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自作向け最新LED素子再々入荷!

ブログ エイジ 12:51 コメント0件
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先日ご案内した自作向け最新LED素子の入荷待ち分が入荷しました。

  • 530nm
  • 470+500nm デュアルチップ
  • 590+630nm デュアルチップ

合わせて、以下の人気素子も底をついたので増産しました。

  • 400nm
  • 420nm
  • 470nm
  • 500nm

そして今回の入荷分から小技を効かせました♪
その名もカップペデスタル仕様!
KRでは以前から採用してますが、チップを載せる台座を通常のフラット型タイプからカップ型に変更し、少しでも集光効果が得られる仕様になりました♪

自作向け最新LED素子にカップ台座を採用

元々は白色LED用(蛍光体を溜める形状)なんですが、このカップ台座を単波長LEDに使うとリフレクター効果で反射光が前面に出るようになるので、ちょっとお得なんです♪笑
と言っても価格は同じです♪

自作向け最新LED素子のカップ台座の集光効果

お判り頂けただろうか?笑

そして、発光色もご紹介しておきます。

自作向け最新LED素子の発光色

また、従来の470+500nmデュアルチップは、480+500nm(実測475+500nm)に変更になりました。

自作向け最新LED素子のスペクトル

また、従来の400+420nmデュアルチップに加え、400+430nm(実測400+425nm)もありますので、ご注文の際にご指定ください。
ご注文はメールでお願いします。

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max-s G2 160Wフルスペ化レビュー

この記事を含むタグの全記事リスト: LED LEDライト Maxspect スペクトル 紫外線LED 自作関連 電気系

以前、MAX-S160WについてのスレッドでMaxspect max-s G2 400 160Wのフルスペ化の依頼を受けましたが、ようやく調達していたパーツが全て揃ったので、先日ヘタレ金魚さんから本体をお送りいただきました。

Maxspect max-s G2 400 160W

光量確保のためのレンズキットオプションも装着済みでした♪

まずはオペ前の診断から。。。

Maxspect max-s G2 400 160W:15Wモジュール不点灯...汗

えっと、、、15Wモジュールが死んでますけど。。。汗
原因を調べたら、15Wモジュール自体は健在で、電源基板の方が死んでました(汗)

Maxspect max-s G2 400 160W 15Wモジュール用ドライバー死亡...

修理をどうするか確認したら、どうやら保証が無いとのことで、僕が修理することに。
とは言え、僕もこんな電源基板は持ってない。。。
とりあえず、基板の印字からDC60V出力のドライバーだと言うことは判ったので、逆算して電流はおよそ1000mA程度かな?と判断して、eBayで探して同等のドライバーを発注することにしました。ただ、eBayからの到着には時間が掛かるので、ドライバーが届くまでは取り急ぎ応急回路を組んで試験運転する事にしました。

今回の改造は、以前紹介したmax-s G2 230W ハイパワーフルスペ案に準拠した内容になります。ただ、各LED素子をコストダウンするため、Philips Lumiledsではなく、先日LEDGroupBuyから各種LED素子お取り寄せで紹介したLEDGroupBuyから安価なLED素子(とは言え出力も波長精度も前回確認済み)を調達することにしました。これで大体、半額程度になったかな?

Maxspect max-s G2 400 160Wフルスペクトル化の材料

注1) ノーマル15Wモジュールの両端電圧は約12V(4×3チップ)、対して今回eBayから調達した15Wモジュールの両端電圧は約9V(3×3チップ)なので、無難に駆動するべく、調達するドライバーは40V程度の仕様にしました。ノーマルの電源の仕様によってはこの電圧差20Vを吸収するだろうと思われますが、ノーマルの仕様が判らない以上、安全策として40Vのドライバーを選択することにしました。皆さんもこのレシピを参考にされる場合はその辺をご理解の上、自己責任でお願いします。但し、調達された15Wモジュールが4×3チップであれば電源を差し替える必要は無いでしょう。

注2) 1.25mmピッチコネクタ付きケーブルは、ライン基板側がコネクタ式に変更されたmax-s G2後期モデルで必要になります。旧モデルは基板に直接ケーブルを半田付けする形式なので、コネクタ付きケーブルは不要です。

換装後のLEDデザインはこのようになりました。

Maxspect max-s G2 400 160Wフルスペクトル化のLEDデザイン

  • 1ch (UV/4モジュール): 395nm×2 + 420nm×2
  • 2ch (白ch/18素子): NW×10 + 475nm×4 + 495nm×4
  • 3ch (青ch/18素子): 450nm×6 + 475nm×6 + 495nm×6

換装後のスペクトルはこの通り。

Maxspect max-s G2 400 160Wフルスペクトル化の完成スペクトル

15Wモジュール回路は即席電源につきノーマル時の8割ちょいの出力になってますが、それでもKR並のUV帯域が確保できました♪

ワイドバンドブルー・フルスペクトルの完成です!
これでオージーの蛍光タンパクも攻略できるでしょう~♪

さ、肝心のドライバーはいつ届くかな。。。笑

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秋の夜長に暇つぶし

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・・・10分しか潰れなかった(曝)

これです↓

マルツパーツ照度計キット

近所のマルツ電波でパーツを物色していたら見つけました。
新日本無線の照度センサーNJL7502Lを使った、超シンプルなアナログ照度計です♪
マルツパーツオリジナルで、価格は1500円也♪
ま、シンプルすぎて暇つぶしにもなりませんでしたが(汗)

ちょいちょいと完成です。

マルツパーツ照度計、完成♪

うほっ♪
ちゃんと測れるぜぇ~?

ところで、興味があったのは心臓部の光センサー、新日本無線のNJL7502Lです。
一見、見た目はただの砲弾型の緑LED???
でも極性はあくまでもコレクタとエミッタで、アノード・カソードではありません。

新日本無線製 照度センサー NJL7502L

ほほぉ。。。
赤側(長波長側)の感度はダレてるけど、青側はかなり比視感度に近いですね。
青のウェイトが高いアクア用途には向いてるかも?

ちなみに10年前に作った秋月の照度計キットはもっと複雑で、センサーにはシャープのBS520を採用していました。

シャープ フォトダイオード BS520

こちらは、赤側はNJL7502Lよりも切れが良いけど、青側が・・・。
400nmにも敏感なセンサーでした(汗)
道理で色温度の高い光源の照度が高かった訳か。。。

で、試しに検索してみたら、より精度の高そうな照度センサーがありました。
パナソニックのNaPiCaです。

パナソニック 照度センサー NaPiCa

価格も安いし、これ使えば良いんじゃない?
そしたら回路変更とか、もう少し秋の夜長を潰せるかな?

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