2008/9/5~9/8、3泊4日、石垣島ステイ最終日後半戦。ファイナル。
石垣空港で都会組を見送ってから、そして我々の搭乗手続の時間まで、あと2時間くらいの猶予がありました。
「サッと行って、パパッと見て、サーッと帰れば間に合うな」
と言うことで、なるべく空港から離れない範囲で、良さげなポイントを探索。
そうして辿り着いたのがココ。
(Y氏撮影)
ちょうど干潮だったため、あちこちに小さなプールが出来てます。
早速みんなはヤドカリ探しに没頭。
でも僕はそんな光景をよそに、ひとり藪の中を散策。そう、やっぱりヤシガニが見た~い。ま、半分冗談で(笑)
しばらくした頃、K氏がなにやら雄叫びをあげたっ!?
「・・・の・・・を・・・ゲット~!」
そう。K氏は普段から声が小さいので、良く聞き取れない。
渋々、藪をあとにしてK氏のところへ。。。
すると。。。
(K氏撮影)
なんとっ!? シロサンゴヤドカリではないかっ!!
これはもう半ば観察を諦めていた幻のヤドカリ。これまで私も沖縄本島、宮古島、石垣島と見てきて、一度たりとも遭遇しなかったヤドカリ。よほど特殊な環境にいるのだろうと、今回も完全に諦めていた、そのシロサンゴヤドカリです。
「K氏、グッジョブぅぅぅ!」
で、僕も辺りを探し始めること10分。・・・居ないじゃん。
更にもう10分。。。全然居ないじゃん。
で、結局見つかったのは、K氏が最初に見つけたプールでのみ。
なんだよそれ。。。
で、とても悔しいので、そのプール続きの隣のプールをかき回して、辛うじて数匹を発見。
ひぇ~。めっちゃシビアなヤドカリだわぁ。。。
同じポイントでさえ、特定のプールにしか居ないと言う事は、今回も見落とす可能性がかなり大きかったようです。つくづくK氏グッジョブです。
そんなこんなで、わたくしめもどうにかヤドカリ自然観察歴を更新。
パンパカパーン! 70種達成、おめでとうございます!
ちなみに、この70種の中には、不明種は含んでいません。現在、不明種は9種発見しています。で、帰還してからヤドカリサービスのヤドカリログにてログを付けていたら、70種ではなく71種だったことが判明。なので、不明種を入れると80種の大台でした♪ おお~、なんか金メダルが見えてきたぞぉ~。
こうして、大満足の中、石垣遠征ツアーは幕を閉じた。
最後のビーチで見かけたカバマダラ。
1. あやの 2008/09/20 03:07
こんばんわ。
えー。
いいなぁ。。(-q-)
シロサンゴヤドカリは
「宮古海水魚」で購入した子なら ウチに居ます。
とりあえず(笑(^^;
70。 おめでとーございますー。
(あ。これでは まるで エイジさんが70歳みたい)
島では いろいろ お世話に なりましたですー。m(__)m
2. あやの 2008/09/20 03:08
あ。
80だ。 80。(^^;;;;
3. わもん 2008/09/20 05:35
おめでとうございます~
おお~~っ!最後がシロサンゴですか、めちゃ綺麗ですね!
うちのヤドカリメイン水槽に是非入れてみたい美しさ(゜o゜)
でもエイジさんがシロサンゴがまだだったとは意外でした!
しかし、70、80となると、
単純にダイビングで深く潜れば見つかる数ではないですよね?
北から南、日本海から太平洋や東シナ海、汽水、岩場から砂地・・・
う~ん・・・
相当な探究心と観察力がないと達成できませんね!
いや~~マジですごいっす!
去年の11月にテナガツノヤドカリを求めて大阪南部の汽水域へ探索しに行きました。パッと見はユビナガと似てますよね?
一応「右じゃなくて左のハサミが大きい」で虱潰しで探したんですけど
全部ユビナガで撃沈してきました(汗)
も~~~~~っと真剣に探さないと見つかりませんよね(>_
4. エイジ 2008/09/20 08:15
あやのさん、
僕は80になってもヤドカリを追い続けているでしょう。天国で。
あ、地獄かな。
わもんさん、
シロサンゴお初でした。
昔は知らないけど、今シロサンゴは数が減ってるみたいですよ。
宮古も数が少ないから採捕を自粛してるらしい。エライです。
なので、今国産で出回ってるのは、自粛されなかった個体です(苦笑)
海外産は多いみたいけど。
確かにダイビングなら、あっという間に記録が伸びますね。
僕も丘だけに限定したら、半分くらいになるかも。
とは言え、水中で探すのはなかなか大変ですよ。
毎日潜ってたらさすがにいつかは珍種に出会えるだろうけど。
ベニサンゴ、チャイロサンゴ、など。
テナガツノヤドカリ。良いタイミングで名前が出ましたね~。
次回のブログはこのテナガツノヤドカリに関する記事を書く予定です。
で、僕はまだこの種は未観察です。どこに居るのかというと、例えば大阪湾からの報告は多いですね。ちょうど和歌山の手前辺りかな?
やはり砂地が多いようですが、河口周りも見ておきたいですね。
左鋏脚の大きさ(長さ)が半端じゃないので、すぐに判ると思います。
でも、ユビナガの大型個体も鋏脚でかいから、茶碗持つ方と、箸持つ方と、瞬時に判断しなくてわ(笑)
ま、触覚のでかさで判るかな。