今日は能登方面へヤドカリを探しに行きました。
ホンヤドカリ、ユビナガホンヤドカリ、ケアシホンヤドカリ、の3種が観察できました。
うーん。。。相変わらず北陸って地味だなぁ。。。
そんな中、たまたま近くにあった漁港も寄ってみたら、 網に掛かって放置されたらしいヤドカリを2つほど拾いました。
但し、かなり時間が経っている状態で、残念ながら既に剥製でした(汗)
ひとつはちょっと大きめのサイズで、赤いヒメヨコバサミのような感じ。ちょうどカゴシマヒメヨコバサミのようなヤドカリでした。でも、ウジが湧いてたのでリリース(笑)
もう一つの方は結構小さなヤドカリで、こちらは持って帰って分解してみることにしました。
なんでしょうね、これ?
色も飛んじゃってて薄いピンクでしたが、多分元は赤かったのかなぁ。
生きた状態で見たかったです。うぅ。
これは砂浜で拾ったサクラガイ。透き通っててキレイです♪
1. わもん 2008/09/29 17:04
やっぱり南方のほうがヤドカリは派手なのが多いですね~
しかし、エイジさんでも判定できないヤドカリがいるなんて・・・
深海系なんですかね?
2. エイジ 2008/09/29 17:46
いや、僕も自分で現物を見たことのある種類しか判らないです(汗)
しかもこれ、色彩がかなり褪せてしまってると思うしね。
色彩を無視すれば、トゲツノヤドカリ?って言う気もしないでもないけど、さすがにグレー系色のものが赤系色になるのかなぁ?と言う部分で引っかかってます。
それに、鋏脚の刃が特徴的な形だし、歩脚の模様も気になるし。。。
あー。今度は網やってる日に直接見に行きたいっ!
3. わもん 2008/09/30 00:11
えっと、参考になるかどうかわかりませんが、
ちょっと耳(目)を塞ぎたくなる話で申し訳ありません(汗)
知り合いの話ですが、こないだ仕事が海の近くの現場だったそうで、
せっかくだからということでおかず用に貝(たぶんシッタカやイシダタミ)を
採って帰ったそうです。
帰ってから茹でて食べようとしたら、何匹かのヤドカリが混じってたと・・・
「エビとかカニみたいに赤くなってた」って言ってました・・・
おそらくホンヤドカリだったと思うのですが、それが赤くなる・・・
ということは、引き上げられた後、直射日光によって茹でられたのと同じような
現象が起きた可能性ってないでしょうかね?(単なる素人の思いつきですが)
>あー。今度は網やってる日に直接見に行きたいっ!
それ、面白そうで考えたことがあったんですけど、ちょっと恥ずかしいのと
漁師さんに怒られたら嫌だったんで諦めました~(汗)
4. エイジ 2008/09/30 04:24
あー。
日照りによる熱の影響の方は少しは脳裏にありましたが、そっか。
誰かがグツグツしてた中にヤドカリが居て、それをポイした可能性もある訳だ(苦笑)
うーん。その方がしっくりきますな。
ちなみにエビ・カニ・ヤドカリらが茹でて赤くなるのは、外殻を形成しているキチン質によるものだそうですよ。なんで「赤色」なのかは・・・知らないけど。
あと、ちょうど船いじってる漁師さんとお話ししてたら、冬のカニ漁が始まることになれば毎日でも船出してるって行ってました。
見に行く気満々です♪
但し、雪が無くて晴れてたらね(汗)
5. わもん 2008/09/30 18:03
そのキチン質を大量に摂取してるからサケ類の身は赤いという話がありますが、
いつだったか少し前に反論する説も出てましたね。
「サケより多くの甲殻類を捕食する魚がいるが、身は白い」とか、
「実はマグロと同じ赤身である」なんて話もありましたが・・・
結局僕にはどれが正解なのかなんて解らず仕舞いですが、
何十年も経ってから説がひっくり返ったりすることも多いし、
生物の研究ってきっとエンドレスなんでしょうね(^^;
あと、やっぱり漁師の網のヤドカリ観察も面白そうで行ってみたいですが、
網に掛かって引き上げられたヤドカリを見つけた場合、
「自然観察歴」には入りませんよね?(汗)