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懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

海外遠征:中国のeco-lamps工場へ

この記事を含むタグの全記事リスト: eco-lamps LED 出張 海外

本日は香港から中国へ移動し、eco-lampsの製造工場を視察します。

1/9 - リーフLED講座(大阪) ←済み
1/10 - eco-lamps本社(香港) 挨拶 ←済み
1/11 - eco-lamps工場(中国) 視察 ←今日ココ
1/12 - 〃
1/13 - 帰国(大阪)
1/14 - 帰宅

1/11 早朝
起床して出発の準備に勤しむ中、ふと、ホテルの窓から見える光景に驚いた。

香港のホテルの窓から

香港ってビル高すぎ。。。

ほどなくして、チャールズ氏がホテルまで迎えに来てくれた。
いざ、3人で香港国際空港へ移動。
空港にてチェックイン、手荷物検査。。。
香港離陸。。。

1/11 PM0:00くらいだったかな
中国のアモイにあるシアメン高崎国際空港に無事着陸。
ふぅ~。。。
ロビーには、eco-lampsの中国スタッフがお出迎え。
一路、中国工場へ移動。

1/11 PM2:00くらいかな
ついにeco-lamps中国工場に到着♪
どこをどう走ったかサッパリ判りませんが、周囲は工業団地な感じ。
その中にeco-lamps社の区画があり、工場棟、倉庫棟、社員寮などが建っています。
早速、工場へ潜入です♪

eco-lamps中国工場フロント

写真撮り忘れたので、去年の和田氏のブログから拝借

KOUHIってなんだ???
おいおいと説明していきます。

まず、eco-lamps社はLED素子を自社パッケージングしている、というのは、既に皆さんにも何度かお話していますよね。
例えばこれ↓は、日本向けKRシリーズに採用される汎用パッケージ型LED素子です。
この工場では、こういうのが大量にガチャンガチャンと生産されています。

日本向けKRシリーズのLED素子

また、海外向けでは、こんな↓器用なことも朝飯前です!

LEDチップを直接アルミ基板へ搭載

これは、よりコンパクトに、より高い放熱性を実現すべく、なんとアルミ基盤へLEDチップを直接融合させた例です。このあと、チップにシリコン樹脂を乗せ、LED素子としてのレンズを形成すれば、LEDとアルミ基板の一体型モジュールの完成です!
凄いっ! 凄いよっ!!!

ちなみに、この手法により白LED(上記構造+蛍光体)を形成すると、日亜の白色LED特許網に抵触してしまうので、残念ながら日本へは持ち込めなくなります。通常の汎用パッケージとして製造した白LEDでも同様です。そうした問題があるため、日本向けKRシリーズ(フルスペ含む)の白系LEDには、日亜のライセンスを持つソウル半導体の製品を採用しています。面倒だけど、他人様の利益を侵害する訳にはいかないので、当面は致し方ありません。いずれ日亜の特許が失効するまでの辛抱です。。。

尚、これらの作業を起用にこなすスタッフや、品質を厳しくチェックするスタッフなど、一般照明部門・アクア照明部門すべて含め、およそ100名以上のスタッフがeco-lamps中国工場に勤務されているそうです。むちゃくちゃ会社でかいやん。。。

作業風景

写真は、顕微鏡でチップと闘うスタッフの方(笑)。皆さんお若いですわ~♪

さて。ここで解説せねばなるまい。
今回、こうしてeco-lamps社の実態を詳細に知ることができた訳ですが、
それまで僕はてっきり、

eco-lamps社はLED素子も自社製造できる照明メーカー

そんなイメージでしか捉えてませんでした。
しかし、真相は、

eco-lampsは照明ブランドとしての企業名で、母体はKOUHIと言うLEDメーカー

だったのでした。
これですべて納得です!
イメージとしては当時の松下とパナソニックみたいなもんかな(笑)

なんてこった。。。
それこそLED素子に関してもプロ中のプロだった訳か。。。
そのプロがLED照明専業メーカーを手がけ・・・
その技術が惜しみなくアクアLED照明に注がれ・・・
そして・・・

ファーストクラス。。。

何気ない先日の宣伝文句が、、、なんと現実になってしまうとは・・・(曝)

この日も興奮冷めやらぬ中、夕刻には泉州の豪華なホテル泉州酒店へチェックイン。
美味しい中華を堪能し、気持ちよくマッサージ(健全な)を満喫したのち、就寝となった。

と言う訳で、本日はeco-lampsのLEDメーカーとしての側面をご紹介しました。
明日はeco-lampsの照明メーカーとしての顔をお披露目いたします。

この日も何度もペットホテルからメールあり。
とりあえず栗の状態に回復の兆しが見えないので、落ち着かせるためにスタッフの方が部屋に連れて帰ってみる事にしたらしい。さらに、狭いケージにも入るような小型のトイレも買ってきたとのこと。何から何までありがとうございます。
少し好転が期待できそうな予感♪

つづく

こちらのエントリーもどうぞ♪

海外遠征:香港のeco-lamps本社へ

この記事を含むタグの全記事リスト: eco-lamps LED 出張 海外

前日のリーフLED講座も無事クリアし、本日は僕にとって初の海外、香港入りです。

1/9 - リーフLED講座(大阪) ←済み
1/10 - eco-lamps本社(香港) 挨拶 ←今日ココ
1/11 - eco-lamps工場(中国) 視察
1/12 - 〃
1/13 - 帰国(大阪)
1/14 - 帰宅

1/10 早朝
BHの和田氏と関空へ。初の海外。ドキドキ。
時間は余裕があったので、空港内で軽くコーヒーブレイク。

1/10 AM9:30 (日本時間)
大阪を離陸。

1/10 PM1:00 (現地時間)
墜落することなく、無事香港へ着陸♪
ふぅ~・・・。
そして入国検査?なるものを初体験。ドキドキ。
特に問題なくパス♪
ふぅ~・・・。

空港のロビーでは、eco-lampsチャールズ社長が出迎えてくれました。
ナイストゥミーチュー♪
なんかオーラと言うか貫禄が。。。さすがは大手照明メーカーの社長!
送迎用の車はトヨタ車でした。多分ベルファイア?とかいう奴。
そして、チャールズ氏直々の運転で、一路eco-lamps本社へ移動。

車中、通訳の和田氏(笑)を介し、色々と雑談。。。
すると聞いてびっくり!?
チャールズ氏、この貫禄で、なななんと!?
僕と同い年っ!!!
えぇぇぇっ???
ひぃぃぃっ!!!
逆に僕が同い年だと伝えると、チャールズ氏「ヤンガー!ヤンガー!」連発(笑)
そしてチャールズ氏、普段はポルシェだそうで。。。
泣くのは我慢しました。
チャールズ氏の写真は和田氏の去年の4/28の記事の一番下にあります。

金魚街

通菜街、通称「金魚街」 (写真はグーグル・ストリートビューより拝借)

途中、金魚街とか言うストリートへ寄り道。
イメージとしては、アキバの電気店街を全部アクアショップにしたような感じ?
すげえ。。。これ全部アクアショップか。。。これで商売成り立つのか。。。
さっそく和田氏は店員さんと英語で立ち話。
【店員】広東語→英語←日本語【和田氏】
こんな感じかな。
つくづく英語はセントラルだわぁ、と実感する。
で、何故かその店員さんも引き連れて、何軒か隣のアクアショップへ移動。
あとで聞いたら、その店員さんはそれらの店舗(YAT WONG AQUARIUM、OCEAN WORLD AQUARIUM)を展開しているオーナーのリチャード氏で、和田氏とは昨年の香港訪問からのお付き合いだとか。しかもeco-lamps KRシリーズの代理店でもあり、店内の照明は勿論すべてKRでした。おおお! ノーマルKRでもしっかり色揚げされてますっ♪ しかも発売当初から導入しているとかで、確かに古いものは塩だれで真っ白になってます(笑)。あちこち錆びながらも、それでも点灯してるって、ある意味頑丈ってことかぁ。。。
写真は撮ってないので、去年の春4/21の和田氏のブログをご参考に。

ここで、おやつの時間?
と言うことで、近くでヤムチャタイム♪
次から次へと料理が。。。プリプリ、ホクホク、サクサク。。。
どう考えてもおやつとは思えない量だけど、エイジとってもご満悦♪
ちなみに大変すみませんが、気の利かない僕は料理の写真も撮っておらず、料理名にも疎い貧乏育ちなので、想像力全開でお願いします(汗)

その後、いざ、eco-lamps本社へ。
香港の高いビル群がひしめくオフィス街の中、周りにはマックやケンタッキー、吉野家、見慣れたコンビニもあります。そんな街の一角のビルの中に、eco-lampsの本社はありました。本社と言っても、製造部門は中国にあるので、ここはビルのワンフロアにある事務所と言う感じです。今回はその中の応接室に案内され、早速打ち合わせを開始しました。

eco-lamps本社のあるビル周辺

eco-lamps本社のあるビル周辺 (写真はグーグル・ストリートビューより拝借)

とりあえず現時点で僕が思う問題点・改良案など、通訳の和田氏を挟んでチャールズ氏に提起しました。しかし、なかなか伝わらない部分も多い。身振り手振りも挟むが、やはり専門的なやりとりは、日常会話のようにはいかないですね。そして今後、僕も英語はなんとしてでも習得すべきである!と痛感した。痛感しちゃった!
なんとか全てのやりとりを終えると、一応一通り伝わったようで、チャールズ氏も快く全ての要望をのんでくれた。具体的な実現はこれからとして、まあ期待して欲しいと思います。

さあ、ここでディナータイム!
香港で有名なナイトマーケット(だっけ?)を3人でブラブラし、その後料理店へ。
そこへ、先ほどのリチャード氏と合流。一緒に来られたのはアルバート氏
ハジメマシテ・ヨロシク・オネガイシマス、と流暢な日本語を上手に話すアルバート氏は、中華・香港料理などのフードコーディネーターをされていて、以前、神戸の料理店を手がけた際に、システムに関してBHに協力を仰いだ時からのお付き合いとのことでした。しかも驚くなかれ! アルバート氏はアクア誌「Aqua-Zone」のオーナーでもあります。なんと言う面々。。。汗

今、このテーブルに着くのは、

  1. 世界的な大手照明メーカーの社長!
  2. 香港でアクアショップを複数手がけるオーナー!
  3. フードコーディネーター兼アクア誌のオーナー!
  4. 日本を代表するアクアショップの社長!
  5. 地方のしがない引きこもり。。。

なんじゃこらぁぁぁっ!!!

あまり考えないようにしつつ、香港の本格的な料理をご堪能♪
面倒見の良いアルバート氏が食べ方を細かく親切に手ほどきしてくれます。
なんと!エビの皮が2アクションで綺麗にツルンと剥けるんです!!!
さすが、フードコーディネーターは、こーでねーと!!!
うーん。。。また料理の写真撮るの忘れた。。。
やっぱ僕にツイッターは無理だな。。。フォロワー100超えたらまた考えよう♪

ちなみに、アルバート氏によれば、香港のアクアマーケットは魚8割・サンゴ2割、そのうちミドリイシをするのはほんの一握りのアクアリストなので、全体的に見ればサンゴに特化した強化照明のシェアはかなり低いそうです。だから香港ではフルスペは売れないとのこと。ま、これは海外全体的に言えそうですが。。。逆に言えば、しばらくは模倣品に悩む心配も無いってことかな(苦笑)

こうして、凄ぇ内容の濃い一日を終え、本日のホテル「アイランド・パシフィック・ホテル」へチェックイン。ここは香港でもかなり高級なホテルのようです。至るところに従業員が。。。客より多いんちゃうか?笑

ところで、どこをどう回ったのか位置関係がさっぱりなので、グーグルマップで確認してみた。
まずは日本と香港の位置関係。

日本と香港の位置関係

中間には沖縄が、沖縄との中間には台湾があります。って知ってるか(汗)
なので、この時期でも全然暖かいですね~♪

香港をズームして周辺地図を。

香港周辺地図

北には深セン市、西には珠海市、マカオがあります。

もっとズームして今回のルートも。

香港でのルート

おおお。こんなルートだったのか。。。
現地では北も南もまったく把握してませんでした(汗)

この日は、栗がなんとかご飯食べた♪と、ペットホテルからメールあり。
但し、相変わらずフーフー怒ってるから近づけないとのこと。。。汗
うーん。。。

つづく

こちらのエントリーもどうぞ♪