Luxeon Rebel CoolBaseを取り寄せるのはこれで二度目。
一度目は、去年11月、Maxspect G2のフルスペ案で使用する際に。
今回も、やはりMaxspect G2用に、依頼者に頼まれて入手しました。
いずれもLexonStar.comから。
CoolBaseについては、去年の記事を参考にしてください。
実は、今回も3W素子は青系と白系で構成し、LEDモジュールに400nm/420nmを割り当てるのですが、そのための30Wモジュールは市販品が無いので、LEDメーカーに寸法とチップ数を伝えて特注で作って貰いました。それが先日ご紹介した奴です。
あとは、一通り依頼者にお送りして、設計通りに組み立てていただく手はずです。
僕の仕事はここまで。
で、今回のLuxeon Rebel CoolBaseについて、詳細と測定データを残しておきます。
まず、購入したのは以下の商品です。
Philips Lumileds Luxeon Rebel CoolBase
Philips Lumileds Luxeon Rebel (CoolBase 470nmの在庫が足らず…)
スペクトルには、ここ最近の他社製も比較のため記載してあります。
今回のRebelは破線で示してあります。
やっぱ、Rebelは凄いなぁ。。。青系LED素子買うなら絶対Rebelですね。
恐らく最新ロットと言う事もあって、いずれも出力が僕調べで過去最高値でした。
450nmは、波長が低めなので、もう少し450nmに近くても良いな。
470nmは、波長ピークが470nm以上でこの出力は凄すぎます。
500nmは、ちょうど500nmの当たりシアンで、しかも見たこと無い高出力。
さすが、高いだけあって、LuxeonStar.comは良いもの送ってくるなぁ。。。
特に470nmなんて、余所で適当にBlueを買うとほとんどが460nm前後なので、スペクトルが設計通りにならないこともしばしば。450nm+460nm+500nmだと、合成スペクトルの480nmに谷ができちゃうんです。。。
その点、LuxeonStar.comは波長も出力も明示して販売してるので、凄く有り難い通販です。DIYにこだわる方は、是非お試しあれ♪
ちなみに、安いからと言って、例えばAquaStyleでRoyalBlue/Blue/Cyanを調達してみると、、、
大抵、RoyalBlueとBlueが近すぎて、逆にBlueとCyanの間が欠落しちゃいます。
ま、それ以前にAquaStyleのCyanは単波長ではなく460nm+緑蛍光体によるシアン・エフェクトLEDだったので、根本的に500nm前後の出力がチープですが(汗)
演色(見た目の色)さえ満たせばそれで良いというのは、やめて欲しいですよね。
ただでさえ我々人間は光を見た目の色や明るさで判断しがちなんだから。。。
売り手も作り手も、もっとスキルを身につけて、良いものを売って欲しいところです。
以上、お役立てください。