宮古島二日目は、OKマリンクラブさんを利用してのダイビングとなる。
朝の8時頃、ショップから送迎の車がホテルまで出向いてくれた。
イントラさんによれば、宮古島は地形を楽しむダイビングがメインとのこと。
普段ならガイドもお構いなしにヤドカリオンリーを満喫するところだが、
せっかくの宮古島ダイビング、この青い海を堪能しない手はない、と言うことで、
今回ばかりは「本来のダイビングを楽しむこと」に専念することにした(笑)
実際、僕はかなり堪能できた。
透明度はいまいちだったが、それでもいつもの比ではない。
サンゴの色も本土では見られない鮮やかなモノが目立つ。
また、魚もショップでしか見かけないようなモノが多い。
そして何より水温が高いと言うことが有り難い。
実はこの遠征の初日、なるべく荷物を減らすために、
5mmのウェットが本当に必要かどうか随分悩んだ。
そして関空への道中、急遽誰かさん(1)に電話して、
最近の沖縄方面の水温をネットで調べて貰った。
その結果、5mmのウェットは必要ないだろうと判断し、
関空に着いた時点で、一か八か車に残して来てしまった。
しかしそれが正解だったのだ。
しかもこの日のダイビングはポイントを問わず常に29度オーバーだったので、
3mmのスプリング(半袖)でも全然余裕で潜っていられたのだ。予想以上だった。
越前海岸を5mmでブルブル震えていた僕にとって、こんな幸せな水温はない。
と、能書きが長くなったので、そろそろ本編へ。
まずは1本目、アーチを楽しむ。
こんな大きなアーチは初体験。いや、アーチ自体初めてかな。
って、まともな「ダイビング」の記憶が無いかも。。。
そこで、ヤドカリはそこそこに、基本は海中散歩を楽しんでみる。これぞダイビング。
ガイドさんのホワイトボードをこんなに頻繁に見たのはいつ以来か。。。
そしてエキジットでは誰かさん(3)のおかしなフェイント風エキジットを見て楽しむ。
なぜイントラさんが差し伸べた手を直前で振りきって大海へ泳ぎ出す???
なのでイントラさんに追いかけられて首根っこを捕まれることとなる。
2本目もアーチ。
アーチを過ぎると、今度はライトで照らしながら真っ暗な洞窟の中へ。。。
うーん。これは絶対に初体験。面白い。。。
ナウ、その時だ。
壁に空いた小さな窪みをライトが横切った瞬間、僕のヤドカリアイは見逃さなかった。
僕のヤドカリレーダーが鋭く反応したのだ。
と同時にアズスーンナズ、脳内図鑑が瞬時に解答をはじき出す。
Pseudopaguristes shidarai (通称:シダラミギキキヨコバサミ)だっ!!
午前の部、興奮はルーと共にトゥギャザーで終了。
しかしまたもや誰かさん(3)のフェイント風エキジットが目に入った。
それ、なんの真似なのだ???
つづく。