最近、寝る間も惜しんで(?)仕事にかまけてたら、うっかりとヤドカリの新種情報をスルーしてました。うぅ。
ついに過去の不明種に名前が付いたようですよ。
情報元はいつも拝見している原崎さんのページにて。
併せて超ヤドカリ図鑑の方もデータベースを更新しておきました。
原崎さん、ありがとございます(こっそり)
コンペイトウヒメホンヤドカリ/Pagurixus acanthocarpus Komai and Okuno, 2009
この子を初めてみたのは、カシワジマヒメホンヤドカリの発見の翌年だったから、2005年頃かな。
これまで僕のサイトで Pagurixus sp. 5 と仮に呼んでいたヤドカリです。
初めはカシワジマ~の雌かな?みたいな曖昧な印象でしたが、よーく見慣れてくると歩脚のバンド幅の違いが判断材料だな、と気づきます。
僕は四国でしか見てないけど、原崎さんによれば屋久島にはたくさん居るようですね。
スミレヒメホンヤドカリ/Pagurixus purpureus Komai and Okuno, 2009
同じく、Pagurixus sp. 1 と呼んでた子。
えっと、この子は・・・やはり2005年頃かな。。。
確かカシワジマ~と一緒に見たのか、あるいはその翌年だったか。。。記憶が(汗)
sp. 1 と呼んでるくらいだからもっと前かな? ・・・忘れた(苦笑)
この子はオガサワラヒメ~をお洒落にしたようなヤドカリです。
とは言え、この子の居る水深だと、あまり色は判らないかも。
以上、ヒメホンヤドカリの2種について、新種情報でした。
原崎さんのページ(屋久島のエビカニの方)に行くと、より鮮明な画像が公開されてます(オススメ)
他にも片づいた不明種がいるのかな?
ちょっと落ち着いたら、駒井先生にお伺いしてみましょう。
1. わもん 2009/04/21 22:38
うひょひょっ!
どちらもめちゃ可愛いですね~
スミレヒメさんは脚がケフサゼブラと似てますね。
いや~
こんなヤドカリを見たら、「20種超えた~」って喜んでたのが恥ずかしっ
普通種をいくら発見してもこういうのを1匹見つけたほうが値打ちが・・・
この子達はやっぱり深場にいるんでしょうかね?
2. エイジ 2009/04/22 23:53
ども!ご無沙汰です。
確かに希少種なら発見の価値(?)があるかもですが、ダイビングなんて道具があれば誰でもできるので(勿論ライセンスや少々のお金が要るけど)、僕的にはビーチでイレギュラーな種を強引に見つけてくる人の方が凄いと思います。四国の松井さんとか。
論文の標本にもなったサミダレヒメホンヤドカリ個体も、あの人は普通に素潜りで見つけてくるからビックリです。僕なんてダイビングでもまだ見つけてないのに(笑)
ヒメホン自体、素潜りではあまり見かけませんね。僕も宮古のビーチ水深3Mほどで一度だけカシワジマ~を見たことがあるだけです。探し方悪いのかも?
居るべきポイントで見つけるより、何故こんな所に!?って方が、感動も大きいしね♪
タイドプールでゼブラ見つけてみたいなぁ(曝)