1.023world - ヤドカリパークとマリンアクアリウム -

海洋の仕組みと細菌・微生物から学ぶマリンアクアリウムサイト

1.023world Facebook

結果 Oh! Life (旧ブログ)

懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

KR93SPフェイスブックページ♪

この記事を含むタグの全記事リスト: eco-lamps KR93SP LEDライト

皆さ~ん、eco-lamps KR93SPのフェイスブックページができましたよ~♪

今後、KR93SPに関する情報や、フルスペユーザーさんの水槽を紹介していきます♪

また、フェイスブックアカウントをお持ちのフルスペユーザーさんは、水槽の写真や色揚がりしたサンゴの写真など、是非投稿してみてくださいませっ!
もちろんいいね!もお忘れ無く♪笑

さあ、皆さんのフルスペの成果を世界に発信しちゃいましょう♪

こちらのエントリーもどうぞ♪

KRレビュー賞11月分と期間延長のお知らせ

この記事を含むタグの全記事リスト: eco-lamps KR93SP LEDライト

ただいまKRレビューフラッシュライトプレゼント企画のまっただ中ですが、速報です!
12月までの予定だったこの企画、なんと来年の2月まで延長されたそうです!
これにより、8月から数えて7ヶ月間の企画となり、特別賞や購入などのダブりがなくても、毎月のレビューだけでF.P.ドクターが7色全色揃うことになります!
KRユーザーの皆様、おめでとうございます~♪

はい、では、11月分のKRレビュー特別賞のエイジ賞を発表します。
今回の受賞の決め手は“情熱”です♪

上記の4名様は、BHに「F.P.ドクター送れ~!」と電凸してください(笑)
あるいはメールをお待ちください。
松本嬢、よろしくです。

今回惜しくも受賞に漏れた方も、今月頑張ってください!
あなたの愛情・情熱・想いが未来のアクア界を支えます♪

個人的に注目した写真をレビューから抜粋しました。

Tankさんが今回色揚げされたトゲサンゴ。

Tankさんのトゲサンゴ

MKさんが今回色揚げ(戻し?笑)されたハナヤサイサンゴ。

MKさんのハナヤサイサンゴ

お見事です!
皆さんも是非参考にしてください♪

こちらのエントリーもどうぞ♪

Boninpagurus sp.=オキナワアカシマホンヤドカリ?

この記事を含むタグの全記事リスト: ヤドカリ情報

ヤドカリネタが続いております♪

昨年のことですが、オキナワアカシマホンヤドカリがようやく決着したようです。
このたびの研究(Komai, T., C.-H. Yang, J. Okuno & T.-Y. Chan, 2011)で、本種の処遇はこのようになりました。

オキナワアカシマホンヤドカリ/Pagurus pilosipes (Stimpson, 1858)

オキナワアカシマホンヤドカリ/Boninpagurus pilosipes (Stimpson, 1858)

そう、ホンヤドカリ属からBoninpagurus属への帰属変更です。
また、属の和名もオキナワアカシマホンヤドカリ属と決まったそうです。

そして、さらに驚くべき事実が!?
なんと、これまでBoninpagurus sp.とされてきた不明種も、今回このオキナワアカシマホンヤドカリに分類されたのです!

・・・え?
アレが・・・コレ???

コレ

アレ

どちらも、オキナワアカシマホンヤドカリ/Boninpagurus pilosipes (Stimpson, 1858) ということに。。。

コレの方は、2003年に沖縄から数個体購入したことが有り、いずれの個体も大きく、特徴としては第一触角が全体的に褐色~ウグイス色で、黒いバンドは入りません

一方、アレの方は、僕が最初に見つけたのは2004年の越前海岸でしたが、その後高知や南紀からも報告が続きました。いずれも小さな個体で、一番の特徴は第一触角に黒いバンドが上下2本入る点です。

この「黒いバンド」の有無こそが、この両種の安定的な特徴だったのですが。。。

それが、今回の調査で、DNA解析からも別種を裏付ける決定打が見つからず、あえなく同種と判定されたそうです。
そんなこと、あるんですねぇ。。。

ま、でも長年の混乱が解けて本当に良かったです。
当時、コレの件で相談させてもらった際、駒井先生は既に動いておられましたから、ざっと10年超の研究成果ということですもんね。
本当におめでとうございます&お疲れ様でした~。
では、引き続き次のヤドカリを宜しくお願いします(笑)

最後に、アカシマホンヤドカリシリーズの解決を祝して、本シリーズの走馬燈をどうぞ♪

クロシマホンヤドカリ/Pagurus nigrivittatus Komai, 2003

2003年以前まで、アカシマホンヤドカリ/Pagurus pilosipes (Stimpson, 1858)に混同されてきた種。
2003年の駒井先生の論文により新種として分類された。

クロシマホンヤドカリ/Pagurus nigrivittatus Komai, 2003

こちらは珍しい赤い個体。

クロシマホンヤドカリ/Pagurus nigrivittatus Komai, 2003 赤い個体

アカシマホンヤドカリ/Pagurus erythrogrammus Komai, 2003

2003年以前まで、アカシマホンヤドカリ/Pagurus pilosipes (Stimpson, 1858)と記載されてきた種。
2003年の駒井先生の論文により新種として分類された。

アカシマホンヤドカリ/Pagurus erythrogrammus Komai, 2003

本種は、成熟個体は十分に赤いが、若齢個体は赤味は弱く褐色に近い。

ゴホンアカシマホンヤドカリ/Pagurus quinquelineatus Komai, 2003

2003年以前まで、アカシマホンヤドカリ/Pagurus pilosipes (Stimpson, 1858)に混同されてきた種。
2003年の駒井先生の論文により新種として分類された。

ゴホンアカシマホンヤドカリ/Pagurus quinquelineatus Komai, 2003

ゴホンアカシマを最初に見つけたのは2000年の南紀でした。懐かしい。。。

オキナワアカシマホンヤドカリ/Boninpagurus pilosipes (Stimpson, 1858)

2011年以前まで、オキナワアカシマホンヤドカリ/Pagurus pilosipes (Stimpson, 1858)と記載されてきた種。
2011年にオキナワアカシマホンヤドカリ属/Boninpagurus Asakura & Tachikawa, 2004へ帰属が変わり、種名をPagurus pilosipesからBoninpagurus pilosipesに変更。

オキナワアカシマホンヤドカリ/Boninpagurus pilosipes (Stimpson, 1858) 沖縄産

また、Boninpagurus sp.もDNA解析の結果、本種に分類された。

オキナワアカシマホンヤドカリ/Boninpagurus pilosipes (Stimpson, 1858) 越前海岸産

まさかこの子がオキナワアカシマホンヤドカリになるとは。。。
沖縄アカシマホンヤドカリとは言うものの、越前海岸にたくさんいます。。。笑

こちらのエントリーもどうぞ♪