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懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

Everlight LEDお試し

この記事を含むタグの全記事リスト: LED スペクトル

台湾Everlightと言えば、日亜の鉄壁白色LED特許網を崩した話題のLEDメーカー♪
過去の記事はこちら。

日亜も、昨年5月の無効審判に対してはプレスリリースで反論してましたが、12月の時は無反応。。。諦めたのか?汗
反論をやめたと言う事は、そういうことと受け取られても仕方ない?
これで自由に白色LEDが使えるようになるのかなぁ~♪
もう、使う気満々です♪笑

ところで、このエバーライトのLEDってどこで買えるんだろう???
と思ってたら、たまたまMOUSERで見つけたので、早速買ってみました。

Everlight 3W Blue 455-470nm - ¥325.5

Everlight LED

どう見ても、Philips Lumileds Luxeon Rebelの互換パッケージ?

Everlight LED 外観

うむ。間違いない。Rebel基板に載るね♪

載りました♪

Everlight LED 駆動テスト

チップはEpistarのES-CADBV45Cだと思われます。

スペクトルも測ってみたけど、光強度もまずまずです。

Everlight LEDスペクトル強度比較

ただ、普段青系LEDはあまり買わないので、比較対象が少なくてすみません(汗)

ひとつ問題点としては、我々アクア人が使う場合、スペクトル補完のポイントとして450nmや475nmあたりが欲しいのだけど、このEverlightのブルーはおよそ460nmだったので、ちょっと使い道がありません。。。汗
まあ、450nmと475nmの間を埋める用途でも良いけど、大抵の場合、使える素子数に限りがあると思うので、そんなん入れる余地があるなら別の波長を入れますよねぇ、うん。

・・・とりあえず、天下のEverlightの製品が拝めて良かったです♪笑

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400-420nmのLED素子を買うなら…

この記事を含むタグの全記事リスト: 400nm 420nm LED スペクトル

今まで、どんだけ買い漁ったか判らないくらい、たくさんのUV系LED素子(400-420nm)を見てきましたが、最近の傾向から、「このチップを採用したLED素子を買っておけばほぼ大丈夫♪」と言うのが見えてきました。
・・・って、こんな事書くと、また逆手に取る業者が出てこないか心配だけど。。。汗

それが、Epileds EP-U4545Kチップです。
このチップを使ったLED素子なら、400nmでも420nmでも十分な光量がありました♪
あくまでも僕調べですが。。。

例えば、同チップを使った400nmの場合、

Epileds EP-U4545K 400nm 外観とスペクトル強度

上のグラフでも判るとおり、フルスペに使ってるのはかなり高ランクチップなので飛び抜けて大光量ですが、別にそれ以外のチップが特別暗い訳では無く、これでも相当明るい方なんです。他社チップ(TEKCORE/FOREPI/SemiLEDs/etc)の場合、特に低ランク品は相当暗くて使い物になりません。例えば、上のeBay品の半分以下なんてザラです(汗)

続いて、同チップを使った420nmの場合、

Epileds EP-U4545K 420nm 外観とスペクトル強度

同チップの420nmの場合、フルスペと通販では400nmほどの差は無く、ほとんど誤差の範囲で、いずれも比較的高ランクのチップが期待できそうです♪
420nmのチップとしては、これ以外にはSemiLEDsくらいしか見かけませんが、正直あまり明るいモノは見たことが無く、帯域もEpiledsよりやや狭いので、420nmを買うならもはやEpileds一択だろうと思います。

ただ残念なのは、上記の通販品はいずれもプラスチックレンズ品ばかりで、高耐性のシリコン樹脂製のモノはほぼ皆無です。
しかし、上の400nm Shop (1)は、最近見つけた唯一のシリコンレンズの汎用パッケージ400nm素子でした。その貴重なLED素子を販売してるのが、SatisLEDです。

3W UV LED Single Chip 400-410nm - $4.69 (価格も良心的♪)

勿論、僕が買った時の話なので、あくまでも自己責任でお願いしますね(汗)
尚、同カテゴリーにトリプルチップ版がありますが、そっちはプラスチックレンズだったのであしからず(笑)

また、残念ながら、Epiledsチップ採用のシリコンレンズ汎用パッケージ420nmは、まだ遭遇してません。

で、こうして買い漁るのもそろそろ切りが無くなってきたなぁ(笑)と途方に暮れていたら、先日、あるLEDメーカーさんが各波長のシリコンレンズ採用の汎用パッケージのサンプルを作ってくれると言うのでお願いしました。既に完成→発送済みで、週末には届くはずなので、またご報告します。それがバッチリなら、自作派向けに販売も検討中です。
あ、ちなみにKRとはまったく無関係です、念のため(汗)

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LEDチップランクの恐怖

この記事を含むタグの全記事リスト: LED LedEngin スペクトル 紫外線LED

最近の海外通販のLED素子を見て思ったこと。
少し前なら、より明るいLED素子が欲しいなら高いものを買いなさい暗くて良いなら安いものを買いなさい、と言う意識が通用していたが、最近はなんか足下を見られている気がしてならない。

例えば、UV 365nmのLED素子の場合。
ちょっと前に海外通販で買えたものと言えば、TEKCOREFOREPIあたりのチープな出力のモノが主流だった気がするが、その後LedEnginから大光量の365nmが出て、「おおお! SemiLEDsのLEDチップって凄いんだなぁ~♪」なんて拝んでたせいかどうかは知らないが(笑)、最近はeBayでも同SemiLEDs SL-V-U40ACチップを採用したLED素子が普通に売られるようになった。しかも中途半端に高いから、それなりの出力も期待しちゃう♪
だから最近それらをポチポチ買い漁ってみたのだ。

Semileds SL-V-U40ACチップを採用したLED素子

LedEnginのはレンズ効果で大きく写って見えますが、あくまでも同じチップです。
LedEngin以外は、普通の汎用パッケージ品ですが、いずれもSemiLEDs SL-V-U40ACと言う有名なLEDチップが採用されてます。

さあ! いざスペクトル&放射照度測定をばっ!!!

どーーーーーんっ!!!

Semileds SL-V-U40ACチップを採用したLED素子のスペクトルと放射照度比較

縦軸は、単位はありませんが、いわゆる光エネルギーの強さを表しています。
へなへな・・・曝

どゆ事かというと、こゆことです。これはSemiLEDs SL-V-U40ACのランク表です。

Semileds SL-V-U40ACチップの光量ランク

LEDチップには波長や光量にランク分けがあり、出力の弱いモノほど安く、出力の大きなモノほど高価であることは、いまさら言わずもがなです。
今回の場合も、LedEnginに採用されていたチップは、上のランク表には365nmの記載が無いけど、元々が160mWと銘打って販売されていたモノだったので、まあおよそ最高ランクのチップだったことが推測されます。3000円を払う価値は十分にあったでしょう。
しかし、、、eBayの連中ときたら、、、LedEnginと比べて1/3以下の出力ってことは、どう見積もってもおよそ最低ランクじゃないか! なのにSemiLEDs SL-V-U40ACチップ採用に釣られて18ドルでも売れると踏んだのか? 素人はスペクトルも光量も測定できないからばれないと思ったのか!? バカーーー!!!
せめてレンズがシリコンかガラスなら、もう少しロスも減らせたかも知れないけど、いずれもチープなプラスチックレンズだし。。。

人間不信~っ!!!

もう、海外通販のLED買うの、やめようかな。。。

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