水槽照明にLEDはありか?
結論、
eco-lamps × BlueHarbor × 1.023world により実現!
サンゴの光合成色素と蛍光タンパクを考慮したスペクトル設計!
“太陽”の白chと“深度”の青chによる自由な水深スペクトルと
調光タイマーによる一日の日周変化をリアルに再現します!
浅場サンゴから深場サンゴまで飼育可能な唯一の水槽LEDライト
- KR93SP、スーパークールとガチ対決! - ブログ記事 2011/12/2
- 応援市場 > ブルーハーバー > KR93SP - 通販
ソフトコーラルから深場サンゴまで飼育可能な水槽LEDライト
- 遂にKR90もフルスペ、しかも2タイプ!? - ブログ記事 2012/4/7
- 応援市場 > ブルーハーバー > KR90DR - 通販
関連記事は当ブログのeco-lampsタグをご覧ください。
その他、ブログ記事リストから関連タグが簡単に辿れます♪
2012/06
先日の東芝ライテック株式会社のプレリリース。
60W形相当と40W形相当の明るさで、従来価格の約半額のLED電球
「一般電球形6.9W」「一般電球形4.1W」発売について
ほう。いつの間にか電球替わりのLEDランプが供給される時代になっていたのですね。
この辺の情報には最近とんと疎かったので、他社も含め最近のLED照明についてネットを徘徊してみました。
うーん。いくら時代が進んだと言っても、やはりLEDランプは暗いですね。判っては居たけど。とても水槽で使える代物ではありません。常夜灯ならいざしらず(汗)
でも、今回の東芝ライテックの60W型LED電球なら、そこそこ明るいのかしら?
そこで、僕が今ミニ水槽に使ってる東芝ネオボールのスペックと比較してみました。
(いずれも東芝ライテックのサイトから)
ネオボールZ D形 蛍光ランプ (100W相当) | ネオボールZ D形 蛍光ランプ (60W相当) | 「E-CORE」LED電球シリーズ | |
---|---|---|---|
形名 | EFD21ED | EFD15ED/13-Z | LEL-AW6N/2 |
価格 | 約 1,000円 | 約 1,000円 | 約 5,000円? |
光源色 | 3波長形昼光色 | 3波長形昼光色 | 白色相当 |
質量(g) | 90 g | 63 g | 140 g |
口金 | E26 | E26 | E26 |
定格消費電力(W) | 21 W | 13 W | 6.9 W |
定格入力電流(A) | 0.35 A | 0.22 A | 0.12 A |
全光束(lm) | 1370 lm | 730 lm | 565 lm |
下方光度(cd) | 66 cd | 36 cd | 133 cd (最大光度) |
平均演色評価数(Ra) | 84 Ra | 84 Ra | 70 Ra |
定格寿命(H) | 8000 h | 8000 h | 40000 h |
尚、僕が主に使っているネオボール21Wタイプは電球換算で100W型に相当するので、今度のLED電球に合わせてネオボール60W型のデータも併記しました。
さすがLEDは、省エネと寿命がダントツですね。本当にこの寿命なら、水槽で一日9時間点灯するとしても、余裕で10年は持つ計算です。しかも電気代は半分以下。
最大光度という表記が気になりますが、これはやはりLEDの特性によるものかな?
全光束値も演色値もやはり蛍光灯には負けますが、しかしこれは過去のLEDの印象から比べれば凄い躍進ですね。LEDもやればできるじゃん!
でも、単に明るいだけで良いなら選択肢はいくらでもあるので、やはり気になるのは水槽照明としてどうなの?と言う部分です。
以下は、東芝ライテックで公開されているランプの分光分布データを元に、見やすく整形し直した図です。
左が僕が使ってるネオボール昼光色のもの、右が東芝E-CORE LED電球シリーズの現行の白色型の分光分布スペックです。(今度出る60W型も大差ないと思う)
LED電球の分光分布は少し特異な形に見えますが、白色LEDの場合、青色発光と黄色の蛍光体で白を作り出しているので、おおかたこのようなグラフになるようです。
これだけ見てもピンと来ないと思うので、岩崎の各種ランプの分光分布もどうぞ。
(いずれも岩崎のサイトから)
左は、普段我々が水槽で推奨しているメタハラの分光分布です。やはり太陽光に近い理想的な分光分布ですね。ランプはハイラックスより。
中央は先のネオボールとの比較のため用意した岩崎の蛍光ランプのグラフです。同じ色温度帯ですし、分光分布も似たような形ですね。
右は参考までにハロゲンランプの分光分布です。一見全域をカバーして見えますが、とんでもなく赤外線が放出されている点、熱の問題からも水槽には不向きです。但しこのクールハロゲンはまだマシな方で、他のハロゲンランプだと見事に右肩上がりになるので、とてもじゃないけど水槽では使えませんね。
さて、この東芝のLED電球は7月15日発売なので、店頭で見かけたら買ってみようかな。ちょっと高いけど、これでネオボールの代替えが可能なら、熱の問題やランニングコストの点でかなりのメリットですね。一般の水槽サイズでは役に立ちませんが、僕のようなミニ水槽に対しては十分選択肢に入りそうです。ミドリイシとか厳しいだろうけど(笑)
もし買ったら、照度とか実用度を調べて、またご報告します。
1. 熱帯魚にもLEDライトが気になります | 臨機応変 2013/09/15 09:52
[...] クアリウムの世界でも非常に有効だと思います。(こちらのサイト「水槽照明にLEDはありか?|結果 Oh! Life|1.023world」にLEDライトの周波数特性がのっていました。思っていたよりも自然 [...]