の機能と割り切った方が良いでしょう。
僕だったら500nmのシアンLEDを追加するか、初めから475nmを使いますね。
ついでに、前回のAQUASKYとも比較してみましょう。
PGの方がAQUASKYよりも少し色温度が高そうですね。490nmの不足もAQUASKYの480nmに比べたらマシな方です。むしろ、お陰で中域はかなりフラットな印象ですね。これはかなり優秀な白色光源じゃないかしら?
それに、こうして見ると、弱いとは言え青LEDによるブルーバンドの帯域幅がAQUASKYよりも太く確保されて見えますし、極めて波長変化が滑らかで、ピークの高低差が少なく自然なスペクトル特性と言えます。この特性のパワーLEDがあれば使いたいくらい♪
最後に、PGもLED回路構成を載せておきます。
PGのLED回路は制限抵抗が組み合わされているので、LED基板に普通にDC電源を供給するだけで定電流は成されます。よって、AQUASKYとは異なり、電源はただのACアダプターでした。
ちなみに、PGの白LEDの球数はAQUASKYの63ヶよりも多い66ヶもあり、さらに青LEDが12ヶありますから、こりゃ~もしかして高出力が期待できるかぁ!?
ガチバトルに乞うご期待♪
つづく