先月初め、家電メーカーLED電球最新情報の記事でも触れていたPanasonicの新製品LED電球LDA7D-A1ですが、本日誘惑に負けて買ってきてしまいました♪
たまたまホームセンターに用事があり、さあ帰ろうと言う時になって、「そう言えば、こないだ玄関をLED電球にしたから、今度はトイレと風呂場もLEDにしたいなぁ・・・」なんて思い、電球コーナーをブラブラ。すると、前回無かったはずのLED電球コーナーが新設されてますやん♪ しかも気になってたパナソニックのLED電球がズラリっ!あぁ、見てしまったら。。。
で、2つゲットンです。
ホントは、シャープのがだいぶ値段もこなれてきたし、4Wの安い奴で良いかなぁなんて考えてもいたのですが、スペックが東芝以下だと判っていたし、今さら真新しさもない。それにパナソニックのは出たばかりだし、ほんの僅かに東芝よりスペックが上(東芝565lm、パナ570lm)だったこともあって、ちょい奮発したと言う訳です。3,770円×2=7,540円也。安い方かしら? ま、ネタにもなるしね。
なんかね、まず箱が凄く小さいのです。そしてメチャ軽いのです。てっきり空箱をレジに渡したら現物と交換してくれるのかと思ったら、そのまま袋詰めされました(笑)
開けてビックリ。小さっ! そして軽っ!
確かに公称値で、全長105mm、100gとあります。
でも実際に計量したら90gでした♪
軽いはずだわ(^^;
で、いざ点灯してみると、ま、こんなもんでしょ。
さ、気になってた素子の部分です。
ちょい判りづらいけど、こないだ出た東芝の8.7Wと同様、どうやら専用モジュールのようです。ガーン。素子の換装は無理だったか。。。ま、仕方ない。今回は改造は諦めよう(汗)
さ、お約束の実地テストです。
水槽上空はメチャンコ明るくなりますが、砂面は変わったかしら?みたいな(^^;
ま、風呂場で使う分には申し分ないでしょう。
でもね、確かに東芝の6.9Wよりは色温度が高い気がします。専用モジュールのお陰か、はたまた拡散カバーの色味のお陰か判りませんが、これなら青の素子に換装しなくても、このまま白の照明として使えそうです。但し、集光はしたいところ。ま、買った初日にぶっ壊すのもアレなので、またいずれ気が向いたら挑戦してみます(汗)
あ。そう言えば最近かなり蛍光灯ランプが余ってきました(^^;
今度実家に寄付してあげよう♪
(実家はワンテンポ遅れてるので、未だ白熱灯なのです・・・)
1. Mira-Cuore 2010/01/02 20:33
私もLDA7D-A1を入手しまして、内部を見てみました。
その結果、黄色く見えるものは自社製の専用のモジュールである事は間違いありません。(セラミック基盤に実装したLEDモジュール。)
又、他社には無い特徴としてAC100電源を直接整流して出来たDC140Vで専用のLEDドライバーを駆動させると同時にLEDモジュールをパルス点灯させています。
点灯時のLEDに掛かる電圧は実測値で68.6Vでした。これはLED電球ではかなり高めの順電圧です。素子構成は21直列に加えて4並列で、計84個のLEDダイが詰め込まれています。ダイ1個当たりの性能としては一般的なLEDと同じといった感じです。
ホームページの項目に私が調査した結果を写真と共に掲載したページがありますので、御参照下さい。(他にもLED電球の調査結果を幾つか掲載しています。)
2. エイジ 2010/01/03 05:22
Mira-Cuoreさん、ありがとうございます。
確かに電圧はかなり大きめですね。ま、ACからの直の利用に特化したのでしょうね。
他の記事も製品レビューは全て拝見させていただきました。凄い情報量ですね!
今後の参考にさせていただきます。
ちなみに、東芝の4.1Wは日亜4ヶとの事ですが、6.9Wの方は7ヶでしたよ。
3ヶほど同型の青に載せ替えましたが、70Wのコテでも一苦労しました。
と言うか、全てパターン切っちゃいましたけど(汗)
3. Mira-Cuore 2010/03/22 17:53
LED電球のエミッター交換ですが、半田ごてでは難しいのは間違い無いです。(Luxeon Rebelを半田ごてで実装した事があったが、かなり難しいものだった。やっぱりリフロー専用なんだなと痛感しました。)
私も最近知ったのですが、ヒートガンを使う方法があるそうです。(最低でも300度の熱風が出るので、半田も融けます。)
この手のものでは大型のアルミ基盤を使って表面実装用エミッターを使うものが主流ですので、ヒートガンを使ってその熱風をアルミ基盤の裏面から浴びせると取れやすいみたいです。
念の為、やり方がYouTubeで出ている様なので、そのURLでも…。但し、角型基盤に実装する方法ですが…。
http://www.youtube.com/watch?v=QRW4gBcsRkY
これを応用すればエミッターの取り外しもOKです。(SMDリワークです。)
私も今度URLに書いた映像に登場するCREEのエミッターの実装に挑戦する事にしています。(エミッターと専用基盤、クリーム半田は先日発注した。)
上手く行けばLED研究所に登場する東芝&シャープのLED電球(日亜エミッター搭載品)のエミッター移植(元の専用アルミ基盤からStar基盤に乗せ換える)も出来そうです。
4. エイジ 2010/03/28 02:38
こんばんわ。
やはり基盤裏からの加熱でいけるのですね?
機会があれば次回はそうしてみようと考えてました。
動画ありがとうございます。参考になりました。
恥ずかしながら、はんだペーストの存在を初めて知りました。これは便利だ。
それにしても結構な加熱時間ですね。ハラハラして見てました。
Cree良いですね。楽しみにしています♪
5. Mira-Cuore 2010/03/28 10:15
先日の事ですが、通販でヒートガンとCREEのエミッター3種類、クリーム半田と専用アルミ基盤を入手して実際にリフロー実装してみました。
ヒートガン内部が赤熱状態になれば加熱を始めてから30秒位で半田が溶ける様です。
但し、内部が冷えた状態だとヒーターが加熱する時間も含まれるので、2分近くも要りますが…。
実装では最初に部品を乗せる位置は細かく気にしなくてもOKでした。半田が溶けると部品が流されて正しい位置に収まってくれる様です。但し、基盤が傾いていると部品が変な所に流されてしまいます。私も一度やってしまいました…。
クリーム半田をあまりにも多く塗り過ぎると部品周囲に半田ボールとなって出てきます。最終的には取ってしまえば済む話ですが、クリーム半田は高価なので無駄が多くなってしまいます。後述するMX-6の記事での状態が一番良いかもしれません。(広く薄く塗るのを念頭にした。これで半田ボールが出たとしても1個だけにで済む上にかなり小さく済んだ。)
このコメントを書く直前にアップロードしたので、ご参考までにどうぞ。
・XLamp XR-E(例のYouTubeの映像のもので登場した奴です。)
http://miracuoreled.ninja-web.net/led_parts/xlampxre_01.htm
・XLamp MX-6(日亜っぽい奴でした。基盤も日亜用でOKでした。)
http://miracuoreled.ninja-web.net/led_parts/xlampmx6_01.htm
・XLamp MC-E(まともに光らせるとLED電球みたいになる猛者エミッターです。店舗にもよるが、結構お高い様で…。)
http://miracuoreled.ninja-web.net/led_parts/xlampmce.htm
クリーム半田ですが、国内では販売する店舗が少ないみたいです。(共立エレショップでも項目には存在するが、困った事に1品も出ない。)
XR-Eの記事で登場するクリーム半田の写真は北米の部品屋、Digi-Keyで頼んだものです。(CREEのエミッターや基盤も含めて纏め買い。)クリーム半田の価格は15グラム1本で1276円でした。普通の糸半田より高いものですが、これでもDigi-Keyでは一番安い奴です。
6. エイジ 2010/03/28 21:01
早速拝見しました。ありがとございます。
はんだは高いけど、設備的にはまあまあ安価でいけるようですね。
僕もリフロー試してみたいです。
素子と基盤が1対1なら良いとして、1枚の基盤に複数の素子載せる場合でもうまくいきますかね?
素子の裏を加熱しているうちに、隣のも溶けて外れたりしないかしら(汗)
それにしても個人輸入は億劫だなぁ。。。汗
あ。そう言えばMX-6のページで、なんか画像の張り間違えがないですか?
上から5枚目の。
7. Mira-Cuore 2010/03/29 00:38
新たに実装するなら一度に複数のエミッターを実装するのも出来ますよ。
大電流LEDで使うStar基盤、角型基盤は金属製(殆どアルミ板)なので、少々大きくても大丈夫です。例えヒートガンの吹き出し口より大きくても大丈夫です。
複数用の基盤を探してみるとStar基盤等で3個も実装出来る基盤はある様です。
例えばLEDをメインに扱うオーディオQ(創造科学)の場合だと…。
http://www.audio-q.com/led-6.htm
http://www.audio-q.com/led-8.htm
両方ともハイパワーエミッターの販売ページですが、3個とか6個のものが出ています。Rebel用は中央に集まっています。6個用は角型で少々大きめです。
又、既に1個実装した後で追加する場合、再加熱した時に勝手に外れる事は無いです。意図的にピンセット等で取ろうとしたとか、基盤を立てて衝撃を加える等をしない限りは大丈夫です。
実装やリワークの時ヒートガンで加熱する場合は普通、基盤を水平にするものですから。
垂直にするのは部品取りの時だけですね。
因みに、秋月で扱う大電流エミッター(オプトサプライとソウル半導体)や同一形状のEdisonやLite-On等(要はLuxeon Starみたいな奴です)では手半田&固まる放熱シリコーンでやるのが良いかも知れません。
http://miracuoreled.ninja-web.net/led_parts/lm_emitter01.htm
↑のページでも書いていますが、レンズや内部のシリコン樹脂が割れる現象に遭遇しました。10個中2個は内部で断線しました。(点灯した8個もその内5個がシリコン樹脂が割れていたので、かなり危険だと思われる。)
仕上がりは結構綺麗だと思ったのですが…。
この手のものでは手半田+固まる放熱シリコーンが最高の実装方法かもしれないです。
MX-6の件ですが、修正しておきました。JPEG画像が破壊された状態でアップロードされていました。画像は修復不能でした。(保存している画像の確認をしたら破壊されているものを発見、それがMX-6の記事だった。)
因みに破壊された画像は実装を終えたばかりのMX-6と実装する様子の写真です。後者はXR-Eの写真を流用してやりましたが…。(やり方は一緒ですから、問題無いでしょう。)
その後が乾電池2本での点灯試験と言う事もあって、画像の順番を繰り上げ、HTMLもそれに合わせてみました。