タグクラウド
直訳すると「タグの雲」を意味し、雲のように表示されるタグ文字列が大小さまざまに浮かんでいるように見えることからこの名前が付けられた。
ウィキペディアより引用
今までみなさんのブログでこの「タグクラウド」というものを見かけることはあっても、あまりクリックもしたことがなかったし、興味もなかった。と言うか、そもそも何のためにあるのかいまいちよく判らなかった。しかし、最近になって自分の記事がぼちぼち増えてくると、なんとなくその存在意義が見えてきたように思う。
まず一般的にブログとは、記事が延々と増殖していくにしたがって、古い記事がどんどん奥へ奥へと追いやられてしまう仕組みだ。そうなってくると、一見有り難そうに見える「カテゴリー」や「アーカイブ」などの誘導だけでは、とてもじゃないが必要な情報を思うように辿ることはできなくなってくる。記事が多ければ多いほど、分類と時系列だけでは目的地が一向に見えてこないのだ。
しかしインターネットをブログから始めた世代にとっては、これはごく自然で当たり前の事なのかも知れない。そんな流れを見て僕も少しでも馴染もうと励んでいたが、いまひとつこのブログというモノは苦手な分野のひとつだった。そしてやはりそれは僕がソフトや手打ちでウェブを作り始めた世代だからだろう、と理由づけていたように思う。
でもよく考えてみると、今さらながら悟ったかも知れない。ブログとはまさに日記なのであって、ホームページとは比べるモノではないということを。
おわり。
いや、終わらない。
ブログを見ていていつも感じていたこと。それは僕が知っているホームページの快適さを、どうしたらブログで実現できるだろう、ということだ。そして真っ先に思いつくもののひとつに、サイトマップが挙げられると思う。先日のサイトマップXMLの話ではなく、本来のサイトマップの方だ。
例えば僕の1.023worldでは、全てのページからほぼ一発で目的地に移動できるようになっている。サイトマップの便利さを、全て左メニューに集約してあるのだ。
また、移動中は常に該当コンテンツのサブメニューが自動的に開くようになっていて、且つ現在地もハイライトしてあるので、まず迷子にはなりにくいはずだ。これは僕なりに考えたユーザビリティの形である。
そしてそれは、本来ネットサーフィンとは情報の収集にこそ集中すべきであって、それ以外の部分でリソースを消費させるのはナンセンスだ、と言うところから来ている。
ココは誰。私はどこ。これではうっかり目的も忘れてしまいそうだ(笑)
そこでタグクラウドですよ。
そんなブログとホームページに見られる深い溝を少しでも埋めてくれるのが、僕はタグクラウドかも知れないと思えてきました。
ブログのカテゴリーがホームページで言うメインコンテンツならば、タグクラウドはホームページで言うサブメニューに近い期待感がありませんか?
どこにどんな情報があるのかカテゴリーだけでは判りにくいブログにとって、タグクラウドはまさに情報そのものの在処を示す道標と言えそうです。
うーん。。。なんかウェブ屋っぽい講釈だ(汗)
さて、これで右下に新設したタグクラウドが神々しく見えてきましたか?(曝)
実は僕は今まで記事にタグ自体打っていませんでしたが、このためにわざわざ過去に遡って全ての記事にタグ打ってきたっての。
しかも設置するのにちょっと手間取っちゃったので、また備忘録しておきます。
WordPress でタグクラウドを設置する方法は主に以下の2通りありました。
僕は1.を済ませてから2.の存在を知ったのでムキーでした(笑)
WordPress では少し前からタグクラウドが標準装備だったそうで、管理パネルの「外観」から「ウィジェット」を選択すれば簡単に配置することが出来るのですが、僕の場合はテンプレートが古くて対応していませんでした。しかも1.023world専用に組んであったし。
で、わざわざ古いテンプレートをウィジェット対応に書き直し、実装が完了したと思ったら、実は他のテンプレート同様、PHPのタグを一行書くだけで実装可能だったのでした(曝)
ちなみにこんなの。
<?php wp_tag_cloud(); ?>
たったこれっぽっち書くだけでOKって、うおーいっ。
この記事ホントは、この「うおーいっ」が言いたいだけだったりして(汗)
最後に、以下のタグクラウドも検討したけど、日本語が文字化けすることと、仮に日本語対応にすると軽く2MBくらいになっちゃうので却下しました。
FLASHタグクラウド WP-Cumulus
日本語使わない人にはお勧めかも♪
WP Cumulus Flash tag cloud by Roy Tanck requires Flash Player 9 or better.