一体これ何のブログなんだろう?
いいえ。ケフィアです。
数日前からファンヒーターが着火ミスしたり立ち消えしたりしていたので、中を綺麗にお掃除することにした。
お掃除と言っても、れっきとした修理的なものだけど。
ファンヒーターの場合は余程運が悪くない限り、故障と言っても「汚れ」 や「詰まり」がほとんどで、本当の意味で電気系統が逝っちゃうことは極希です。
なので、「基本的には」該当箇所のクリーニングで症状は改善されます。
とは言え、きょうび色々とうるさいご時世なので、電気店・メーカーなどでは該当部品をすべて交換しちゃいます。下手な修理で不完全燃焼なんか起きたら大変ですからね。
以下、修理に心得のない方は絶対に真似しないでくださいね。
やるなら自己責任で。でもやらないで(汗)
さて、今回の症状を分析していくと、
- 着火ミス → ガス(気化した灯油)がうまく出ていない?
- 立ち消え → 上と同じ、あるいは炎検知に失敗している?
1.については、もし完全に点火動作(ジー音)自体していないなら、イグナイター不良なんかも視野に入ってきます。
また、点火プラグ自体がよほど汚れまたは変形している場合もやはり着火に至らない症状となります。
今回は点火動作には問題はなく、着火後に希に失火しちゃうだけなので気化器を疑います。
2.の立ち消えについては、実際にガスが薄い場合と、それを検知する側の問題とが考えられます。
よって今回のターゲットは、炎検知と気化器です。
その両方を改善すべく、ファンヒーターの分解を開始っ!
まずはフレームロッド(炎検知)の確認です。 写真右側の金属棒がそれです。
ちなみに左のが点火プラグ。
共にかなり汚れていたので、金ブラシでゴシゴシ磨きました。(本来は部品交換です)
思ったよりも汚れていたので、今回は単にこれが原因だったのかも♪
ついでにバーナーのメッシュも外して表面を綺麗に磨き、水道でバシャバシャ濯ぎました。
もちろん終わったら良く拭いて乾かすこと。
ちなみにこの白い汚れは「シリコン皮膜」というものです。
これがついてくるとフレームロッドの炎電流を妨げ、炎検知に支障を与えるのです。
大体2~3年も使ってるとこうした汚れがついてきますが、シリコンを含んだヘアケア製品なんかを部屋で使うと一発でこの汚れが付きます。ご注意を。
そして最後に気化器のチェック。
これこそ普段は交換しか改善方法がありませんが、僕は昔良く分解して中のタールを綺麗に掃除して復活させていたので、今回もそのつもりで・・・。
って、アレ? この気化器分解できません(汗)
ガーン。。。きょうびの気化器は完全に使い捨てなのかぁ。。。ショック。。。
強力なバーナーがあれば焼き切るなんて方法もあるけど、そんなもん持ってないし。。。
と言うわけで、今回は点火プラグとフレームロッドの掃除しかできませんでした。
あとは本体内部やファンのホコリなんかも綺麗に吸い取って、と。
燃焼テストOK。
とりあえず今のところ立ち消えは出てません。
直ったかな。
でもこのファンヒーター、おととし買ったんだけど、よく見たら本体に3年保証のシールが貼ってあるじゃん(汗)