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KR特設サイトとKRユーザー登録

この記事を含むタグの全記事リスト: eco-lamps LEDライト

このたび、KR93SPフルスペ始め、
eco-lamps社KRシリーズ製品をご紹介するKR特設サイトが開設されました♪

KR特設サイト

このサイトを隅々まで読めば、KRシリーズ製品のことがすべて判ります!!!
ただ、判りすぎて模倣製品に悩まされる懸念が。。。汗
でも、だけど、アクアリストの利益には代えられないっ!
それが、フロンティアの宿命なのか!!!

さらに、既にKRシリーズ(KR93SP/KR93/KR92/KR91/KR90等)をお使いの方は、ユーザー登録をするとユーザー専用コンテンツKR-CLUBをご利用いただけます!
KR-CLUBでは、ユーザー登録やシリアル管理業務のみにとどまらず、ユーザー様に役立つコンテンツを充実させていきたいと考えています。
皆様の応援、よろしくお願いいたします!

まずは、ユーザー登録→シリアル登録をしていただき、そしてできれば製品レビューもよろしくお願いします。僕の独断で素敵な特典もご用意しましたので、詳しくはユーザー登録後、KR-CLUBトップページをご覧ください♪
また、レビューは一般の方も閲覧可能ですから、今後の製品選びにお役立てください。
レビューの例: 【テスト】念願のKR93SPフルスペを買いました!

  • ユーザー登録やKR-CLUBへのリンクは、KR特設サイトのユーザーサポートのページにも貼ってあります
  • KR-CLUB内のコンテンツとして、レビューは既にオープンしていますが、フォーラム等の一部のコンテンツは現在準備中です
  • 各コンテンツの動作・操作に関して、不具合や間違い等ありましたらお知らせ頂ければ助かります。皆様のご協力、何卒よろしくお願いいたします。

また、ただいま世間をお騒がせ中のKR93SPフルスペクトルエディションについて、「レビューが待ちきれない!!!」と言うアクアリストのために、既に設置された方のレビュー記事を見つけてきましたので、是非参考にしてみてください♪

■eco-lamps KR93SPに関するレビュー記事一覧(ショップ含む)(日時降順)

  1. リミックスみなと店
    皆様、遂にお待たせしました!!
    - 2011/12/14
  2. アッキーさん
    システムLEDランプ
    - 2011/12/12
  3. うおっち&ももさん
    水深スペクトル設定
    - 2011/12/11
    優しい光
    - 2011/12/5
    KR93SPフルスペクトルエディション
    - 2011/12/4
  4. タツ太郎さん
    順調
    - 2011/12/10
    その実力はいかに!
    - 2011/12/1
  5. TANKさん
    本当に幸せになれるのか?
    - 2011/12/8
    TANK of Tank
    - 2011/12/7
  6. いわおさん
    KR93SP点灯
    - 2011/12/4
  7. ヨッシーさん
    KR93SP入荷
    - 2011/12/4
  8. Tetsuoさん
    純淡水ウツボ
    - 2011/12/3
  9. きょっちゃんさん
    太陽光フルスペクトラムに変えちゃった
    - 2011/12/3
  10. VESSELさん
    今週のNEWS
    - 2011/12/3

早速のたくさんのレビュー、ありがとございます!!!
まともに出荷してまだ半月しか経たないのにこの数。。。わなわな♪
引き続き、楽しみにしています!
(KR-CLUBでのレビューもよろしくお願いしますネ(汗)

こちらのエントリーもどうぞ♪

KR93SP、深度の青チャンネル

この記事を含むタグの全記事リスト: eco-lamps KR93SP LEDライト

連日お送りしておりますKR93SPフルスペ特集♪
老若男女、アクアに関わる方なら、良くも悪くもハラハラ・ドキドキ・ワクワク・ビクビク?されていることでしょうともっ♪笑
おかげさまで今月はKR93SP関連の記事だけでも過去3日間で1,500PVを超えました♪
いやぁ~エイジまいっちんぐ~♪ そうよ初老よ~♪

KR93SPフルスペクトルエディションが誇るもの。
それは、本当の意味でメタハラを凌駕する“太陽”の白チャンネルと、
目的の水深スペクトルで日照変化を再現するための“深度”の青チャンネルです。
フルスペクトルなのに操作性に優れた2チャンネル構成だなんて、超クールでしょ?

と言う訳で、今回は「水深スペクトル」と言う夢の機能を可能にした“深度”の青チャンネルについてご紹介しましょう。

KR93 KR93SP

まず、改めてKR93ノーマルとKR93SPフルスペのスペクトルを比較してみましょう。

KR93 KR93SP スペクトル比較

こうして比較すると、如何にフルスペが優れているか、如何にノーマルが劣っているか、のように見えますが、そんなことはありませんからね(汗)。フルスペが凄すぎるんです♪
元々、eco-lampsのKR92の時代から、著名なサンジェイ博士にも取り上げられ、そのサンゴ飼育への有効性を実証された記事(英語)にもあるように、KR92/KR93は、まだ国内でこそ体験者は少ない(ネット界では)ものの、世界的に見ればその恩恵にあやかっているアクアリストは多いのです。
英語圏Google検索 「KR92 LED Coral」 「KR93 LED Coral

国内のKR92/KR93ユーザーさんの記事も少しだけ集めてみました。漏れてたらごめんなさい。最新順です。

話が逸れましたが、そう、あくまでもKRシリーズは既に年単位のサンゴ飼育の道を確立してきたということ、それが言いたかったのです。それが今回、KR93SPフルスペクトルエディションが登場したことで、やや地位が脅かされただけのこと。。。

わて、エライもん作ってもうたんやわ~♪曝

元々、KR92/KR93が成功したのは、以前も少し触れましたが、早い段階で集光レンズを採用したことは勿論のこと、白色LEDとしては高色温度の12000-15000Kの超クールホワイトLEDを採用したこと、そして極めて濃く深い青色光を放つ450nmのロイヤルブルーLEDを採用したことに起因します。特に12000Kの白色LEDを採用した点に関しては本当に見事で、これにより白色LED特有のシアン500nmの欠乏が相対的に緩和され、スペクトルバランスが少し水深のあるリーフ環境に見事にマッチしたため、それまでのLEDライトにありがちな生体へのストレス・負担が軽減されました。

しかし、そんなKR92/KR93にも、少しずつ問題点が見えてきました。それは、ユーザーなら既に体験されているかも知れませんが、比較的深場のサンゴ~浅場のソフトコーラル等は良いとして、超浅場のサンゴ、特にブルーやバイオレットのサンゴの色揚げ・維持が意外と難しかったという点です。何故でしょうか?
それは、色鮮やかなサンゴが持つブルーやバイオレットの蛍光タンパクを励起・発色させるためには、それらの色より低い波長であるUVや420nmの波長を当てる必要があったからです。そう、成功者と言われたKRシリーズでさえも例に漏れず、ロイヤルブルー450nmより下の短波長は含まれておらず、それらのサンゴの要求に十分に応える事が出来ていなかったのです。そのため、メインのLEDライトに対して、UV+バイオレットの補助のためにメタハラを、と言う構図も生まれました(笑)

そうして計画されたのがKR93のフルスペクトルバージョンの製作でした。ご存知の通り、予約受付から既に約3ヶ月、試作時から見れば正味4ヶ月以上も掛かってしまいました。とは言え、その分、完璧なスペックを実現できたことは、先日からの報告の通りです。
ぶっちゃけ、設計段階で次々と出てきた欲求は、全て叶えました♪笑
その結果、白チャンネルだけで太陽に迫るメタハラスペクトルを召喚し、さらに水深設定を可能にするためのワイドバンド青チャンネルも実現しました。もちろん、その青チャンネルは、それ単体で深場の水深スペクトルを再現しなければなりません。

そうしてできたのが、“深度”の青チャンネルです。

KR93 KR93SP 青チャンネル比較

青チャンネルを構成するLED群は、UV 400nm、BlueViolet 420nm、RoyalBlue 450nm、そしてBlue 475nmです。配列にもこだわり、単純に波長でソートせず、波長の高低を交互にすることで、全ての波長をバランスよく水槽全体に満遍なく配光できるようにしました。そうして、およそ400nm~500nmまでのワイドブルーバンドを見事にカバーする“深度”の青チャンネルが完成しました。

ここで、以前にも貼った海洋の水深スペクトルをご覧ください。当時はまだフルスペ設計バージョン1の段階でしたので、設計スペクトルがちょい恥ずかしい内容でした(汗)が、今思えばこの時点でも既に何名ものご予約を頂いてましたから、その方々に対して最終的にフルスペ設計バージョン3を納品できたことは、凄く嬉しく思います♪

さあ、こんな水深スペクトルを水槽でも再現してみたいと思いませんか?
しかも調光タイマーで日照変化が設定できますから、お望みの水深の光環境を日照変化付きで再現できるなんて、もう夢のようですよね♪
これからのスタンダードは、水深スペクトル&日照変化♪ 間違いないっ!

KR93SP 水深スペクトル設定例

この水深スペクトル設定例は、KR93SPの取説に折込で入れてありますので、是非参考にしてみてください。もちろん、好みに合わせて自由に調整されてOKです♪

大事なことなので、もう一度書いておきます。

KR93SPフルスペクトルエディションは、
“太陽”の白チャンネルと、
“深度”の青チャンネルを採用した、
業界初のメタハラ等価・フルスペクトル
・水深再現・システムLEDライトです!

ちなみに、初期ロットのうち予約販売済み分は既に出荷済ですが、残りの在庫分の初期ロットはただいませっせと組み立て中です。もうしばらくお待ちください。尚、12、18、24、30インチは既に完売ですが、36インチ以上はまだ少し余裕がありますので、ご希望の方は品切れになる前にお早めにポチッとどうぞ♪
応援市場 > ブルーハーバー > KR93SPフルスペクトルエディション
二期ロットの予約受付はまだ日程が未定です・・・汗

こちらのエントリーもどうぞ♪

KR93対KR93SP

この記事を含むタグの全記事リスト: eco-lamps KR93SP LEDライト

早速、KR93SPの記事をいくつか見つけました。
ご参考まで。

きょっちゃんさん - KR93SP 24”
http://www.1023world.net/city/lightning/review-1322840824

タツ太郎さん - KR93SP 30”
http://tatutarou.blog26.fc2.com/blog-entry-254.html

さて、今回は、KR93ノーマルとKR93SPフルスペを比較してみます。
特にこの両者を知る人は、明るさが結構違って感じるでしょうから、その不安を解消してあげようと思います♪

KR93 vs KR93SP

まずは、スペクトルの違い。

KR93 vs KR93SP スペクトル比較

フルスペモデルは、光エネルギーのほとんどをUV~青の帯域へシフトしています。
その分、どうしても人間の目には暗く見えてしまいます。。。

でも、PPFD(光合成光量子束道度)を比較すると、そこまで極端な差はありません。

KR93 vs KR93SP PPFD 3Dグラフ

KR93 vs KR93SP PPFD 2Dグラフ

これらの違いを簡単に説明します。

まず、人間の目の光の感じ方は比視感度で表されます。
人間の目は緑色がもっとも強く感じ、そこから色(波長)が遠ざかっていくと、例え緑色と同じ光エネルギーであっても暗く感じてしまうのです。だからよく「UVや青のLEDは直視しないように!」と言うのはそのためです。UVや青の光は暗く見えるのでつい直視しがちですが、これが緑ならとても眩しくて見つめていられない光強度がありますから、下手をすると失明の危険があります。特にUV~青の波長は光エネルギーが強いから尚更です。

KR93 vs KR93SP 比視感度比較

と言う訳で、上記グラフのように、比視感度で両者を比較すると、およそ1.7倍の明暗差(図では面積比)が生じてしまいます(波長単位の光量でグラフの比率を揃えています)
その他、光束[lm]や照度[lx]も、この比視感度が反映されています。

しかし、放射束やPPFDなどの光エネルギーで表される値には比視感度は反映されておらず、極めてフラットな特性で表されます(PPFDはやや右肩上がりに強調されます)

KR93 vs KR93SP PPFD比較

と言う訳で、この場合、両者のPPFDにはおよそ1.4倍の差しかありません。
要するに、実際の光エネルギーの差以上に、人間の目は大げさに明暗差を感じている、と言うことになりますね。

KR93ノーマルからKR93SPフルスペに乗り換えて暗く感じても、ご安心を♪

ちなみに、この実際の光エネルギーの差と言うのは、やはりフルスペクトル実現のために犠牲となった光量です。一般的に青や白のLEDは需要も多く、日々効率も光量も改善されており、比較的明るい製品が多いのですが、その以外のUVや420nmなどは需要が少ないため、また半導体の特性やコスト等の問題もあってか、やや光量的に控えめなのかも知れません。そうした要因が積もり積もって、今回の差となって現れているのでしょうね。

最後に、それぞれの実測値を参考に載せておきます。

30cm測定データ KR93 24” KR93SP 24”
PPFDピーク 全灯 737μmol・m-2・s-1 648μmol・m-2・s-1
白ch 493μmol・m-2・s-1 475μmol・m-2・s-1
青ch 235μmol・m-2・s-1 195μmol・m-2・s-1
照度ピーク 40,100lx 35,700lx

意外と思ったより少ない差に収まって良かったです♪

また、浅場のSPSを十分に育成するには、最低でもPPFDで300~500μmol・m-2・s-1が必要と言われているので、その意味でも今回のフルスペは余裕でスペックをクリアしているので非常に大満足です♪

こちらのエントリーもどうぞ♪