今月の頭から、Google の Analytics でアクセス解析始めました。
いまさら?とか思われそうですけど(汗)
昔は自分で組んだアクセス解析を使ってましたが、2年ほど前にやめちゃってそれっきりだったんです。
ちょうど100万アクセスで区切りが良いな、とか思ったんで。忙しかったし(汗)
でもまたサイト管理のモチベーションがあがってきたので、手始めにアクセス解析ってことで。
さて。
まだ使い始めて10日ほどしか経たないのですが、まずは管理画面のトップページの様子からキャプチャでご紹介します。
(この記事3/13に書いてます。予約投稿で・・・)
昔、僕がクライアント向けに制作したアクセス解析とは比べものになりません(当然か)
項目名も「セッション数」とか「直帰率」とか、当時あまり使わなかった表現があります。
軽く触ってみたけど、よく作ってあります。さすが Google は凄いなぁ。。。
でも僕が作ったシステムのような細かなユーザー動向の解析は提供されてないみたい。
やっぱり個人情報保護の観点かしら。
当時はそんなにうるさくなかったしなぁ。。。
と言うわけで、誰(特定ホスト)がどのページをどんな滞在時間で移動していったのか等の細かな情報は判りませんが、一般的に十分なアクセス解析と判りやすい UI によって、サイト管理の初心者にも比較的使いやすくできていると思います。
アクセス解析と言えば「検索キーワード」
まず、アクセス解析の基本として知っておきたい「検索キーワード」の画面を紹介します。
これは管理画面のサイドメニューのトラフィック→キーワードから閲覧できます。
表示件数はテーブル下にあるプルダウンメニューから最大で500件まで切り替えが可能です。また、語句を入力してキーワードを検索することも出来ます。
以下、キーワード毎に解析される項目の説明です。
- セッション
- セッション数 (ユーザーの訪問数) です。
- 平均ページビュー
- ユーザーがサイトを訪問中に閲覧したページ数の平均です。同じページが繰り返し閲覧された場合もカウントされます。
- 平均サイト滞在時間
- ユーザーの平均滞在時間です。
- 新規セッション率
- 新規ユーザーのセッションの割合です。
- 直帰率
- 閲覧開始ページからサイトを離脱したユーザーのセッションなど、1 ページだけを閲覧したセッションの割合です。
新規セッション率とは、検索結果から訪問した該当のページから、サイト内の別ページへの移動が発生したかどうかの割合です。
また直帰率はそのページだけ見て帰っちゃったかどうかの割合です(笑)
この解析項目は良いですね。良い資料になります。
これらを総合すれば、単にキーワード件数だけ多くてもそれが有効な訪問に繋がったかどうかが推測できます。
ま、満足して帰ったのか、役に立たなくて帰ったのか、判断が微妙ではありますが(苦笑)
例えば上のキャプチャでは、「深海魚デメニギス」が急上昇のキーワードですが、新規セッション率が高くても滞在時間が短いので、みなさんガッカリしてお帰りになってるのが大半でしょう(汗)
逆に「1.023」でお越しの方は、直帰率も低く滞在時間も長いので、多くは当サイトが目的で来られた方ばかりでしょう。
こんな感じでいろいろと妄想が楽しめます(笑)
いや、妄想で終わらせちゃいかんね。
Google Analitycs の導入作業について
ところで Google Analitycs の導入作業ですが、基本的に解析対象の全てのページに解析用のコードを貼付しなければなりません。
よって、ブログシステム等への導入は至って簡単ですが、静的HTMLのサイトだと解析用のコードを手作業でしこしこ貼付しなきゃならんので大変かも知れません。特にページ数が多いサイトはかなりの重労働になるかも。。。
益々古いサイトには住みづらい世の中になってきました(汗)
ちなみに僕のサイトは、以前携帯対応にしたときにユーザーエージェント毎にHTMLのソースを最適化するゲートウェイ(主にPC用と携帯用)を仕込んだので、その機能にテンプレートを反映させて全ページに共通のソースを割り当てることを可能にしました。
それがあるので、今回のようなケースでもテンプレートに解析コードを載せるだけで自動的に全ページに反映させられるのです。
それがなかったら、今回このアクセス解析は検討もしなかったでしょう(曝)
脱線ついでに、僕のサイトは全体がブログだと勘違いされている方もいらっしゃるようですが、ブログシステムは「結果 Oh! Life」だけで、他のページの多くは静的HTML、あと掲示板等のプログラムは全て CGI で作ってます。
ではまたいずれ他の解析についても折を見てご紹介したいと思います。