うちの5L水槽には、10cmほどのライブロックがひとつだけ入ってます。
これは水槽を始める際にやどかり屋から頂いたものです。
初めは目立った海藻は付いてませんでしたが、その後、時間を掛けて小さなものがジワジワと育ち始めました。
それが、さすがに2年も経てば、その存在感たるや主役の如し!
今日と言う今日(1ヶ月前だけど)は、この子をどうにかしたいッ!!!
てな訳で、遂に摘出しました♪
水を切っても150gあります。
これがどゆ事かと言うと、もし貴方の水槽が200Lなら、およそ6kg分に相当します。
ロッキロノカイソウデスヨッ!!!
恐ろしや。。。
これを撤去したことで、KHの無駄な消費が抑えられるでしょう。
代わりに栄養塩が見られ始めるかも知れませんが。。。
それでも良いのです。
今、水槽では、5Lのジレンマに苛まれています。恐らく、栄養塩はどうにかなるとしても、僅か5Lでは各種ミネラルや微量元素の定量保持が非常に困難なのではなかろうか?と言う今更な結論に達しました。それは、以前のように照明が暗いうちはまだ良かったのですが、ライトを増やし、照度を上げ、サンゴの成長を加速させればさせるほど、どうしても栄養的バランスが破綻しやすく、結果的に生理不順、免疫不全、そして光障害が容易に起こり始めるのではないか?と言う考察によります。例えるなら、大人よりも子供の方が病気の進行が早い、と言うイメージでしょうか。だったら、多少水質が悪くても、単に長期飼育だけにこだわるなら、蛍光灯で飼っていた方が記録は延びるのかも知れません。
いやはや、バケツ半分の水量で海を展開するのはなかなか至難の業です。
あれ以来、現在もスギノキの白化は一向に止まず、遂には共肉の剥離も見られ始めました(これも先月の時点での話だけど)
一応、それを食い止めるべく、この後も試行錯誤は続きます。