長かったライブロチェックの最終話となります。
途中、試薬切れで放置でしたけど(^^;
比色がまだ完全なグリーン(0ppm)ではありませんが、とりあえずほぼゼロかしら?と言うことにしたいと思います。
但し、以下の要因が関係している可能性もありますからぁ~。
そう。コケが凄い(汗)
今回はワラワラは一切投与してないので、コケは無法地帯と化してました。これが何を意味するかというと、硝酸値の減少には恐らくこれらもひとつの助けとなったのだろうか?と言うことです。多かれ少なかれ、規模こそ判りませんが、ね。
ちなみにバケツ底面にポツポツと点在する小さな塊は、全てヨコエビの巣でした。事前によく取り除いたんだけどなぁ。。。アダムとイブが隠れてたようですね(笑)
さて、今回の実験で思ったこと。
それは、ライブロックの硝化還元能は思ったより小さかったなぁ、と言うこと。
しかし、それよりも考えさせられたのは、実験に関わってくる細かな要素をどこまで含めて判断すれば良いのだろうか?と言うことでした。と言うのは、海水+ライブロック+光+曝気+水流と言う構図だけではなく、海藻やコケの増殖とそこに関わるワラワラの存在など、あまりにも外野が複雑に絡んでくるやないか、と言うことです。逆に言うと、これらを切り離した実験は正直不可能です。いや、仮に実現出来たとしても、そこにどれだけの意味があるのか? 自然下では切り離されてないやん、と言うこと。
ライブロックには様々な付着生物が巣くっています。海藻、コケ、ゴカイ、海綿、微小甲殻類、とても数え上げられません。ライブロックを考える際は、これらを排除することも無視することも出来ません。これらも含めてライブロックであり、これらが複雑に関与した効果もライブロックの機能に含まれるよね、と言うこと。
もしこれらを完全に撤去できれば純粋な実験ができるのか?
デッドロックとは、死んだライブロック。。。
卵が先か鶏が先か。。。
私は何が言いたいのだろう?
たまにはこういうオチもどうでしょう?(笑)
注意して欲しいのは、今回の結果はあくまでもパターンのひとつに過ぎないと言うことです。これでライブロックの機能が解明された訳でもなんでもありませんし、そう言う風に誤解して欲しくありません。
今回の結果では、僕的に砂の方が断然恩恵が大きいじゃん♪と言う意識に繋がるケースでしたが、ライブロックの量次第でどうにでも転び得ます。また、逆に今回のライブロックに相当する砂の量では同じ結果も予想されます。巷で言われるような水量に対するライブロックの推奨量にも考慮が必要です。いずれにしてもどれかひとつの結果だけ見て満足しないように気を付けたいものですね。
また、ライブロチェックVol.2の構想として、いつか新鮮なライブロックでも挑戦したいですね。
と言う訳で、本日ライブロックを6週間ぶりに水槽に戻しました。
水深が浅いので、なるべく深い深い青い海域へ(笑)
え?
何か見慣れないモノが色々見えるって?
はい。おいおいと♪